化粧品研究者こまっきーの語り部屋

化粧品研究者こまっきーが普段考えていることを書き留める、日記のようなもの。

疑問を無かったことに、してはいけない


子供の頃、「ねえねえ、なんでしちゃいけないの?」と聞くと
「ダメなものはダメなんだ!ほら、行くよ!」とちゃんとした解答がないまま強制的に会話を終了させられたことがあります。皆さんも経験あると思います。

それが大人になっていくと、疑問に思っても口に出さなくなります。
色々わかってきたからでしょうか。
僕は違うと思います。

忙しくて、疑問に思ったことを気にする余裕がないからです。
疑問に思うことは色々、日々あるはずです。
でもそれを考える間もなく、「○○さん、次これお願いね。」と仕事が来て、疑問が流れていってしまうのです。

または疑問に思わないことに慣れてしまった可能性があります。
子供の頃に会話の強制終了をさせられて、「これも聞いたら怒られるだろうな」と思ってる間に考えることが減り、なんでも受け入れる姿勢になってしまった。
大人になって日々の忙しさによって疑問に思わないことに慣れていってしまった。
そういう可能性もあるでしょう。

しかし、疑問を無かったことに、してはいけません。
疑問は、自分が感じる、納得のいかない物事です。
疑問は、自分の軸から外れている物事です。
疑問は、おかしいから感じるのです。
そんな疑問を無かったことにしてはいけない。
考えないことに、慣れていってはいけないのです。

自分の軸を考えることに共通しますが、今、生活しているだけで色んな情報が入ってきます。
その情報が入ってきても「これは違う」と頭の中で拒否していかなければ、自分というものをぐちゃぐちゃにされてしまいます。
ぐちゃぐちゃにされると、良し悪しの判断がつかず、情報の、流行の流れるままに流されてしまいます。

でも本当はもっとやりたいところにお金と時間を使いたいはずです。
趣味にお金と時間を費やしたいはずです。
そのために、節約しているはずで、流行りものの便利なものにお金をかけるために働いてるわけではないはずです。
特に趣味はなく、生活分だけ稼げたらいいと言う人は、もっと働かなくていいはずです。
ゴロゴロできる時間がもっとあるはずなんです。

それでも疑問を無かったことにして、自分の軸を失うと、趣味にお金を使えないのは、給料が低いからだと思ってしまうのです。
だからもっと働かなくてはいけない、稼がなければいけないと思ってしまいます。

最近、服関係のインスタグラムで、下着から服を着ていくというリール(動画)が流行っています。男女関係なくです。
僕は「なぜ変だと思わないんだろうか」と不思議です。
インスタグラマーは人気を得ることに必死で、下着になることは気にならないのでしょうか。
疑問に思わないのでしょうか。
下着のシーンから。
ダメでしょう。
あれを見て、そう思う人が多ければいいなと思います。

または何か物を買う時に、「これ、今あるやつで代用できるんじゃない?」と疑問に思うことです。
便利グッズをいくつも買うその費用と場所と時間分、好きなことに費やせたことに気づくことです。

時間は有限、お金も有限。
働く時間と稼ぐお金を増やすことよりも、
今の生活で働く時間と自由な時間を把握し、自由な時間で家事などのやるべきことと、趣味の時間を考える。これくらい趣味に使えると把握する。
給料の中で、身の丈にあった生活になっているか。外食や惣菜が多すぎて食費がかさんでいるために、趣味の方へお金を回せていないのであれば、考えることは稼ぐよりも工夫することです。

浪費が激しいのに、「給料が低い」というのは間違いで、「浪費が激しいから生活が苦しい」と考えるべきです。

疑問を無かったことにすると、変なことを受け入れてしまったり、現実逃避して、現実逃避している自分に気付けなくなります。
「給料が低いから転職しよう」と考えるのは思う壺です。
低い分、勤務時間が短かったり、仕事内容の負荷が軽いことが多く、やっぱり給料が高いところはそれだけのプレッシャーがあります。
とりあえず転職するのではなく、まずはそのバランスを考えてみることです。
給料が高くて、自由な時間が多くて、楽な仕事はないのです。

こういうことを疑問に思って考えて、答えを出すと、何回もこの話題で悩むことがなくなります。
そうして1つ1つ疑問を解決していくと、自分の周りがすごくスッキリします。
これがいわゆる、ミニマリストというものでしょう。

ぜひ一度、疑問を潰さず、考える時間を作って、ゆっくり自分の感じた疑問を考えてみてください。
その思考の世界はきっと面白いものになるでしょう。

化粧品研究者こまっきー

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