化粧品研究者こまっきーの語り部屋

化粧品研究者こまっきーが普段考えていることを書き留める、日記のようなもの。

これはきっと湿気のせい


毎年、「今年の夏は暑いです!」とニュースやテレビで耳にするのにうんざりして試しに2000年8月上旬の大阪の天気を調べてみた。
雨の日は最高気温34℃で、晴れの日は37.7℃と書いてあった。
「いや、20年前のほうが暑いやん!」
テレビやニュースで天気を煽る理由ってなんなんだろう。
つまり僕は子供の頃、37.7℃の下でサッカーをしていた。
昔はエアコンほとんど使えなかったし、学校にもついてなかった。
それでもみんな元気に、たまに体調不良で休む子もいるくらいだった。
エアコン下で気温差のない生活をすると身体が弱くなると言われているけど、多分当たってる。
「小学校の全ての教室にエアコンを付けています!」を売りにしている市町村もあるけれど、子供が健康に育ってほしいなら、どれくらいの厳しさが必要かを考えたほうがいいだろう。
人が強く健康になるには、子供の頃にどれだけ厳しい環境下にいたかが鍵となる。

今年は晴れでも34℃くらい、暑い日で同じように37℃だったときもあるけれど、晴れの日平均が、昔の雨の日平均だ。
それでも自分でも暑いなと思う。ウォーキングをしていて、汗が止まらない。
そこで、気づいた。

これは湿気のせいではないか?

僕の記憶では梅雨があけると夏が始まり、夏はもっとカラッとしていた。
アトピーになってからは常に湿度を気にしていて、夏は湿度が34%くらいまで下がるので、痒くて夏でも加湿器を焚いていたのを覚えている。
それでも去年くらいから、夏も冬も、加湿器の使用頻度が減っている。
今年の夏は常に湿度が60%以上あって、夜は80%を指す。
「30℃の湿度80%って、サウナやん。」
2000年8月の最低気温を見てみると、37.7℃の日でも、最低気温は25.6℃だ。
昼暑くても、夜は涼し。
今は34℃の28℃。
湿度だ。湿度が高すぎるせいで、夜涼しくならず、そのまま次の日がくるので、熱気が籠もり続ける。気温は高くなくても、湿度が高いと体感があがり、40℃を超える。

湿度に注意しないといけないのは、梅雨の時期に体調を崩す人ならピンと来るだろう。
偏頭痛、自律神経の乱れ、食欲がない、身体がだるい、などなど。
湿気は胃腸の働きを悪くし、身体の流れを悪くし、神経や血流に負担がかかる。息してるだけで身体が疲れてしまう。
それが梅雨というものだけど、梅雨はまだ涼しい。こんなにも暑くない。

湿気と気温で、身体の熱は外に出ず、籠もり続ける。
肌なら湿疹、痒み、全身では熱中症、神経では調子が悪い人が増えているかもしれない。

うん、これは湿気のせいだ。

気温差が身体を弱くすると言ったけれど、弱っている人は出来るだけエアコンを活用するべきだ。エアコン下に居過ぎると身体が弱くなり、外に出ると熱気で体調を崩す。
どっちも居過ぎはダメで、バランスが大事だ。

梅雨の時期の対策を思い出し、それ以上に気をつけて残暑を乗り越えないといけない。
健康な人も気をつけたほうがいいだろう。
後少し、過ぎるのを待つしかない。

-化粧品研究者こまっきー

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