「自分の家、または部屋の模様替えをしよう!」
と思う時はどんなタイミングでしょうか。
春という季節でしょうか。
自分にとって何かの区切りがついた時でしょうか。
それらはキッカケになりますが、タイミングとしては“自分に余裕がある時”ではないでしょうか。
自分に余裕がある時というのは、考える時間があり、部屋の模様替えなら部屋の模様替えに取り組む時間があるということです。
忙しくて毎日バタバタしている時に「部屋の模様替えしよう!」とは思わないでしょう。
そう思う余裕もないと思います。
忙しい毎日なら、部屋の模様替えというよりも「掃除しないと!」と忙しくて適当になっていた部屋の掃除をするでしょう。
もし掃除し始めた時に「ついでに部屋の模様替えをしよう!」と思ったのなら、何か区切りがついて、ひと段落したことがあるはずです。
新しく習い事を始める時も、新しいことを始める余裕がある時しか始めることができません。
春というのは新入社員が入ってきたり部署異動があったり、学校では新学期が始まるように、社会全体が変化していくので、何か新しいことを始めたくなります。
しかし大抵の場合に新しいことを始めないのは、社会全体に変化があるからでしょう。
新しいことを始めたものの、続かなかったりするのも、社会全体に変化があるからと考えられます。
同じ部署で仕事をしていても、3月までとは人が変わり、新入社員が新しく入ってきて自分の立場も変わります。去年は教えてもらう立場だったのが、教える立場になることもあります。
すると仕事でいっぱいいっぱいなので、家に帰ってくると、ゆっくりしたいと考えます。
新入社員だけではなく他の社員も部署の新しいメンバー構成に慣れないといけないので、他の社員もいっぱいいっぱいです。
お子さんがいる家庭なら、自分と子供の両方に変化がある季節ですので、家に帰っても休まらないでしょう。
ですので春はメディアの発信もあって、何か新しいことを始めたくなりますが、新しいことを始めるのに適した季節ではないと思います。
新入社員が4月に新しい習い事を始められるのは、仕事がまだ研修中で、その研修に対して余裕があるからでしょう。
新しいことを始めるのは、5月以降、研修が終わり部署に配属されて仕事に慣れてきてから、すでに働いている社員なら新しいメンバー構成に慣れてくる5月以降の方が、いいと思います。
5月6月くらいになると、忙しいとは言っても4月の時のように仕事がうまく回らず効率が悪い状況ではないと思いますので、少し余裕が出てくるはずです。
僕たち自身が、部屋の模様替えをしようとする、新しい習い事を始めようとするときを考えてみると、自分自身とその周りが余裕があり落ち着いているときであることが分かります。
その周りとは仕事でいうと部署全体や営業所全体のことです。部署全体や営業所全体が落ち着いていないと自分もバタバタしていることからも、自分の周りを含めて落ち着いていて、部署の仕事がうまく回っているときでないと、新しいことを始めるのは難しいでしょう。
これを今の政治に置き換えてみると、模様替えをするのは今なのかと考えてしまいます。
今月に入ってから選挙ということもあって、石破政権批判をよく目にします。
SNSでの個人の投稿だけならまだしも、マスメディアも連日色んなネタを出しています。
自民党は単独で過半数割れをすると予想している記事もあって、ああいった記事を見ていると自然と自民党に票が集まらなくなるのではないでしょうか。
では自民党が過半数割れをするとどうなるのでしょう。
おそらく、ますます国会で話がまとまらなくなって、決めなきゃいけない法案は決まらなくなり、停滞するでしょう。
子供の頃、両親が喧嘩していると晩御飯の時間が遅くなったように、政治は前に進まずに、問題が起こっても解決できずに停滞すると思います。
それが良いこともあります。
国会議員の殆どが自民党で、多数決を取れば間違いなく可決される状況では、多数決も意味をなしません。
反対する人の意見を聞かなくとも法案は通ってしまいますから、それでは独裁のようになってしまいます。
自民党だけの意見ではなく、色んな党の意見が反映された方が、良い時もあります。
停滞をさせて、きちんと議論を重ねるべき議題もあると思います。
しかしそうやって、国会のバランスが新しくなって、あーではないこーではないと話し合うタイミングは、日本とその周りが落ち着いているときと言えるでしょう。
落ち着いている時でないと、ちゃんと話し合えないのではないでしょうか。
政治の場合、国内は政治の影響もありますので、少なくとも日本の周りが落ち着いているときではないかと思います。
日本の周りが慌ただしい時に、日本国内の政治の体制が新しくなって体制が整わない状態が続くと、日本の周りが「今がチャンス!」と活発的に動き始め、国内は日本の周りの動きに影響されるものの何も決められないという、国内は混沌とした状況になるのではないでしょうか。
今、メディアは自民党批判を強めています。
「他の党もなんかあるやろ。」と思いますが、批判の矛先は自民党一択です。
立憲民主党は政権交代と言っていますが、連立できていない以上、政権交代は無理でしょう。
維新は万博問題がありますので、関西でも票が集まるのか?と疑問に思います。
となれば、結局野党の票も集まりにくいのではないかと思います。
そんな中の自民党政権批判をするメディアをみていると「メディアは日本国内を混乱させたいのか?」と考えてしまいます。
自民党が良いとは思いません。
僕自身、選挙の時は浅はかな知識の中で「自民党以外に投票して、少しでも自民党の席数を減らした方が、他の意見が反映されるのでは。」と考えて投票してきました。
今も浅はかなことには変わりはありませんが、最近は「今この状況でのベストは何か?」というのを考えています。
部屋の模様替えと違い、政治が安定しているときに政権交代などの変化は起こらないので、政治はこういう時に変化があるのかもしれません。
日本の周りが安定していているなら、政権交代などの変化が起こっても、国内の問題に時間をかけられると思いますが、今はどうでしょうか。
今が政治の模様替えをするタイミングなのでしょうか。
僕は成人して13年が経ちました。
選挙の時は「自民党以外に投票して、少しでも自民党の席数を減らした方が、他の意見が反映されるのでは。」という考えで、その時その時で投票する人と政党を選んできました。
今回はそうではなく「今この状況でのベストは何か?」を考えて選ぼうと思っています。
その為にも時事問題を少しでも多く見て知識を増やすようにしています。
そのとき、選挙シーズンに入ると野党は自民党批判を強めるのが当たり前だそうですので、その批判に惑わされないように注意して情報収集しようと思います。
化粧品研究者こまっきー
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