化粧品研究者こまっきーの語り部屋

化粧品研究者こまっきーが普段考えていることを書き留める、日記のようなもの。

興味がないことに気づけ


いろんな情報があるけれど、それをいちいち全てに興味をもっていたらキリがない。
情報は無限にあるが、お金と時間は限りがある。

だから、興味あるものに絞るべきだ。

昔から言われていることや習慣、当たり前と言われていることも含めて、自分のなかで要らないもの、興味がないものをピックアップしてみる。

これは結構大変だと思う。
スキンケアには特に興味はないが、使わないと肌はカサカサする場合、どれくらいの価格帯にするのか、はたして無しでもいけるのか?スキンケアに興味がないということはメイクにも興味がなくて、メイクしなければ・・・
と色々掘り下げて考えていかなければいけない。
そして、女性は化粧品を使うべきという先入観を取り払わなければいけない。
それでも一旦やってしまうとスッキリするし、その思考ができてしまえば、いろんなところに応用出来る。
そして興味がないことへの費用と時間を削り、自分の興味があることへお金と時間をさくのだ。

男友達が「30歳になるし、俺もそろそろスキンケアしなあかんし、こまっきーの買おうかな」
と言ってくれて、嬉しかったが「今、乾燥とか気になってないなら別に使わんでも大丈夫やで」と返した。
30歳になったら男性もスキンケアを使わないといけないなんてことはないし、必要と思ってないならお金が勿体無いと思った。その子はテニスやサイクリングが好きなので、そっちに使った方が良い。

情報というのは殆どが宣伝なので、興味を持つようにできている。
それをすることが当たり前のようにできている。
これは長ーい時間をかけて出来上がっているし、親や祖母の代からもずっとある。
50代くらいまでは、「このときはこうするもの」という“しきたり”があったけれど、今はそこまでうるさくない。“しきたり”も言ってしまえば先入観であり、情報であり、今となってはビジネスのネタである。

結婚もお見合いではなく恋愛結婚出来るし、式も挙げなくてもいい。
結婚式は、家で行うような風習だったらやりたいなと思うけれど、チャペル作って、結婚式がビジネスになっているのが嫌だ。大切な行事がお金のネタになっている。服装とかある程度の装いは必要でも、毎回同じパターンの形式に当てはめられ、誰かわからない人が司会をしているのに違和感を感じる。家でわいわい食べて飲んで「おめでとー!」みたいなのでいい。

っというふうな思考が必要だと思う。ちなみにこの話をしてもあまり理解が得られず、
「結婚式するならちゃんとあげるべきだ」と言われるが、その“ちゃんと”というのが、先入観であり、情報であり、宣伝であり、ビジネスである。
そして、それすらも必要ないならしなくていい。
興味があるならしたらいい。まずは“やるべき”であるとか“したいもの”や“憧れの”というのが、一般的に言われているからなのか、自分の本心なのかの区別をつけないといけない。

情報は興味を持つようにできている。
だから、自分で、興味がないことに気づかないといけない。

社会人になったら新聞くらいは読まないといけないと言われた。
「興味ないのに、読むか。」と思って読まなかった。
社会人になったら新聞を読むというのも先入観であり、購読数を増やせて、ビジネスに繋がるからだろう。
読まなくても、なにも不自由しない。
購読する費用と、読む時間を好きなことに費やした方が、よっぽどいい。
知らないことで、みんなが知っていることはみんなから聞いたらいいと思う。
「え、総理大臣変わったんですか?」と普通に聞いたって、
「そんなんも知らんのか」と言いながら、相手は楽しそうに教えてくれる。
相手だって話したいからネタを振るのであり、知らないとなると自由に話せるから、結構ニュースの情報を知らなくても、勝手に入ってくる。特に上司の人とのコミュニケーションには、知らない方がうまくいくことが多い。

いま、情報はかなり多い。
一般的に言われている“やるべきこと”や“やりたいこと”、“するべきこと”と、“自分がやりたいこと”をちゃんと区別しておかないといけない。
じゃないと、情報の波に流され、無駄にお金と時間を使ってしまい、
「うーん、そんなに何もしてないのに、お金がない。」
という状態になってしまう。

毎日いろんな情報が入ってくるし、ファッションだってすぐに変わるから、去年流行った服を今年着ていると、なんだかもう古い気がする。
そんなの勿体無いけれど、そういうので溢れかえっているので、流行に興味がない人はせめてベーシックな服装、流行り廃りのない服装くらいは把握し、いつまでも長く着るべきだ。
興味がなくても、情報に流されないようにある程度の情報は必要である。
普通の服が、普通に置いていなく、安い価格帯ほど、変わったシルエットのものが多い気がする。
流行り廃りない情報が手に入りにくい、という難しい時代だ。

-化粧品研究者こまっきー

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