化粧品研究者こまっきーの語り部屋

化粧品研究者こまっきーが普段考えていることを書き留める、日記のようなもの。

僕の節約術。

家計簿をつけることは結構面倒くさいことかもしれませんが、やっぱりやった方がいいです。

貯金する金額や趣味に使えるお金を増やしたいと考える時、副業をしてお金を増やすことを考えてはいけません。
まずは家計簿の確認です。
今の状況把握が出来ていないのに収入だけ増やしても、思っているほど趣味にお金を回せないです。
収入を増やすということは、1日の働く時間を増やすということです。
働く時間が増えれば時間がないので、自炊するのが難しくなり外食やお惣菜を買うようになります。洗濯に使う洗剤も高いけれど楽なものを買ってしまいます。

どの趣味でも必要なものは、時間とお金と健康です。
働く時間が増えて自由な時間が減れば、趣味の時間は減ります。
働く時間が増えて食費が増えれば、趣味に使えるお金はあまり変わりません。たとえ趣味に使えるお金が増えても、増えた収入分そのままが、趣味に割り当てられることにはならないでしょう。
働く時間が増えれば、疲れます。疲れると趣味をする体力もなくなりますので、気づけば趣味の時間は減っています。
単純に収入を増やそうと副業をして働く時間を増やしても、増やしたい家計簿の名目以外の部分の出費も増えてしまいます。

電車に乗っている時や休憩時間にちょっとだけ簡単にできるような副業もそうです。
その時間は休憩の時間であり、リフレッシュする時間です。
休憩の時間をちょっとだけ収入が増えることをすると、身体が休まりません。
副業をしてみた時は、時間と健康と収入のバランスが合っているかを考えなくてはいけません。

健康の部分、疲れは感じることが出来ると思います。
「なんか気づけば最近、趣味する気がおきひんな。」
「最近、自炊をするのが面倒くさい。」と思っているのであれば、疲れている証拠です。
自炊が面倒くさいと考えてしまうけれど、疲れてないなら、時間がないからかもしれません。
このように時間と健康は副業を始める前と後の自分を思い出して比べてみることで、副業が自分にとってプラスになっているかどうか考えることができます。

収入と出費の部分は感覚では比較出来ません。
家計簿を見なくてはいけません。
毎日コンビニに行って、紙パックのジュースと小袋のお菓子を買ってしまう癖があっても、「300円くらいのもんやんか。」と考えてしまいます。
この300円も毎日続ければ、1ヶ月で9000円になります。
家計簿をつけていなければ、9000円も出費していることには気づけないでしょう。

副業をしてみた時も同じで、家計簿をつけていれば、副業する前と後で食費が増えていないか確認することができます。
副業で3万円稼いだ分、疲れて自炊が減って外食とお惣菜を買うのに1万円増えていたら、「副業やる意味あるんか?」と考えると思います。
家計簿をつけていないと「副業してるのに、あんまりお金増えた実感ないなあ〜。」と思うだけになってしまいます。

食費や日用品費は一般的には変動費に含まれますが、僕は固定費に入れるべきだと思います。
食費は毎月変動します。調味料を買えばその月の食費は上がるでしょうし、お盆などの長期休暇があれば、外食が増えて食費はかさむでしょう。
でもそれは夏と冬はエアコンを使うので電気代が上がるのと同じことだと思いませんか?
一般的な家計簿の項目では、水道光熱費は固定費に含まれているのに、食費は変動費になるのはおかしいです。

エアコンが必要になる月とそうじゃない月で光熱費が変わるように、長期休暇や仕事が忙しい時は食費が上がります。
なので水道光熱費も食費も1年単位で見るべきです。
1年の平均で予算を組むと毎月の変動に惑わされずにすみ、だいたい予算通りの家計簿になります。

日用品費も同じくです。
毎月ティッシュペーパーとトイレットペーパーを買わないように、日用品も1年の平均で予算を組むと、だいたい予算通りになります。

とくに食費と日用品費は一番節約できる部分です。
節約しようと思ったら、だいたいどれくらいの出費なのかを把握しなければいけません。
把握したあとは、量を減らすことはできませんから、1個1個の価格を把握して安くで買うことが節約になります。
1個1個の価格を感覚で把握しようとするのは難しいです。
僕は写真を撮ってスマホのメモアプリに家計簿のフォルダを作り、その写真を保存するようにしています。

例えば調味料です。広告を見ても、この価格が本当に安いのか分からないと思います。マヨネーズの最安値、ケチャップの最安値をいちいち覚えておくくらいなら、他のことを記憶しておきたいでしょう。
そういう時にスマホを使います。「このマヨネーズの価格安いんちゃうか?」と思ったら、広告を写真に撮ったり、スーパーで値札を写真に撮っておきます。
他のスーパーに行くたびに、ついでに値段を確認したり、広告に載っているマヨネーズの値段を写真に撮ったマヨネーズの値段と比較します。
写真に撮ったものよりも安ければ、そのマヨネーズの値札の写真を取り、古いものを消します。
こうして、最安値が分かったら、スマホのメモアプリに家計簿というフォルダを作り、調味料やサランラップなど種類ごとにメモを作成して写真を貼り付けていきます。
どこのスーパーか分からなくならないように、写真の上にはスーパーの名前を入れておきましょう。

これも面倒くさいと思うかもしれませんが、おそらく皆さんが行くスーパーの数は3つ4つだと思います。
3つ4つの広告を見て値段を比較するのは、案外毎日自然と行っています。
3つ4つの広告と過去の記憶を頼りに「これ安いんかな〜。」と考えていると思います。

メモアプリに写真を保存をしておくことで、3つ4つの比較から、最安値との比較となり、見るものは広告と広告と広告ではなく、広告と以前買った金額を頑張って思い出すことでもなく、広告とスマホのメモとの比較になりますので、見比べるのが楽になります。
最初は値段の把握していくのが面倒くさいですが、把握するためにわざわざ行かなくても、しょっちゅうスーパーには行っています。
スーパーに行くタイミングでついでに把握しておいて、写真を撮ってスマホのメモにまとめておく。
1回まとめておけば、その後の買い物がスムーズになります。
安いか安くないか?と考える時間が減り、最安値で買えるわけですから、時間とお金の節約になります。

ちなみにこれは、野菜は無理です。
野菜は季節や天候で価格が左右します。
小松菜100円と書いてあっても、1袋ごとに入ってる小松菜の量が違います。
キャベツも白菜も人参も大きさが違うので、野菜は実際に見て確認する必要があるでしょう。

お肉は安い日が大体決まっています。
毎月1日とか、月の最初の土日とか、月の最後の水曜日とか、お肉が安い日は大体毎月同じですので、それを把握しておけばいいです。
冷凍庫が入る限り買えば、お肉を最安値で買うことはかなりの節約になります。
そういった毎月決まった日に安いという情報はスマホのリマインダーに書いておくと便利です。

リマインダーに買い物リストを作っておくと、スーパーに行って買い忘れを防ぐことができます。僕はスーパーに行く前に、冷蔵庫を見て、必要な野菜などをリマインダーに書いてからスーパーに行きます。
そこに、お肉が安い日を忘れないように書いておきます。
在庫のない調味料などもリマインダーに書いておきます。
リマインダーには、必要であれば曜日、スーパーの名前と、買うものを書きます。
“水曜 イオン 人参”という書き方です。

家計簿はアプリを使わずにエクセルを使います。
今はスマホにエクセルがあります。iPhoneだとnumbersです。
アプリはそのアプリのやり方に合わせないといけなかったり、使ってみたら平均値が出せなかったり、追加で修正が効かないので、家計簿はエクセルで作ることをオススメします。
1年ごとにシートを変えていけば、去年の8月の出費と見比べることもできます。
グラフも簡単に作ることができます。

紙だと合計の計算をしないといけませんし、平均値の把握や項目追加などの修正がしにくいので、あまりオススメしません。
面倒な家計簿を出来るだけ簡単にするためにも、エクセルで作ることをオススメします。

こうして食費と日用品費の最安値を把握し、在庫がなくなった調味料や日用品などを安い時に買うことで、かなりの節約になります。
家計簿には沢山項目がありますが、節約できるのは食費と日用品費です。
それ以外は節約というより我慢です。

食費と日用品費は月単位で考えると変動があって把握しずらいです。
なので食費と日用品費は1年単位で考えます。
1年単位で食費と日用品費の平均値をだして、半年経った頃くらいに、ざっくり平均値になっているか確認すればいいのです。
とりあえず最初の1年は平均を把握するための1年となるでしょう。
その間に最安値を確認しておくと、最安値で買った場合の予算を組むことができます。

1年の平均で考えるなら、食費も日用品費も水道光熱費と同じく固定費になります。
家計簿の項目は固定費を増やしたほうが、予算を組みやすくなります。

しょっちゅう買う食費と日用品の家計簿の記入は面倒くさいと思うかもしれません。
ですが、こうして把握するために家計簿に記入しておけば、メモに最安値の写真を保存し、リマインダーで安い日と必要なものを買いておけば、その後はトータルの買い物の時間が短縮されます。
お金と時間の節約になります。

忙しくて最安値で買えない時は仕方ないですが、それ以外の時は最安値で買う事ができます。最安値を探すことは1回まとめてしまうと毎回考えなくていいので、ある意味で楽です。
そしてどこを節約するかが具体的に見つけれますので、拘りたい部分は拘る事ができます。
僕の場合、最安値で買う工夫をしながらも、毎朝の食パンは好きなパン屋さんで買っています。
1年も折り返しを過ぎましたが、ぜひ今からでもやってみてください。

化粧品研究者こまっきー

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