化粧品研究者こまっきーの語り部屋

化粧品研究者こまっきーが普段考えていることを書き留める、日記のようなもの。

アトピー性皮膚炎をいろんな方向から勉強した結果。〜第4章 衣服・睡眠編〜その3

こんにちは。
化粧品研究者のこまっきーです。
「化粧品の研究をしながらこんなことも勉強してます。」
という紹介で、
アトピー性皮膚炎について

 

www.komackyblog.com

 

 

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衣服・睡眠編。

前回、すっかり睡眠のことを話すのを忘れていました。

しかし、前の2記事を読んでくれた人は、衣服と睡眠の関係は気づいているんじゃないでしょうか。

1.ぐっすり寝るにはパジャマから!
アトピーで痒くて寝れない人は色々試していると思います。
1番多いのはリラックス出来る方法ですね。
ハーブティ、ストレッチ、アロマなどなど寝る前、起きてる間にできるだけリラックスさせて、睡眠中に掻かないようにする。

ぐっすり寝れるようにする。

初めて試したときは「これいいかも!?」と思っても
2回3回繰り返していくうちに効果がなかったり、逆に寝れなくなったりした経験があると思います。

「シャンプー初めて使ったときは良かったのに。」

と同じ感覚ですね。
初めてのときは前と少し質感が違うので、良く感じますが、次第に良いという評価が薄れていく。そして、また新しいシャンプーを買ってみる。
ここでいうと新しい方法を試してみる。
例えばカモミールティを飲んでいたら、ミントティに変えてみたり、アロマを焚いてみたりしてなんとか寝れるようにもっていこうと頑張ってしまう。

僕も同じように色々試しました。カモミールティ飲んで「寝れたな。」と思ったら夜トイレに何回も起きたり、アロマ焚いて「リラックスできたな」と思ったら数日立つと逆に目が冴えてしまったり。
多分、「これ飲んで(焚いて)リラックスしよう。」という無理矢理なスイッチの入れ方が良くなかったのでしょう。
行き着いた先が、パジャマでした。
今まで掻いてしまうので着なくなった肌着をパジャマにまわしていましたが、なんとなく気になってパジャマを買ってみたら、痒みが収まったんです。

2.肌が弱い人はガーゼ生地にするべし!
祖父がつかっていないパジャマをもらっていくつか試したところ、肌に優しいのは次の条件。

・2重ガーゼ生地

・襟があること

ガーゼパジャマはだいたい2重ですので、いわゆるガーゼパジャマです。綿100%はガーゼよりも硬いので、寝返りをうったりしたときに起こる摩擦力で痒くなってしまいます。
襟はあったほうがいいです。襟なし、ノーカラーのパジャマだと、首まわりに生地の折返しが入るので、その部分が固くて首が痒くなります。

3.布団カバー、シーツ、枕カバーも!
そして次に変えたのが、寝具のカバーたちです。今までは布団カバーはポリエステル、シーツ、枕カバーは綿だったんですが、布団カバーとシーツをガーゼに変えました。枕カバーはいいかなと思ってますが、綿100%じゃない人は綿100%にしたほうがいいです。首の裏の痒みがマシになるので。

ちなみに、布団カバーとシーツはここのものを。

http://www.sleeptailor.jp/shop/shopbrand.html

こういうのの判断基準は自分のところで作ってるか、です。
アマゾンなどで布団カバーや最近だとイヤホンなど多くありますが大抵は工場委託で商品を売る専門です。
スリープテイラーは自社工場で根っからの職人商品です。(楽天にもあります。)
ここの和晒2重ガーゼというものがおすすめです。
柔らかく、寝返りをうったときの摩擦もほとんどないので、布団のなかで痒くなりにくいです。
布団カバーは身体の前面、シーツは身体の後面に当たるので両方ガーゼにするのがオススメです。

なぜ衣服と睡眠なのか。
今、パジャマで寝る人は減ってるし、身につける素材もいつの間にか肌着からパジャマまで合成繊維(ポリエステルなど)になっています。
それが今の世の中当たり前なのかもしれませんが、それはビジネスサイドの考えです。

しかし、本当に良いのは
肌着の場合は綿、パジャマはガーゼ、アウターなどにウールや合成繊維と
用途によって生地は変わるし、変えるべきなのです。

パジャマや寝具カバーを変えるだけで意識せず、気持ちよく寝れるので、
是非一度、お試しください。

☆質問、相談は気軽にコメント、メッセ下さい。
こまっきー

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※顔を掻きむしっているアトピーの方にスキンケアはおすすめしません。