化粧品研究者こまっきーの語り部屋

化粧品研究者こまっきーが普段考えていることを書き留める、日記のようなもの。

花粉対策に加湿器を。


加湿器といえば、秋や冬の乾燥対策に使うもので、今年の冬は比較的湿度が高かったので、加湿器の出番が少なかったのではないかと思う。
部屋に出しっぱなしで洗っていない方は洗って、クローゼットになおしてしまった方は、もう一度だす必要がありそうだ。

春の風は冷たく、強く、元々乾燥しやすい季節だが、ここ3年ほどは、春でも雨が多く、あまり乾燥しないまま梅雨を迎えて夏が来ていたので、1年通してあまり乾燥していない気候だった。
(去年、定期的に雨が降って、5月のGWになってもなんだか寒かったのを覚えているだろうか。)

今年の4月は例年よりも3~4℃高くなると予想されている。確かに、3月にすごく暖かい日があったので、今年は暖かくなるのがはやいのかもしれない。乾燥した空気のまま、暖かくなると、更に乾燥する。
実際僕はすでにそれを感じていて、呼吸をしていても鼻の通り道、鼻腔が乾燥している気がするし、肌もちょっとカサカサしていて痒い。
部屋には湿度計をおいてあるが、ここ数日は30%を切っている。

というわけで、4年ぶりくらいに乾燥の春が来た。
おそらく梅雨が来るまでの2ヶ月は乾燥シーズンだろう。

花粉症でツラい方は、部屋では加湿器を焚くといい。乾燥してふわふわと空気中に飛んでいる花粉を加湿によって重くして、下に落とすといい。窓の閉めっぱなしは空気を悪くし、ホコリが増え、花粉以外が原因で余計にアレルギー症状が悪化するので、窓は開けて1日1回空気を循環させるべきだ。
アトピーなどで肌がカサカサする人にも加湿器は有効だ。ただ、加湿したことによって痒みが出る方は、乾燥と痒みと炎症を繰り返しているかもしれない。気温があがると余計に痒みが増していくので、加湿で乾燥ケアをしながら、内熱を取る漢方を飲むといいだろう。

空気清浄機はオススメしない。花粉症になるのは都会のクリーンな環境で過ごす人の方が多いので、これ以上クリーンにして、外と室内の差をつくってはいけない。
免疫は経験し、学んで、慣れていくので、避けていてはいつまでも治らない。

この時期は気温が上がっていき、乾燥した空気になるので、花粉症に関係なく、鼻詰まりやくしゃみは起こりやすい。鼻や目など顔まわりのトラブルが多いのも、冬から春にかけて気温が上がるこの時期に起こりやすいトラブルだ。

なんでもかんでも花粉のせいにせず、加湿してみると、乾燥によるトラブルのケアができて、少しは過ごしやすくなるだろう。

こまっきー

P.S.
加湿器などは定期的に掃除をしないと、フィルターについたほこりやカビを飛ばすことになるので、ちゃんと掃除をしましょう。

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