化粧品研究者こまっきーの語り部屋

化粧品研究者こまっきーが普段考えていることを書き留める、日記のようなもの。

バランス良く食べないといけないな。と気づいたときの話


食のバランスは偏りやすい。
特に、気にすれば気にするほど、偏っていく。
子供の頃、健康志向だった母はベジタリアンにハマり、野菜中心の玄米食、副菜いっぱいで、肉がゼロではないが、あってもこまぎれ2枚。卵3個で6人家族の晩ごはん。
茶碗に小皿が4つと味噌汁。メインがなく、全て副菜のように小皿で野菜中心。
油もダメだから、パスタにオリーブオイルがほとんど使われず、食べる頃には麺が全部くっついていた。
喘息だった僕をみて、なんとか治そうしてくれたのかもしれない。
世の中の情報では確かに肉を減らすという。

それでもベジタリアンでは、身体の栄養は摂れない。
実際治ることはなく、喘息にアトピー、高校生の頃からは春には胃がキリキリした。

食のバランスを実感したのは大学生の頃、王将でバイトを始めたときだ。
行ったことある人には想像は容易いだろうが、床がギトギトで食べて帰ると必ず臭いがつく。
ベジタリアンとは遠い食文化だが、僕が働いていた王将では必ず賄いがあった。
餃子と唐揚げ、ラーメンは自由に食べれて、炒め料理を一品作ってもらえた。
餃子1人前とからあげ2個に、ニラレバと白ごはん。みたいな感じ。
王将風に言うならば、
コーテルリャン、エンザーキー、ソーチューカンペン、イーです。
週4でバイトしていた僕は週4の晩ごはんが王将になった。
すると、肌に変化が現れた。

ちょっとお菓子を食べれば、アーモンドチョコを2,3個食べればニキビが出来ていたのが、ニキビができにくくなり、肌はキレイになっていった。
王将にバイトし始めたときは皿洗いで手が荒れていたが、全然荒れなくなった。
とにかく、年中困っていた肌トラブルがかなり改善されて、喘息とは無縁になった。

そのとき「食事のバランスって大切かもしれへん。」と実感した。
栄養学の本を買い、勉強してみると、王将のメニューはバランスが摂れていると思った。
白ごはんや焼き飯などの炭水化物に、炒め物には肉と野菜がある。
餃子は炭水化物とタンパク質のコラボで、唐揚げは炭水化物。それぞれ油がついてくる。

野菜中心でもなく、肉中心でもない。炭水化物ばかりでもなく、居酒屋のような揚げ物ばかりでもない。そしてラーメン屋のようにめちゃくちゃ味が濃いわけでもない。
(もしかしたらそれは、フランチャイズの王将だけかもしれない。)
王将は食のバランスが整っていた。
そのおかげで、健康になった。

とはいえ、ここまでして体感する必要はない。
野菜も肉も炭水化物も、気にせず食べていれば、だいたいバランス良く摂れているはずだ。

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