化粧品研究者こまっきーの語り部屋

化粧品研究者こまっきーが普段考えていることを書き留める、日記のようなもの。

試してみた睡眠のあれこれ-パジャマ編-


今回で4回目になりました“試してみた睡眠のあれこれ”
寝れない自分がネットなどの情報から試してみて、あーでもない、こーでもないと研究に研究を重ねた結果をそれぞれのアイテム別に紹介しています。
寝具アイテムとしてはおそらく最後、パジャマです。
ジャージで寝たり、スウェットで寝る人が多いですが、やっぱりパジャマが一番です。
パジャマは寝返りを打ちやすいように、胸周りや胴回りが通常の服よりもゆとりがあります。
仰向き、横向きと動いたときに衣服が引っ張られると違和感を感じて起きてしまったりするので、パジャマのサイズ感、そして素材などを考えると寝るときはパジャマが

パジャマは素材と薄さの2つがポイントです。

・素材
綿や合成繊維のポリエステルなど色々ありますが、綿が一番です。
シルクは高いので試したことがないです。
睡眠中は汗をかきます。
その汗をうまく処理してあげないと、気持ち悪くて起きてしまいます。
汗を吸うのは綿やリネンで、合成繊維は汗を吸わずに外へ放出するだけです。
速乾というのは、より汗を外に放出する構造をとっています。
運動など、大量の汗をかくときは、綿だと重たくなりますし、動いていると汗も風で飛んでいくので合成繊維の速乾構造は良いと思いますが、普段の生活や睡眠の汗くらいであれば綿のように吸ってあげた方がいいです。
汗をかくと肌は柔らかく敏感になります。綿が汗などの水分を吸うと柔らかくなりますが、合成繊維は汗を吸わないので繊維が硬いままで、僕はこれがチクチクする、痒くなる原因ではないかと考えています。
また、吸ってあげないといつまでも肌の上に汗がある状態になるので、そのせいで身体が冷えてしまうこともあります。
寝汗が多い人は、途中で目覚めたとき、ちょっと寒いはずです。
綿のパジャマでも追いつかない場合は、パジャマ以外で対処しましょう。

綿というと、ガーゼも綿です。
綿かガーゼかというのはどっちでもいいです。
好きな方を選べばいいのですが、この綿とかガーゼと書いてあっても、色んな綿やガーゼがあります。ガーゼでも硬くてチクチクするものもあれば、綿でもガーゼのように柔らかいものから、シルクのようにサラサラしているものまで、質感は色々あります。

・薄さ
寝るとき、パジャマの薄さはめちゃくちゃ重要です。
寝るときは身体の体温と、羽毛布団の保温性のタッグで温めながら、汗などの水分を外へ出しながら、丁度いい温度と湿度を保つように出来ています。
綿毛布があると、羽毛布団の暖かさが伝わりにくくなるという話を前回しましたが、パジャマも同じで、パジャマに厚みがあると、なかなか体温が羽毛布団に伝わらず、いつまでも布団の中が冷たく寒い状態になります。
よく裸で寝ると良い。といいますが、裸は身体と羽毛が一番近くなるので、布団に入ってすぐは冷たくてもだんだん暖かくなっていく、そのスピードが早く、その後も気持ちいいのが体感出来ます。
普段スウェットやジャージで寝ていて、寒くて電気コタツなどを入れている人は、パジャマを検討する前に裸の暖かさを体感してみてはどうでしょうか。

ただ、汗をかくので、毎日洗濯できるパジャマを1枚着たほうが衛生的にいいと思います。
冬になると厚みのある暖かそうなパジャマが出てきますが、家にいるときはパジャマの上に羽織るものを、そして寝るときは羽毛布団があることを考えて、パジャマは通年用くらいの薄さがオススメです。

余談ですが、素材はポリエステルよりも綿のほうが汗がこもらないので、身体が冷えるのを防ぐということから、靴下もやめたほうがいいです。
寝るときは手足から熱を放出するので、靴下があると熱の放出の邪魔になり、足が冷えて、余計に寝れなくなります。身体が冷えるので、冷え性やのぼせ、ほてりの症状が出てきたりします。電気コタツなどを活用して、足は温めても、汗や熱が放出しやすい状態にしましょう。
寝るときは身体全身のちからを抜いてリラックスした状態が理想なので、着圧系もオススメしていません。

パジャマはまあまあなものから、数万円する高いものまであります。
買って着てみると、確かに値段相応だなと思いますが、
高いものでも、柔らかすぎて簡単にだめになってしまうものや、ボタンのところからボロボロになってしまうものまでありました。
気持ちよくて寝心地いいのはもちろんですが、やっぱりある程度の耐久性はあってくれないと、1シーズンでパジャマを買い換えるほど、パジャマにお金をかけたいわけでもなく、他に欲しいものはいくらでもあります。
色々なパジャマを買ってみた結果、予算は大体1万円くらいが理想で
その中でオススメを2つ、紹介します。
1つは布団と同じ、大東寝具のガーゼパジャマです。
和晒ガーゼは柔らかくて気持ちよく、ボタンなどもしっかり縫製されています。

www.daitoushingu.net

もうひとつは、これも京都なのですが、つくるパジャマです。
ここでスーピマコットンのパジャマを買ったのですが、サラサラしていて気持ちいいです。
大東寝具よりすこし安いので、同じ和晒ガーゼや他の綿の素材を買ってみようと思っています。

www.tsukurupajama.jp

3000円くらいから2万円するパジャマまで、色々買ってみた結果、1万円前後で質の良いパジャマを見つけました。
スウェットやジャージは布団と身体の間で大きな壁を作ってしまい、冷え性などの原因になると思います。

この機会にぜひ、パジャマを試してみてください。

最後は漢方とかアロマとか、小物関係のあれこれです。

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www.komacky.com