化粧品研究者こまっきーの語り部屋

化粧品研究者こまっきーが普段考えていることを書き留める、日記のようなもの。

春は陽、熱が上がって、肌荒れる。

こんにちは。
化粧品研究者のこまっきーです。

今日あたりから日中はかなり暖かくなってきました。

そう、春です。

寒い季節が終わり、暖かくなってくる、気持ちい季節。
のはずが、昨年くらいから暖かくなるスピードが急激になりました。
昨日まで夜は-1℃だったのに、今日からは4℃まで上がり、
日中も10℃なかったのが、12℃、13℃と1週間で上がっていきます。

陰と陽。
冬は陰で夏は陽。
春は陰から陽に変わっていく季節ですが、
2月急に寒くなり、そして急に暖かくなっていく。
ここ最近の急な陰から陽のせいで、
火照り、のぼせ、赤ら顔、そして肌荒れと肌トラブルは起こりやすくなっています。

寒い冬は身体から熱が逃げないように閉じ込めていますが、
暖かくなってくると、熱を逃さないといけません。
春というのは、その準備であるはずなのですが、これだけ気温差が急だと、身体もついていけず、上手く逃がせずに身体に熱がこもってしまいます。
また、熱というのは上に上がっていくものなので、
春は上半身や顔の肌トラブルが起こりやすいというわけです。

なので、肌の肌荒れというのは必ずしも花粉などのアレルギーというわけではありません。
単純に冬の体質が抜けず身体に熱がこもっていて、気温上昇で熱が上に上がって顔に根痛がこもっているから、
顔がピリピリしたり、赤ら顔になったり、のぼせたりしていることもあります。
というかほとんどこの可能性の方が高いと思います。

じゃあどうすればいいか。というと
1つ目は、運動です。冬よりも、少し身体を動かして、上に上に上がってくる熱を、外に出したり、身体動かして、身体温めて、血流良くして、身体全体に熱が循環するようにします。疲れやすい人はあまり動かないほうがいいです。気温差の激しいときはむしろ休んで気温の変化と身体を見つめながら、気温が安定するのを待つか、疲れにくくなったら少しずつ動きます。
2つ目は、食事です。気温差が激しいということはそれだけ身体の中が気温に合わせて慌ただしく動いています。身体にはエネルギーが必要です。しかし春の気温差は食欲不振になりがちです。米や芋などの炭水化物、鳥肉などのタンパク質をしっかり摂ることを意識しましょう。
3つ目は、足を温めることです。熱が上に上がって篭りますが、足が冷えると、循環が悪くなり、上がった熱が循環せず、余計に顔に熱が溜まってしまいます。風呂に入って赤ら顔になる人は、半身浴にして下半身を温めることが大切です。
3つ目は、ゆっくりすることです。運動の疲れやすい人と被りますが、暖かくなってくると、なんだか気分が明るくなり、動きたくなります。なので、ふとした時に、ゆっくりするようにしてください。ゆっくり。という言葉を覚えておいてください。そうすると、春の慌ただしさに惑わされず、自分のペースで春を楽しむことができます。

春は本当に難しい季節になりました。
上下の激しいジェットコースターに乗っているみたいです。

適度に動き、冷えないように適度に温め、適度に休む。
そして食欲がなくなりがちになるので、しっかり食べることを意識する。
人それぞれ適度は異なります。
自分にあった適度を見つけ、春を楽しみたいですね。

こまっきー

www.komacky.com