化粧品研究者こまっきーの語り部屋

化粧品研究者こまっきーが普段考えていることを書き留める、日記のようなもの。

エコだったプラスチック〜レジ袋編〜

こんにちは。
化粧品研究者のこまっきーです。

ゴミ袋が有料にかわり、プラスチックが悪者扱いされている昨今、
誰も口にしないのですが、
「プラスチックってエコじゃなかったんですか?」
ほんと誰も言わないし、認知度の高い人こそ悪者扱いするので
人々の頭の中ではプラスチック=悪者になっている。
僕は本当に不思議でちょっと調べてみました。

1.レジ袋はエコ。

www.shimizu-chem.co.jp

(清水化学工業株式会社のHPより)
このサイトを読んでもらえればわかるけれど、レジ袋は「石油のゴミ」から作った、まさに環境に配慮した袋です。
いくつかピックアップすると、
まずは紙袋との差について

・ポリ袋は紙袋の70%のエネルギーで製造可能。
・ポリ袋の輸送に必要なトラックの量は、紙袋の7分の1。
・ポリ袋の製造に必要な水の量は、紙袋の25分の1。
・紙袋は再生できるものと再生できないものがある。ラミネート加工されているものや紐の種類によっては再生処理できない。

そもそも、“残ったゴミから作る”のと、“森林破壊して作る”のと、
残ったゴミから作る方エコだから、プラスチックは生まれたんじゃなかったのか。
と思う僕の疑問は正しかったようです。

また、プラスチックについて
・日本のレジ袋使用量は石油のゴミ以上にはならない。
つまり、本来の目的で採取された石油から生まれたゴミだけで作ることが出来る。
・インターネット上に海中でウミガメの前に浮遊するレジ袋の写真が多数ありますが、ほとんどが捏造された合成画像です。そのような合成画像を商用販売しているWebサイトもあり、まさに環境ビジネスです。捏造合成画像が、現実以上に海洋ポリ袋ごみが多いと錯覚させ、ポリ袋のみが非難されます。
・ウミガメとポリ袋に関して、実際に調査を行った興味深い記事があります。
本当にウミガメはビニール袋を食べて死んでいるのか調べてみた。
http://ocean-wanderer.info/wwwp2/niconicogakkai6poster

良かったこちらも読んでみてください。

企業が、「これは捏造だ。」とはっきり言うということは、間違いないのでしょう。
何でも情報が手に入るいま、僕たちは世の大きい流れより、こういう小さなちゃんとした声をキャッチするべきです。調べたらすぐに見つかることですから。
「届けれない方が悪いんじゃない。」
じゃないんです。結局いくら情報が自由に行き交っても、調べずに手に入る情報は、結局は大きい流れによるもので、それはネットが広がる前と同じです。

レジ袋が廃止され、プラスチックが懸念され、ゴミで作るゴミがなくなり、
紙が再普及?で森林破壊が進むのか、
エコバックという名ばかりの、エコがビジネスとして成り立っているので、売れるエコバックを作るだけ作り、
「エコバックを作ること自体、エコじゃなくないですか?」
「レジ袋は無くなって、テイクアウト用のプラスチックはいいんですか?」
「バイオプラスチックって、結局は森林破壊して無理やり植物育てるんでしょう?」
と大きな流れが言っている環境配慮とやっていることの辻褄があわなさすぎて、
レジ袋有料の札やエコバックを売っているところを見ると、嫌な気分になります。

最後に、マイクロプラスチックについても

www.mag2.com

武田教授が明かす、金儲けのための「プラスチック汚染」という嘘
という記事です。
ここに書いてある、
「さらに奇妙なことは「プラスチックが小さくなると分解しにくくなる」という話だ。もしそんなことがあったらそれこそノーベル賞ものだが、物質が消化されたり分解したりするときには、体積に対する表面積の比で決まる。日常的にもお母さんが「よく噛みなさい!」と子供を叱っていることがあるが、細かくかみ砕くとよく消化できることは誰もが知っている。

それを知っていて「マイクロプラスチックは環境に残る」と言っているのは、いわゆる御用学者で、彼らは地位やお金のためには何でも言う。学問などまったく興味がないのだ。」
これを読んで「そうよなあ。」と思いました。
よく噛んで小さくしたほうが、よく消化出来るのに。ということですごく腑に落ちました。

とうとう、環境までもがビジネスになってきたようです。

こまっきー