化粧品研究者こまっきーの語り部屋

化粧品研究者こまっきーが普段考えていることを書き留める、日記のようなもの。

こんなに気を使っているのになぜ肌は荒れるのか?

あけましておめでとうございます。

 

ほとんどの人が正月休み最後で「今日くらいはゆっくり・・・」と考えている方に送る、

「こんなに気を使っているのになぜ肌は荒れるのか?」

の回です。

 

前回は肌(表皮)のターンオーバーの話でした。

 

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スキンケアでケアできるのは表皮のターンオーバーのほんの一部の部分で、剥がれていってしまう肌をケアしている。そして剥がれていく周期が乱れると肌も乱れる。

 

という話でした。

 

そのためにみんな色々な方法で肌がキレイになるように努力しています。

スキンケアや、サプリメント、美容機器を使う人もいれば、運動をする人もいるでしょう。

 

それでも肌は荒れます。

それもちょっとしたことで。

 

それは何故かというと、肌は外からの刺激と内からの刺激を非常に受けやすいからなんです。

 

・外からの刺激

外からというは、紫外線のダメージや乾燥や温度によるダメージ、または切り傷などの物理的なダメージのことです。

紫外線によって肌はダメージを受けますし、湿度が低く乾燥していると、肌表面が乾燥します。

 

・内からの刺激

内からというのは、胃や腸の不調によるダメージ、ストレスによるダメージ、循環が悪くて起こる浮腫みなどのことです。

食べ過ぎによる胃腸の不調やストレスでなんだか食欲がわかない時、足がむくんでいてだるい時、お菓子を食べすぎた時などは肌に影響が出やすくなります。

 

外からは化粧品でケアすることや自分自信の回復力を使ってケアすることが出来ます。

厄介なのが内からの方で、内からのダメージはなにが原因で起こっているのか判断が難しいのです。

もっというと、外からの刺激なのか内からの刺激なのかの判断もあるのですごく難しい。

 

最近はすぐストレスだストレスだと言いますが、ストレスは心理的や環境的や物理的、色々な刺激をストレスというので、ストレスで不調になるのは当たり前のことです。

 

問題は何が原因で起こっているのか?

原因を見つけることが大事になります。

 

例えば、「食欲がない。」

胃腸の働きが悪いので胃腸の働きを良くする薬を飲む。

果たしてそれでいいのか?

胃腸の働きが悪くなる原因は、食べすぎや飲み過ぎによる胃腸の働き疲れだけでなく、心理的によるダメージで胃腸の働きが悪くなることもありますし、身体が冷えていたり熱があると胃腸の働きが悪くなり、食欲がなくなります。

また、花粉症の時期では鼻つまりがあるだけで、呼吸がしずらくなり、循環がわるくなるので、食欲がなくなります。

花粉症の方は、アレルギーの薬を飲んで鼻が通るだけで、気分が良くなったり、食欲が湧いたりする経験があるはずです。

胃腸の薬を飲んで効くのはこの場合、食べ過ぎなどで胃腸の働きが悪い方。ストレスの人が飲んでもあんまり効果はでないです。

 

このように、内からの刺激というのは行き着く場所が食欲がない。というだけで、それまでに様々な原因があり、その原因を見つけて、改善して、初めて食欲が戻ります。

 

肌も同じで、その原因をも見つけて改善してあげなければなりません。

しかし、外からの刺激か内からの刺激か、判断が難しく、何が原因かという判断も難しいので、

 

こんなに気をつかっても荒れるときは肌は荒れるのです。 

 

肌が荒れる→原因(乾燥or紫外線or胃腸orストレスなど)→それにあった改善。

 

この原因の見つけ方を次回?以降でお話します。

まず肌の基礎編を話し終えなければ。。。

 

こまっきー

 

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