化粧品研究者こまっきーの語り部屋

化粧品研究者こまっきーが普段考えていることを書き留める、日記のようなもの。

季節の変わり目は特に無理をしない。

健康的な生活を送る上で、一番大切なことは無理をしないことです。
健康的な生活を送るには、規則正しい生活をとか、適度な運動をするか言われていますが、その大前提に無理をしないことがあります。
試しに「毎週土曜日はランニングをしよう。」と決めて、予定がない土曜日だけでなく遊びに行く土曜日でも、ちょっと体調が良くない土曜日でも、関係なく「適度な運動をすることが健康の秘訣!」とランニングをしていると、体調を崩すでしょう。
規則正しい生活を意識し過ぎると、少々調子が悪くても、朝はいつも通りの時間に起きようとし、日中にゴロゴロしていてはいけないと思ってしまいます。
健康的な生活を送る上で良いとされていることは、今、健康で元気であることが大前提になるのです。

ですので、体調が悪いなら健康的な生活を送る上で良いとされていることをするのではなく、休まなくてはいけません。
肌が荒れているということは、体が疲れていて、体内の熱の処理が上手くいっていない可能性があります。なので肌荒れは休むサインです。
実際に肌が荒れている時は、いつもより頭がぼーっとしたり、体や顔に熱がこもってるような感覚があるはずです。
特にこれといって目に見える不調はなく、体温を測っても平熱である場合でも、なんか体がだるいなら休むサインです。

休むと言えば、ベッドで寝るとか発熱したときの状態をイメージするかもしれませんが、その時の体調によってどうするのかは変わってきます。
ちょっと体がダルいから、友達との予定はキャンセルするけれど、スーパーへ買い物は行くというのは、行動を休むよりに変更または行動の削除をしています。
スーパーに買い物へ行くよりも、人と会って話している時の方が疲れますから、体としてはスーパーに行く方が楽です。
休む=ベッドと考えてしまうと、動くか動かないかという選択肢になり、「休むなんて無理。」と思ってしまいます。
1日の予定を軽くするだけでも休むよりに行動は変更できています。

今の僕たちに問題なのは、友達との遊びをキャンセルするべきなのかという判断が鈍っている事です。発熱までいかないと遊びのキャンセルをしない人は多いのではないでしょうか。
急に発熱することはありませんので、実際には徐々に体調が悪くなって発熱しているのですが、徐々にの部分に気づける人は少ないと思います。
「ちょっと体調悪いかも?」と思ったその日や次の日に発熱している場合は、時すでに遅しです。
それよりも前から体調は徐々に悪くなっています。
徐々に体調が悪くなっている時に、行動の変更やキャンセルをしなくてはいけません。
それは健康的な生活を送る上で良いとされている、適度な運動も同じくです。
徐々に悪くなっている時点で健康ではないので、休むよりの行動を選択しなくてはいけません。

自分の体調が徐々に悪くなっていると感じることは今の僕たちには難しいです。
毎日自分の体の調子を日記をつけるかのように感じなくてはいけません。
ちょっと調子が悪くなった時に、「なんか今日は体がダルいな。」と感じます。
しかし、朝起きて朝ご飯を食べて、バタバタ支度して家を出て、通勤中はスマホを触って、会社につけば仕事を始め、仕事が終わって家に着いたら晩御飯を作り、お風呂に入って、ベッドでゴロゴロしながらスマホを触っている生活の中に、体の調子を感じる時間がないのです。
特に、夜家に帰ってから感じる体調不良は、皆さんも経験がある通り、すでに遅いです。

朝パジャマから仕事着に着替える時間、朝ごはんを食べている時間、電車の通勤中、会社について仕事が始まるまでの時間、制服に着替える時の時間、ちょっと一息ついたとき、ランチのときなど1日のどこででもいいのですが、夜気づく前に少しの時間でいいので何回か体の調子を伺う時間が必要です。

これは「調子どうや?」と体に声をかけるとかそういう話ではなく、スマホを触らず誰とも話さず、なにもせずにぼーっとしていると、なんとなく感じます。
足がむくむなら、休憩室で何も考えずにストレッチをしていると、何か感じることがあると思います。
ポイントは行動しない、考えないことです。
今の社会で体の変化に気づけないのは、やるべきことが多いからで、やるべき事や考える時間が多いからです。
なので、1日のどこかで何回か、5分くらいのちょっとの時間でいいので、スマホを触らずに誰とも話さずに椅子に座ってぼーっとしてみたり、何も考えずにストレッチをしてみると、いいと思います。
そこで元気があると感じるなら良しです。
疲れていると感じたり、頭がショートしてしまいそうな感覚があるなら、仕事のペースを落としてみたり、何かしらの調節が必要になるでしょう。
これは朝から昼にかけてがいいと思います。
夕方は誰でも多少疲れているものなので、慣れてくれば夕方の調子の違いも感じてもらえればいいですが、まずは元気であることが間違いない朝や昼の変化を感じてみた方が分かりやすいと思います。

今の時期は厄介で、暑い夏から涼しくなると、暑さによる体のダルさが抜けて、元気になった気がします。
しかし今週は日本列島の東西で台風が発生して、同じようなタイミングで北上してくるので、台風の挟み撃ちにあうでしょう。
体の調子は気温だけに左右されるのではなく、湿度や気圧など気候全体の変動に左右されます。
涼しくなって、体が軽くなった部分だけをみていると、他のことが原因で調子が悪くなっていることに気づけません。
夏の暑さは目に見えて感じますが、台風が近づいている時の気候の変化は目に見えないので、夏の暑さほどには気づくことができていません。

季節の変わり目の気候変動は、体温を一定に保つ体としては繁忙期です。
毎日気候が変化し、それに合わせて体の中を調節しなくてはいけません。
夏の暑さだけの調節をしていた頃とは違い、調節の幅が広がるのが季節の変わり目です。
一番忙しく、疲れやすい時期です。
日常を健康的に送る上で、無理をしないことは大前提にありますが、季節の変わり目はとくに要注意です。
特に秋は涼しくなった分の体の軽さが台風の影響を感じにくくなっています。
健康とは、規則正しい生活をすること以上に、体の調子を感じなくてはいけませんので、朝と昼にちょっとだけ何もしない時間を作って体の調子を感じてみてください。

化粧品研究者こまっきー

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