僕の公園時代は中学生までだ。
小学生の頃はブランコやおにごっこ、野球をして遊んだ。
中学生になると、部活でラグビーを始めた。
同じ中学に進んだ幼馴染とラグビーで使うキックの練習をした。ちょうど、公園の端から端までがギリギリ僕たちの超えられない壁、「蹴ってもそれ以上超えない」距離だった。
練習に練習を重ね、ある時幼馴染は公園の端を超えるキックをした。
2人は喜んだ。
1人は内心悔しがった。
それ以来、何回か一緒に公園に行くものの、毎回超えるキックをして優越感に浸る幼馴染を見るのが嫌で、公園から離れるようになった。
嗚呼 嗚呼 公園の日々よ
嗚呼 嗚呼 公園の日々よ
こまっきー