化粧品研究者こまっきーの語り部屋

化粧品研究者こまっきーが普段考えていることを書き留める、日記のようなもの。

化粧品研究者が選ぶ、剤型だけでは判断できない。自分にあったファンデーションの選び方

こんにちは。

化粧品研究者のこまっきーです。

 

今回は今までとひと味違った“剤型だけでは判断できない。自分にあったファンデーションの選び方”のお話です。
メイク時間、化粧持ち、白浮き、ポイントの化粧崩れ、テカリ、などなどファンデーションは良し悪しを選ぶのに調査する部分が多くて、正解がわからなくなりそうです。

しかし、研究していて思うのが、一つ解決すれば、同時にいくつか解決できる。ということです。

1.化粧持ち≒化粧崩れ≒テカリ
この3つの症状は非常に似ています。一部崩れやすい部分の化粧が崩れ、素肌が露出することでその部分だけテカリがあるように見える。ファンデーションはマットに仕上がるので、ファンデーションを取れた部分はテカっていると勘違いしやすい。
または、化粧が崩れて素肌が露出した際に、乾燥してテカる。
化粧持ちがよくなれば、崩れることなく、テカる事なく過ごせるはず。

2.メイク時間≒1.
“時短メイク”が未だに流行していますが、僕はオールインワン、1本で終わらせるよりも、しっかりと用途別にアイテムを使用したほうが、化粧崩れは起こりにくいと考えています。また、実際に調査してみたところ、パウダーファンデーションの1本使いと、リキッドファンデーションとルースパウダーのメイク時間はほとんど変わりません。慣れるとリキッドファンデーションを使った方が早くメイク出来ました。リキッドファンデーションと比べて、パウダーファンデーションは粉が多いため、キレイに肌に乗せるのは時間がかかるそうです。
(これはこまっきーファンデーションでの検討なので、興味ある方は使ってみて下さい。)

www.komacky.com

つまり、時短するのがいいのか、メイク時間をもう少し作って、化粧崩れしにくいようにするほうがいいのか。メイク時間をもう少し作って欲しいと思います。

3.白浮き≒2
時短で1番起こりやすいのが実は白浮きだったりします。「1本で仕上げた感」を出すためにどうしてもカバー力が強くなりがちのように思います。

メイク時間、化粧持ち、白浮き、ポイントの化粧崩れ、テカリそれらはすべて繋がっていて本来の用途で使い分けるが1番です。

こまっきーファンデーションを研究するときに、それらすべてのバランスを考えて研究していました。その記事もありますので、よかったら覗いて見て下さい。

 

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こまっきー

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