化粧品研究者こまっきーの語り部屋

化粧品研究者こまっきーが普段考えていることを書き留める、日記のようなもの。

アトピー性皮膚炎をいろんな方向から勉強した結果。〜第2章気候・環境編〜

こんにちは。
化粧品研究者のこまっきーです。

「化粧品の研究をしながらこんなことも勉強してます。」
という紹介で、

アトピー性皮膚炎について

 

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 今回は
気候や環境編。
アトピーが悪化するときは、とにもかくも“疲れた時”。
前回は生活スタイルでのお話でしたが、気候や環境でも注意が必要です。

1.季節の変わり目による気温の変化はかなりダメージ。
もともと体力が少ないアトピーの人の体内では、同じように体力がありません。
風邪やインフルがどうこうよりも、普段、体温調節するだけでもシンドいんです。
ヒトは夏や冬関係なく1年中体温は一定です。

つまり、
暑い時は外の暑さに負けないように、体温を下げようと、汗を出し、

寒いときは寒さに負けないように、体温を守ろうとします。

これは身体の働きの基本で、結構エネルギーのいる働きです。
季節の変わり目に健康なヒトでも体調不良を起こしやすいのは、
日によって暑い時の働きと寒い時の働きをしているので、
普通に生活しているだけでも疲れます。

ずっと、お風呂のお湯を温めたり、冷やしたりを繰り返してる感じ、です。
火をおこしたり、氷を入れて冷やしたり、
かなり忙しないのがイメージ出来るかと思います。

元々体力がなく、疲れやすいアトピーの方にはかなりシンドいのが
“季節の変わり目”です。
更に季節の変わり目の春や秋は何かと行事が多く、
気をつけて、気をつけて、気をつけても足りないくらい
疲れてしまいます。

遊びや仕事を断れ。とまでは言いませんが、
ある程度セーブしないと、
疲れ切ってしまうと、健康になるのに時間がかかってしまいます。

また、帰って休むときも、部屋をある程度一定の温度にしてあげると、
身体は休まりやすいです。

2.温度だけじゃない、湿度が大事。
会社内にいてもあまり気にする人がいなくて不思議なんですが、
ウイルスは温度と湿度のバランスで活発になります。

20〜25℃で湿度が50%を切るとウイルスは活発になります。
梅雨前の時期、夏の終りから秋口、
季節の変わり目で雨の降らない時期は身体も疲れているので、
ウイルスにはもってこいなのです。

また、どうやら湿度を上げるだけではダメで、こまめな換気も必要だそうです。
つまり、家から帰ってきて閉まりきった部屋で加湿器を炊いても、
元々いたウイルスの働きはそんなに変わらないそう。
換気して、加湿することで部屋のウイルスを減らします。

そして、少し前の記事にも書きましたが、僕は空気清浄機、というのは反対です。
身体は常に動いていて、免疫も常に動いています。
菌はどこにでもいて、毎日ちょっとずつ免疫が働くことで、
急にウイルスが来ても、なんなく処理して風邪や体調不良が起こらないようにしています。

部屋を空気清浄機でキレイにするのは、免疫が働かなくなり、いざというときに戦えなくなります。
その1例に“花粉症”が近年急増加しています。
木や土が減った都会では身体が菌に触れる機会が減ったため、花粉症になったという説はずっと言われているアレルギーの原因の1つです。

温度変化が激しい時には無理をしない、出来るだけ休む。
家では丁度良い温度と湿度のキープが身体は休まりやすい。

気候と環境からアトピーの改善方法、でした。

次回、アトピー性皮膚炎をいろんな方向から勉強した結果。〜第3章 薬編〜です。

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