化粧品研究者こまっきーの語り部屋

化粧品研究者こまっきーが普段考えていることを書き留める、日記のようなもの。

子ども部屋に入る前はノックをして

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小学校高学年のころに、自分の部屋をもらった。
でも、全然自分の部屋感はなかった。
僕には女兄弟がいて、おそらくそのために部屋を別々にしたかっただけなんだろう。
母は子ども部屋という意識がなく、ベランダと僕の部屋が繋がっていることから、
朝と夜に部屋に入ってきて洗濯物を干すし、なにより
母が急にノックをせずに入ってくる。

「あんた、遊びに行く前に宿題終わらせていきや!」

「こないだてれびでさあ〜、紹介してた美味しそうなお店、どこやっけ?」

とノックをせずにいきなり入ってくる。
そして遊んでいる僕をみて

「なんや、遊んでるんかいな?!」
と怒るのだ。

無茶苦茶だ。

それで怒られて、遊びに行けなかったこともしばしばあるのだが
それっておかしくないか?
ほとんどお見通しであろうに、入ってきては怒り、入ってきては怒り。。。

閑話休題。

つまり、僕の部屋は、僕の部屋であって僕の部屋でなく、
部屋に鍵はないので、急に誰かが入ってくるのを防ぐことはできない。
まあ、鍵はなくていいと、思う。
急に、いつ、母が現れるかわからないので、
遊んでいても、勉強していても、どちらにしてもビックリするのだ。
とにかく、集中しているときに、バン!と入ってこられると、
すごく、ものすごーく、心臓に悪い。

だから僕は何をするにしても、耳は部屋の外に向け、作業をしなくてはならなかった。
器用。いいや、集中できていないのだ。
いつ急に現れて、驚かされるかわからない、
パラノーマル・アクティビティのような家では集中できず、
大学受験の時は、お盆と年末年始を除いて、毎日高校に通っていた。
「頑張ってるね。」と先生から言われたけれど、家がホラーなだけです。なんて
言えるわけもなく、片道1時間かけてわざわざ高校に行って、勉強していた。

高校では驚かされることはないけれど、やっぱり不安で、
大事な疑似試験の時は教室に鍵をかけたり
今までの体験上、集中力は長くは続かなかった。

いま、お子さんがいるお父さんお母さんは是非、
子ども部屋に入る前にはノックをしてほしい。

サボっているかもしれない。
遊んでいるかもしれない。
良からぬことを。。。
と抜き打ちをしても、辞めさせたいことは辞めさせることができず、
ただ、集中力のない人。に育ってしまう。

僕はおとなになっても集中力はなく、何かしようとしても、
そんなに集中力できない。時間が短い。
頭の中で違うことを考え始めたり、
終わってないのに、他のやらないといけないことに手を出したり。

すべて母のせいにするわけでもないけれど、性格とかもあるんだろうけど、

子ども部屋に入る前はノックすることを、おすすめします。

こまっきー

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今週のお題「わたしの部屋」