化粧品研究者こまっきーの語り部屋

化粧品研究者こまっきーが普段考えていることを書き留める、日記のようなもの。

何でもバランス


“身体のことは身体に任せて声だけを聴く”
という記事を前回書きました。
ここで伝えたのは、自分が身体のことを管理していると思ってしまわないことです。
「あれをしたから良かった」とか、自分が管理しているから健康なんだと思いがちですが、身体は僕たちが意識していなくても働いてるんだ、だから僕たちが管理してるわけではないという話です。
こういう話は難しく、「じゃあ、テキトーにご飯食べてりゃいいのか?」というとそうでもない。食事のバランスは気にしたほうがいいんですが、自分が管理していると思うとどうしても食事の栄養バランスなどが崩れがちになるのです。意識しすぎて、偏ってしまう。

だから、何でもバランスなんです。

野菜が大事だといっても、米などの炭水化物や肉などのタンパク質を減らしては意味がありません。それらのバランスが大事です。
無農薬野菜が良いと言っても、高い野菜を買って家計が苦しくなり、全体的に食べる量や肉や米などが減ってしまうと、良いのか悪いのか分からなくなります。毎月の給料は変わりませんから、食事だけでなく他のところにも影響が出て、その分楽しみが無くなってはいけないと思います。

どれだけスキンケアに気を使っても、夜更ししたり、お菓子ばっかり食べていたら全然肌はキレイにならないし、高いスキンケアを買って趣味にお金が使えなくなり、楽しみが減ってしまう。これもダメだと思います。
キレイな肌を目指すあまり、好きなお菓子や食べ物を減らして、楽しみが無くなることもダメです。

結局、何でもバランスなんです。

それでも僕たちは「これが良い」という情報があると、それをしてみます。
それによって金銭面や楽しみ、趣味の部分が削られるなあと気づけばいいのですが、やってるときは「いい部分」しか見えてません。そして飽きがくると終わったり、そのままハマっていったりします。その間、他がおろそかになってしまっていることに中々気づけません。

流行りがすぐ変わっていくので、情報もすぐ変わり、「これが良い」というのもどんどん変わっていきます。それを追いかけていくのが好きならいいのですが、知らず知らずのうちにその変化の渦に飲まれて、良い悪いがわからなくなり、とりあえず今良いと言われているものに手を出していると、しんどいと思います。
金銭的にも、時間的も、スペース的にも。あらゆるところで余裕がなく、余裕がないことにも気づいていない。そんな状態になってしまいます。

自分でバランスを取ることをオススメします。
お肉を買うときに、「この肉は美味しけど、今月は家計厳しいしなあ」と考えると思いますが、これをあらゆるところで応用してみるのです。
お肉を買うときには、こんな風に考えれるのに、他のことになると考えられない方が多いです。
テストで算数や数学は得意なのに日常生活では全然使えないような、なんかそうなるように教育されてきたのでしょうか。

あらゆる情報の良いところだけをみれば、なんでも良いものです。
それが自分に取ってい良いのか、合っているのかのバランスを取るべきで、
美味しいお肉と家計でバランスを取るように、
あらゆるところで自分なりのバランスを取って行きましょう。

-化粧品研究者こまっきー

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