化粧品研究者こまっきーの語り部屋

化粧品研究者こまっきーが普段考えていることを書き留める、日記のようなもの。

寒くて暖かい春を攻略する。


「今日は寒いな〜」と思って家から出ると、太陽の日差しが暖かくて次第に汗をかいてくる。
「今日は暖かい!」と思って薄着で家を出ると、帰る頃には風が強く「寒っ」と家路を急ぐ。
そんなことがよくあるかと思いますが、今日はいったい暖かい寒いのか、それがわからず、服装を失敗して、そういうところから体調を崩してしまいやすい季節、それが春です。

朝、天気予報を見て、「今日は気温が高いから、薄着で行こうかな」と薄着で行って日に限って寒いのは、気温だけをみているからです。
春の天気に惑わせれず、体調を崩さずに元気に過ごすには、気温以外の天気にも注目しないといけません。

気温以外にまずはその日の天気、晴れ曇り雨です。これはみなさん注目しているかと思いますが、その天気で気にするのは太陽が出るか出ないかです。春というのは冬から夏にかけてどんどん気温が上がっていく途中です。太陽が当たる角度が高くなり、暖かくなっていくので、同じ気温でも晴れている日はすごく暖かく、場合によっては暑く感じます。逆に太陽が出ていない日はまだ冬のような肌寒い1日になりがちです。
特に少し前の冬と比べてしまうと晴れの日の暖かさが全然違うので、天気予報を見て晴れの時は、家の中が寒くても、外は思ってる以上に暖かいと考えましょう。

次は湿度です。湿度があると暖かく感じるのは、加湿器を使っている人は感じたことがあるかもしれません。同じ気温でも、湿度30%と60%では体感で2度異なります。春は湿度30%を下回る日もあれば、雨が降って湿度80%になる日もあり、湿度の差が大きい季節です。
湿度を気にすることで、体感の肌寒さを読み解くことが出来ます。

湿度と連携するのが、風です。“春の嵐”という言葉があるように、春は台風とは違う強い風が吹きます。風が吹くと、湿度が下がります。湿度が下がると体感温度が下がるので、春の風が強い日は気温が高くても寒く感じるわけです。
天気のアプリでは風の強さが表示されています。風速3m超えると「場所によっては肌寒いかも(特に公園は風が強くなりやすい)」、風速5mを超えると「風が強く、乾燥して肌寒い」と考えるようにしましょう。

最後に風の向きです。風の強さと一緒に風の向きもチェックします。簡単に北風は寒く、南風は暖かいです。春は晴れていても強い北風の日が多いので、乾燥して肌寒くなります。特に肌寒い晴れの日は強い北風です。

天気による太陽の暖かさ、湿度による体感温度の変化、風の強さと向きよる体感温度の変化。
春は気温が高いから暖かいわけでもなく、晴れているから暖かいわけでもない。体感温度が湿度と風で大きく変化する季節です。そのため、
服装選びが難しいですが、iPhoneの天気アプリの表示順に書いてみたので、ぜひ参考にして、服装ミスによる体調不良を防ぎましょう。

化粧品研究者こまっきー

P.S.
風の強さは1日で変化しやすいので、綿素材のアウターよりも、合成繊維やウールのアウターがオススメです。

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