“自分らしさ”など自分については、自分の中から発見するものであり、比べたり調べたりするものではない。というのが、僕の考えです。
ですが、今まで調べることに疑問が無かった場合、いきなり考えろと言われても難しいと思います。まずは自己啓発本なるものを読んでみる人は多いでしょう。
今回は自己啓発本から何を学ぶのか、お話していきましょう。
自己啓発本を読むと、思考や話し方などが書いてあります。“いい人”になって他人から都合よく動かされるのはやめましょう。とか、“また会いたくなる話し方”とか。
そこでは同時にテクニックが書いてあるでしょう。
それを全て実践してみてください。
自己啓発本とはスキルアップや自分を変えるヒントが書いてある本です。読んで終わりじゃなくて、実践しないと意味がありません。そして出来るだけ全て実践してください。
例えば、“コミュニケーション本”を読むと、“目を見る”、“大きくうなづく”、“相手が飲み物を持ったら自分も飲む”など書いてあると思います。それらを1回の会話の中で出来るだけ全て実践してください。
書いてあることは作者にとって良いことなので、良いことを全てすれば、間違いないはずです。
最初は実践することに必死ですが、何回も実践していくと、余裕が出てくると思います。余裕が出てきたら、自己啓発本で書いてあった言動をしたときの相手の反応をみてみましょう。楽しんでいるのか、変化が無いのか、変に思われているのか。相手が何度も自分に合わせて飲み物を持つのであれば、相手も同じような行動を意識していることに気づけるはずです。
もし、相手が自己啓発本に書いてあるような言動をしていた場合、自分がどう感じるのかを意識してみてください。自分が勉強して実践したことを、自分が同じことをされたらどう感じるのか。その答えは大きなヒントになります。
相手の言動を意識すると、人によって同じ言動でも気になる気にならないが出てくることに気づくはずです。
気づけたとき、それが“個性”であり、“キャラ”であり、“その人らしさ”であることにも気づいてほしいです。ある人に軽口を叩かれるとイラッするが、あの人に言われても気にならない。自己啓発本に書いてある言動をされると嫌な気持ちになるときと、気にならないときがある。
同じ言動でも相手が違えば、感じることが異なるのであれば、自分もそのように思われています。
実践している自分自身はどうでしょう？
慣れてきた頃に感じてみてください。自分自身に違和感があるのかないのか。
こうして考えるときは、“間違いない”という考えと取っ払って、半々くらいの気持ちで自分をみてください。
そうしたら、自分にも合う合わないがあることに気づけます。
相手にどう思われるかも大事ですが、自分がやってて違和感ある言動は相手にも同じように感じます。違和感ある言動が“自分に合わない言動”、違和感ない言動が“自分に合う言動”と言えます。
簡単に結論づけるのではなく、何回も考えて１つの結論が出たとしても、またふとした時に考えてみる。何回も間違っていないかどうか、考えてみることが大切です。
何回も考えて、合う合わないと決めていくうちに、出来てきたものが“自分らしさ”の１つです。
取っ掛かりは自己啓発本でしたが、何回も考えている間に、自分で自分のことを考えている、自分の中から発見するという僕の考えになっています。
そこに気づければ、“自分の発見”は難しくないでしょう。
本やネットの情報に頼る必要も無くなります。
そして、自己啓発的な面だけではなく、至るところで自分の気持ちを感じていくことで、もっともっと自分がわかります。
疲れていることに気づけます。気づけると、ペースを落として体調不良にならないように調節できます。体調を崩さないということは、肌が荒れないことにも繋がります。肌は一度荒れると簡単には治りません。キレイな肌をキープするには化粧品だけではなく、日々の自分を感じることが非常に大切です。
“自分”についての発見は仕事や人との付き合いで使われるものだと思いがちですが、身体は１つです。回り回って、美容や健康に繋がります。
自己啓発本を読んだなら、実践してください。そして相手をみて、感じて、考えて、気づいてください。
そうしていく内に、自然と自分の気持ちを感じることが出来るようになるでしょう。
かくいう僕が、学生時代にこの方法で気づいたのですから。
化粧品研究者こまっきー
P.S.
僕たちは子供の頃から、与えられて学んでいくことばかり教えられてきました。その教えと自分の考えが違う場合は、「間違っている！」と軌道修正させられました。
途中で違う教えに出会うこともありませんから、大人になっても変わりません。
そうして今の社会構造が出来ています。
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