化粧品研究者こまっきーの語り部屋

化粧品研究者こまっきーが普段考えていることを書き留める、日記のようなもの。

2024-11-01から1ヶ月間の記事一覧

信じれるものを探すのではなく、自分で判断する。

「じゃあ、どうすればいいの?」これが口癖になっていないでしょうか。もしくは、そのような思考になっていないでしょうか。 化粧品研究者ということもあって、肌の相談を受けることがあります。肌というのは肌だけを改善すれば良いわけではなく、全身のこと…

表舞台で裏話をする時代。

昔はメディアの表舞台がテレビや新聞だとすれば、裏舞台は週刊誌でした。なので、テレビや新聞の方が正しい情報という認識があったので、週刊誌で取り上げられる内容は「嘘やろお?」と思う内容が多かったです。「嘘やろお?」と思うような内容でも、表舞台…

サーロインを食べれない若者と食べれる元気なおばあちゃん。

かなり前に、テレビで毎日サーロインステーキを食べる80歳のおばあちゃんが取り上げられていました。当時20代後半だった僕は、「今でもサーロインステーキ1枚も食べられへん。」と思いました。半分食べたら気分が悪くなりそうです。 とはいえ、サーロイン=…

気にするから、悪くなる。

化粧品の研究をしていると、肌の悩み相談をいただくことがあります。よくあるのは毛穴の悩みで「鼻の毛穴が気になって、色々してるんですが、あまり良くなりません。こまっきーのスキンケアを使えば良くなりますか?」という相談です。僕は「どういう時に気…

自分のキャラは相手次第。

大学生は就活の時期に近づいてくると、自分について考えないといけなくなります。就活の時には自己PRというものがあったり、長所や短所を聞かれたりするので、その時に話す内容を考えるために、自分について考えます。就活の面接する側を経験した僕からすれ…

“やりがい”を求めて苦しんでいく。

“やりがい”この言葉があちこちで言われるようになったのは、いつからなのでしょうか。少なくとも、僕が就活をしていた2013年にはもうすでに“やりがい”は連呼されていました。会社説明会に行っても、“やりがい”を感じれる職場であることをアピールしたり、営…

「このスキンケア良いの?」と聞かれても、困るんです。

僕がまだ化粧品の研究所に勤めていた頃、知人から「なあなあ、最近こんなん流行ってるけど、これってどおなん?」や「このスキンケア買おうと思ってるねんけど良いんかな?」とかそういう相談がありました。 化粧品の研究をしていれば分かるだろうと思ったの…

生活の知恵、料理の小ネタ。

今週のお題が生活の知恵だったので、今回は僕の生活の知恵を話そうと思います。自分には知恵と言うほどのことではないと思っているのですが、周りから「すごい。よくそんなん思いつくな。」と言われたことを紹介したいと思います。 色々ありますが今回はは料…

優しくなるには失敗を沢山経験しないといけない。

高校でラグビー部に所属していた僕には、こんな疑問がありました。「なぜ怪我をすると、ダメになってしまうのか。」レギュラーだった先輩が怪我をすると、そのままレギュラーに戻れなかったことがあります。僕は「一度骨折などの怪我をしてしまうと、元に戻…

子供の頃に好きだったアニメや漫画でわかる自分の好き嫌い。

昨日、高校の部活動、吹奏楽部をテーマにしたアニメ“響け!ユーフォニアム”を観たことで、思い出した僕の部活動のことを書きました。そのときにスイミングスクールの選手コースに所属して、大会に出ていたときに楽しかったのは、控え室で同じ選手コースの子…

集団行動は魅力的に見える。

最近、前から気になっていたアニメ“響け!ユーフォニアム”を見始めました。高校の部活、吹奏楽部をテーマにして、京都の宇治が舞台の京アニの有名作の1つです。 吹奏楽ということもあり、女子の登場人物の割合が多いのですが、僕は「私にも出来るかなあ?」…

無くなっていく大きなお家。

一昨年くらいから、僕が住んでいる街では家の工事が盛んになりました。それも大きなお家の取り壊しが多いです。大きなお家ですから、それなりの資産家を家だと考えられます。なのでその前を通る度に「次はどんな家を建てるのかな。」とブルーシートみたいな…

広がっていくエンタメ化とその影響力。

俳優といえば、ドラマや映画ではあんなに演技ができるのに、バライティに出れば全然喋れなくて、そのギャップにビックリしたことがあります。ドラマや映画を見ていると「凄いなあ。」と思うシーンを見ていると、日常でもリアクションが大きいのかと思ってい…

大人は子供より、色んな人の気持ちがわかるはず。

子供の頃は相手の気持ちが分からなかったので、自分の気持ちばかり考えていたと思います。先生にぐちぐち言われて、「あの先生はいつもうるさい。」とか「俺だけに厳しい。」なんて感じたことがあると思います。そんなとき、たまに他の仲の良い先生にその話…

優秀な営業マンはAIよりも凄い。

化粧品業界では、原料を仕入れる時は原料メーカーから直接仕入れるのではなく原料ディーラーが間に入ります。ネットが普及し、調べればなんでも出てくる時代になると、「ディーラーというポジションはなくなるのではないか?」と思うことがあります。 化粧品…

差別化や付加価値思考で見失う本質。

僕は差別化や付加価値という言葉が好きではありません。差別化とは、同じような商品でも他社製品とは違う部分、優れている部分を作ることです。便利さや機能、価格など「この商品はココが凄い!」と言われている部分がメーカーが差別化した部分です。付加価…

台風を見よ。

テレビを観ていた頃は、流し見をしながらご飯を食べていました。好きな番組だとご飯を食べるのを忘れて、テレビに見入ってしまって、よく親から怒られたものです。そういうこともあって、子供が好きな番組を観ることは食事中は禁止になっていた時期もありま…

共働きが結婚を遠ざける。

以前から僕は共働きの普及は良くなかったんじゃないか?という記事を書いています。女性が働ける社会といって、働き手を増やしたから給料が伸びないのではないかと考えています。利益から給料分は決まっているでしょうから、利益は変わらず人数が増えれば、…

始まる多極化国会。

首相指名選挙が行われ、石破さんに決まりました。「どの党が誰に投票したのかな。」と思って、結果を見てみると、1回目は各政党の代表者に投票し、決選投票の時も同じく各政党の代表者に投票していたので、1回目と結果は変わらず、ほぼ無効票となっていまし…

昭和の活気はお金だったのか?

令和に入ってから平成のことを“失われた30年”と言われていることに慣れてしまったからか、お金のことばかりに目がいくようになってしまっていることに気づきました。 なぜ失われた30年と言われているかというと、バブル崩壊以降、経済の低迷が続いたままだか…

水分を飛ばさないスキンケア。

僕は化粧品の中でも主にメイクを作る下請けの化粧品会社で働いていました。下請けの化粧品工場は大体スキンケアとヘアケアの工場とメイクの工場に分かれます。例えば化粧水100mlを1000本作ろうと思うと、100L製造できる釜が必要になります。シャンプー500ml…

研究ベースの営業マン。

僕は化粧品の研究者です。高校生の頃に「化粧品の研究をしながら、自分で商品を販売したい。」と考えて、化粧品会社の研究職に勤めました。高校生の頃はヘアスタイルに興味があったので、ヘアワックスを作りたいと考えていましたが、働いていた会社は主にメ…

好きを仕事にすることの間違った考え。

僕が社会人になった頃くらいから、“好きを仕事にする”という言葉が出てきました。それっぽい有名人もたくさん出てきて、「好きを仕事にしてどうだったか?」みたいな記事も出てきました。好きを仕事にしている有名人は、最初からテレビに出ていたわけではな…

子供には家事と仕事両方の観点を伝える。

僕の母は専業主婦です。なので子供の頃は、朝「いってきます。」をするときも、家に帰ってきて「おかえりなさい。」をしたときも、家には母がいました。僕は男なので、家事に関してはそこまでうるさく言われませんでしたが、姉妹は色々事細かく注意されてい…

SNSは怖い。

「テレビや新聞は信用ならない。」とSNSで発信し続ける人が増えてきて、僕も数年はその流れに乗っていました。SNSで話されていることの方が「なるほど。」と思ったからです。しかし最近は、SNSもテレビや新聞と変わらないか、もしくはSNSの方が怖いと感じて…

やかんでお茶を沸かさなくなってきた辺りから。

小学校の頃、友達の家に遊びに行き、部屋で遊んでいると、友達のお母さんがジュースとお菓子を持ってきてくれました。お母さんが家にいない時は、友達が勝手に冷蔵庫を開けてコップにお茶やジュースを入れてくれるのですが、お茶をもらうとしたら、冷蔵庫か…

深呼吸できる人は健康の証。

数年前に夜寝れない日が続いて、困って調べてみると深呼吸をすることが良いと書いてありました。そこで僕も深呼吸をやってみたことがあります。「こういうときはラジオ体操のように動画で一緒にやったほうがやりやすいだろう。」と、YouTubeで検索して、10分…

近所付き合いは戻ってくるか。

僕が小学生の頃は近所付き合いというのが、まだありました。近所と言っても結構広くて、家の周りや同じ町内だけではありません。友達の親と自分の親が仲良ければ、友達の住む町内は近所付き合いのようになります。祖母が同じ最寄駅に住んでいたので、祖母が…

雨上がり後の気温の変化に要注意。

秋は雨が降るたびに少しずつ気温が下がっていきます。同じような季節の変わり目である春と違って、風が強くないので比較的穏やかに気温が下がっていくのが秋の特徴です。ですので、台風が過ぎ去り気候が安定してくる11月は1年で一番過ごしやすい時期です。 …

スターのストレスは誰が受け止めるのか。

2018年に「越路吹雪物語」というドラマが放送されていました。このドラマは名曲“愛の讃歌”を日本に伝えた、有名なシャンソン歌手である越路吹雪さんの物語です。当時、僕は越路吹雪さんのことは知らず、お昼ご飯を食べている時に母がこのドラマを見ていたの…