化粧品研究者こまっきーの語り部屋

化粧品研究者こまっきーが普段考えていることを書き留める、日記のようなもの。

何もしない時間の大切さに気づくには。

1日をなにもしないよりも何かしていた方が良い。と、そう誰もが考えることでしょう。
たとえ自分は家でゴロゴロしているのが好きでも、「どっちが良いと思う?」と聞かれれば、何かしている方を選ぶと思います。

それでも100%何かしている方が良いわけではありません。
100%何かしているというのは単純に疲れます。
そしてお風呂に入っている時などにアイデアが思いつくように、何かしている時は作業をこなすことに適していても、閃きには適していません。

「じゃあ1日のうちに閃き時間は何%必要か?」とかそういう話にするのも違うと思います。
閃きは時間を設ければ設けるほど、閃く確率は上がるかもしれませんが、必ず閃くわけではありません。
お風呂で閃くように、結構短時間で閃くこともあります。
ですが、「何かしていた方が良い。」と考えてしまうのであるならば、閃き時間は少なくなっていると考えられます。

閃き時間は何もしない時間とも考えられますが、「何かしていた方が良い」という思考の中で、何もしない時間の大切さに気づくのは難しいです。
何かしていると目に見えて何かを生み出せているのに対して、何もしない時間での成果は何も生み出せないことの方が多いので、ついつい目にみえる成果を追い求めて何かをしてしまいます。

閃き時間=何もしない時間=休憩と捉えることもあります。
ですが、休憩はリラックスとリフレッシュです。
お風呂も休憩です。
休憩中にリラックス出来ているから閃くのですが、せっかくのリラックスタイム中に仕事のアイデアが思い浮かぶと、頭が仕事モードになってしまいます。
そういう意味では休憩と何もしない時間を一緒に捉えるのではなく、あくまで仕事中に何もしない時間を作り、何か閃くことができたら、何かする時間へと切り替えた方がいいでしょう。

かといって、何もしない時間を作ろうと思っても難しいと思います。
仕事に取り入れる前にどこかで体験をした方が実感しやすいです。
そこで、坐禅体験をお勧めします。

関西では、京都に坐禅体験ができるお寺があります。
殆どのお寺が朝8時とか9時から始まりますが、東福寺にある勝林寺ではお昼頃から坐禅体験ができます。

勝林寺の坐禅体験は15分を2回行います。
座禅というと、考え事をしているとバシッと後ろから叩かれるシーンを見たことがありますが、勝林寺では自主制でした。「自分がなんだか考え事をしてしまうな。」「心が無になれないな」と思ったときに手を挙げれば、バシッとやってもらうことができます。
僕は2回やってもらいました。
確かにやってもらうと、雑念を振り払うことができます。

15分という時間は短いように思いますが、15分何もしない何も考えないというのは結構長く感じます。
考え事をしない時間を作るのが苦手なの僕には無にする時間を保つのが難しかったです。

坐禅をしたらアイデアが閃くわけではないですが、坐禅体験をすると、色んな思考を一旦ストップすることができます。
ネガティブ思考、ポジティブ思考なんて言ったりしますが、考え出すとどっちかに傾く傾向があります。一度ネガティブ思考になると、ずるずると底なし沼に沈んでいくようにネガティブ思考が連鎖します。
その場合は一旦ストップしないと止まらないです。
ストップするというのは、「止まれ!」と命令するのではなく、何も考えない時間を作らないと止まってくれません。

脳の中を部屋に喩えてイメージしてみると、僕たちは部屋がごちゃごちゃしていたら片付けようとします。その時は部屋に新しいものを持ち込まないようにするでしょうし、新しいものは部屋が片付くまで買わないでしょう。
でも脳の中は毎日片づけをしながらどんどん新しい段ボールが入ってくる、積み重なってくるという状況です。
引越しした時にジャンルごとにまとめて収納して、不必要なものは捨てながら、「この段ボールはこの部屋のやったわ。」と誰かが新しい段ボールを持ってきたら、発狂したくなると思います。
脳は毎日これをやりながら身体中に指令を出しているのですから、凄いなと思いますが、スムーズに処理するために思考が一定になりがちなのだと思います。

何もしない時間とは脳に新しい段ボールを持ち込まないことになります。
すると脳は今ある段ボールを片付けることに集中できます。

勉強する時はノートにまとめて整理すると理解が深まります。
そして過去に勉強した内容と結びつけて、難しい問題が解けるようになります。
勉強についていけなくなるときは、段ボールの整理ができていない状況とも言えます。
自分が整理できていないのに、授業がどんどん進んでいくから、わからなくなります。

授業さえ進まなければ、自分が整理できるまで授業内容が進まなければ、勉強についていけなくなることはないでしょう。
授業は集団行動なのでそれは難しいですが、勉強についていけない状況をイメージすると、新しい知識を次々取り入れる以上に、頭の中が整理できているのかは重要であると考えられます。
整理できていないと、新しい知識を取り入れることは難しいでしょう。

坐禅体験の感想を言葉にするのは難しいですが、なんとなく頭の中が整理された気持ちになります。
座禅する前に考えていたあれこれを、思い出そうとしても、どこに悩んでいたのか、どこに引っ掛かっていたのかが思い出せないといった感じです。
おそらく座禅中に整理されて処理されたからで、そこまで考えるようなことではなかったのでしょう。
特にあれこれ考えてしまう傾向がある方には、座禅後は不思議な心境になると思います。

何もしない時間というのは、一定の思考になりがちな、深く考えすぎな思考を一旦ストップすることができます。
ストップして、脳が整理に集中できます。
すると、違う視点で物事を捉えれるようになり、閃きが生まれたりします。

一度体験してみると、何もしない時間も必要であることを実感できると思いますので、ぜひ一度座禅体験をしてみてください。

化粧品研究者こまっきー

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