化粧品研究者こまっきーの語り部屋

化粧品研究者こまっきーが普段考えていることを書き留める、日記のようなもの。

好きな街探し


ここ数年、好きな街探しをしています。
自分で研究しながら商品を発売していますが、
研究所は間借りでやっているので、
「ゆくゆくは小さくても自宅兼研究所がほしいなあ。」
と考えながら、
じゃあどこが良いのかな。とお出かけするときは観光を楽しみながらも
その街の雰囲気とか、暮らしとかを感じようとしています。

小さなイメージはできていて、
場所は梅田とか大阪市内へ車で1時間くらいのちょっと田舎。
研究に都会って向いてなくて、
色々な情報が飛び交う街よりも
自分の考えに集中出来る街の方が、向いている。

個人的にはあんまり地域活性化しようとしていない、
昔の感じのままのところがいい。
ちょっと地方や田舎に行ったときに、
地域活性化で一部だけ都会感を出しているのをみて、
なんとなく「こういうのは好きじゃないな」と思った。
せっかくの緑がもったいない。
緑があって、一軒一軒距離があって、
大型スーパーがなくて、八百屋さんで野菜買う。とか。

出身地は梅田まで20分という便利な場所だったので
めちゃくちゃ田舎の方というのもなんか不安で、
都会まで車で1時間。というのがちょうどいいのかなあ。
なんて考えている。

大阪だと能勢とか、京都だと宝ヶ池や大原の方、滋賀の近江や、
最近は兵庫の播磨が気になっている。

播磨住みの方には失礼に聞こえてしまうかもしれないが、
僕にはちょうど不便に見える。
行ったことないので調べた感じだと
まあまあのプチ都会感で、
市の真ん中は開けているが、少し離れると緑な街
でも神戸や梅田のほうへいくには不便なような。
「播磨は何が魅力で住んではるんやろう?」
というのが最近の興味である。

電車でいうと、
滋賀の近江だと快速ですぐ京都、
そこから新快速に乗れば大阪まですぐだけれど、
基本一本だけど、
播磨の方は乗り換えが多い。
調べたら3回くらいある。
なんかまるでその街で区切られてるみたいだ。

それでも播磨が気になる、行ってみたいのは
米澤穂信さんの「黒牢城」を読んだからだ。
安土桃山時代の話で伊丹を中心に、尼崎、播磨あたりが話に出てきて、
「昔の住む街やお城があった場所って住みやすいのではないか?」
という考えのもと、
どこからも少し離れた播磨地域が気になっている。

和歌山という選択肢もあるけれど、
和歌山も全く行ったことがなくてイメージが沸かず、
その上の泉州や南河内はイメージが違う。

イメージばかりなので、少し欲張っているところがあるかもしれない。
あれもこれも叶うことはないので、
観光、ドライブ、などを通して
自分なりの優先順位が見つけれたら良いなと思う。

「好きな街」を見つけて、そこに住む。のはいいなとって思う。
関西から大きく離れるという選択肢もあるけれど、
まだそこまでの大きな気持ちにはなれず、
関西圏内で「好きな街」を探し続けている。

今週のお題「好きな街」

化粧品研究者こまっきー

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