化粧品研究者こまっきーの語り部屋

化粧品研究者こまっきーが普段考えていることを書き留める、日記のようなもの。

Venchiと僕

今ではすっかり有名になり、知らない人はいないチョコレート店となったVenchi。
しかし、僕はずーーーっと前から知っていた。
知っていたし、憧れでもあったVenchi。

5年前のホワイトデーの日、
これから会う人にバレンタインのお返しをしなければと、会う数分前に思い出し、
目の前の大阪駅のイカリスーパーに入った。

ホワイトデーということもあって、入ってすぐにチョコレートが並ぶ。
可愛い缶缶に入ったチョコレート
箱に入ったチョコレート
ご自宅用の袋に入ったチョコレート
どれもイタリア製で美味しそうなチョコレートのなか、ひときわ目立つVenchi。

それは、お菓子屋さんならではの、お菓子一個ずつ取って袋に入れる棚があったからだ。
いまVenchiにいけば体験できるが、チョコレートが種類ごとに棚に並び、味の紹介文を読み、欲しいチョコレートを選ぶというのは、ワクワクする。すごく、ワクワクする。

その時も「おぉ〜。」と感動し、自分用にも買って帰ろうか。と考えたがしかし。
1個200円する。
高い。高すぎる。
その日、お返しで10個ほど選んだ僕には、お返し用の選ぶという体験だけ満足した僕。
気軽に食べるなんて、滅相もない。
また、僕が成長し、堂々と買えるに買おう。
そう思って待ち合わせの場所へ行き、「せめてどこかで一緒に食べて1個だけでも恵んでもらえないだろうか。」なんてことを考えながらお返しにVenchiのチョコレートを渡した。
まだ無名だったVenchiにはなんの喜びもあるわけがなく、ただ「ありがとう。」の一言。

あれから4年がたった去年、突如として全国に現れたVenchi。
いきなり有名になったVenchi、

びっくりした僕は、ミーハーになりたくなくて、
「4年前から、目つけてたし。」と言い訳をしながら、Venchiのショップを横目でみながら通り過ぎる日々。

先月、やっと店に入ることができた。
別に僕はなんの成長もしていないけれど、もういいか。Venchiが有名になったのが悪い。と、チョコレート屋のせいにして見渡すチョコレートたち
美味しそうなチョコレート
ショーケースに入ったチョコレートの説明を受ける僕
冬なのにアイスクリーム(ジェラート?)を買う僕
多分、冬にアイスクリームを買ったのは初めてかもしれない。

その場で食べたアイスクリームも
家でコーヒーとともに食べたチョコレートも
すっごく美味しかった。

ダークチョコがおすすめです。

皆さんにはあるでしょうか。
「これが成功したら」とか、「年末恒例の」とかのスイーツやご飯。

僕はこの春、Venchiを卒業しました。

 

こまっきー

www.komacky.com