化粧品研究者こまっきーの語り部屋

化粧品研究者こまっきーが普段考えていることを書き留める、日記のようなもの。

この寒暖差を乗り越えよう


春はどうも過ごしにくくなった。
特に冬から春に変わろうとするこの時期、数年前はこんなにも気温差が激しかったのかと振り返ってみようとするが、何も思い出せない。
気候は思い出にならないのか。

冬は体温が逃げないように、身体に熱とどまらせるようにして寒さをしのぐ。
夏は身体が熱くなりすぎないように、熱をどんどん放出する。
その間の春は、そのスイッチの切り替え時期だというのに。
1週間おきに気温が変わり、特に暖かくなった数日後に、冬に戻る。
まるでやかんに火をつけたり、消したりしているみたいだ。

火をつけたり消したり、イメージするだけでも無駄にガス代がかかっているような状態は、身体にとってエネルギーの消費が激しく、疲れやすい。
なにもしてないのに、普段と変わらない日常なのに、なんだか疲れるのは、この激しい気温差に合わせて身体が火をつけたり消したりしているからだ。

この気温差が終わると次は乾燥した風が強く吹く。
3月の初旬には寒暖差と乾燥した風が吹くだろう。

疲れやすいこの時期は疲れによる肌荒れが起こりやすく、
その状態で乾燥した風がふくので、肌がカサカサしやすい。
花粉とか関係なく、疲れと乾燥で、この時期は肌荒れしやすいのだ。

ほんと、過ごしにくい春になった。
それでもなんとかこの寒暖差を乗り越えなければならない。

1つは無理をしないこと。少しペースを落とすこと。
もういい加減、社会全体で季節に合わせて忙しくする時期とゆっくりする時期を作ったらいいのにと思う。
2つは服を調節すること。朝起きて寒くても、日中は暖かいことがある。逆に朝暖かいなと思っても帰るころには冬のように寒いときもある。厚めのニットから、薄手のニットとシャツまたは綿のタートルネック、ストールをかばんに常備しておく、など朝のコーデが失敗しても調節できるような服装にしておく必要がある。
「服装失敗したなあ。」とその日を我慢して過ごしてしまうと、寒い日には風邪になりやすいし、暖かい日には身体に熱がこもりやすい。熱がこもると、肌荒れにも繋がる。
春の気温差と服装調節と肌荒れは非常に関係している。
最後に軽い運動をしてみること。冬は寒いのでどうしても動かなくなりがちだ。身体は硬くなり、循環が悪くなっている。その状態で春が来ると身体の熱が上に上がり、顔に熱が集まり、肌荒れ、頭皮トラブルの原因となる。部屋でラジオ体操などの運動でもいいし、散歩でもいい。スーパーまで歩くのもアリだ。
冬よりも数分でも意識して身体を動かしておこう。

まだまだ寒い日に向けて、暖をとる必要があり、
これからの暖かさに向けて、身体を動かしておく必要がある。

調節の難しい季節だが、疲れないように気をつけながら
この寒暖差を乗り越えよう。

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