化粧品研究者こまっきーの語り部屋

化粧品研究者こまっきーが普段考えていることを書き留める、日記のようなもの。

この時期は“抑うつ”になりやすい季節


東洋医学の本や漢方薬局のブログなどを読んでいます。
そこには“この時期は抑うつになりやすい”と書いてあります。
抑うつとは、気分が落ち込んで何にもする気になれなかったり、憂鬱な気分になることなどをいいます。

「これっていわゆるセンチメンタルじゃないか。」

夏の終りはセンチメンタルな気分になる。なんて記事をこの間書いたばかりで、僕もずっと「なんだかやる気のでない日々が続くなあ。」「おセンチは終わったと思うんだけどなあ。」と考えてたところ、東洋医学でもこの時期はセンチメンタル(抑うつ)だと書いていて、「色々繋がっているのは面白いな」と思いました。

夏が終わりそうで終わらなく、暑い日と涼しい日が続き、台風が通るたびに少し涼しくなる。けれど台風の前後は天気が不安定になる。
最近は1日の間で晴れたり雨が降ったりする日もあり、「どっちやねん!」とツッコんでいます。

「センチメンタルな気分だなあ」「なんだかやる気が出ないなあ」と思っているくらいなら良いのですが、元々自律神経の治療を行っている方は、「夏ちょっとマシになって来ていたのに!」と頑張って治そうとしようと思う方が多いそうです。
その気持ちはよくわかります。日本は四季+αで2,3ヶ月に一回は気温や気候、季節が変わっていきます。そのたびに身体はその季節に慣れようとして調節します。健康な方や子供には身体が鍛えられるのでいい気候なのですが、自律神経やアトピーなどの肌トラブルがある人にはその季節に慣れてきた頃に気候が変わり、熱が籠もったり身体が冷えたり色々な事が起こります。自分の中で過ごしやすい季節にちょっと体調がよくなってきていたところに、再び不調の兆しがあると、「ここが踏ん張りどころ!」と頑張ろうとしてしまいます。
「なんとか、なんとか持ちこたえてくれ!」っと無理していると再び体調が悪化して。というのを何年も繰り返したり、自分では気を使っていたはずなのに体調を崩してしまったり。

その中でもこの時期は気候の問題で“抑うつ”になりやすいそうです。
気候がそうなら、もう打つ手はありません。頑張ってなんとかなるものでもありません。
僕は最近そう感じています。
漢方で、鍼灸で、アロマや香りで。いくらリラックスをしようとしても、気候が“抑うつ”になりやすい時期で、自分がなりやすいのであれば、何もせずゆっくりする時間をいつもよりも長く、多く、取るしかないのです。

休むとは、身体のスイッチを切ることではなく、休むスイッチを押すこと。

「なんか最近体調良くないかも?」と感じたときにはすでに遅いです。
そうなる前に、この時期の気候を理解して、夏バリバリ行動した分、ゆっくりする時間を作って次の季節まで休憩しましょう。

-化粧品研究者こまっきー

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