数年前に夜寝れない日が続いて、困って調べてみると深呼吸をすることが良いと書いてありました。
そこで僕も深呼吸をやってみたことがあります。
「こういうときはラジオ体操のように動画で一緒にやったほうがやりやすいだろう。」と、YouTubeで検索して、10分くらいの動画があったので、その動画に合わせて深呼吸してみました。
動画に合わせて深呼吸しようとしてみると、深く息が吸えないことに気づきました。
ゆっくり息を吐くことは吸うことよりも楽でしたが、深呼吸を続けると吸うのも吐くのもしんどくなりました。
サッサと吸って、サッサと吐きたい。
まるでランニングをしている時のように、体は呼吸のペースを早めて欲しいと訴えてくるかのように、深呼吸が苦しくなりました。
「最初やから、慣れてないだけかもしれへん。」
そう思って、続けてみることにしました。
夜、急にリラックスしようと思っても難しいです。
だいたい毎日夕方にシンドくなっていたので、「夕方に深呼吸をしてリラックス出来れば、寝る頃にしんどさを引きずることなく眠れるのではないか。」と深呼吸を行う時間も考えました。
しかし、数日続けても変わらず、むしろ深呼吸をすることが嫌になりました。
本当に疲れている人、病気な人や頻用されている“自律神経の乱れ”以上に乱れている人はそれどころではないようです。
夜寝れなくて、寝ようと思っても頭が冴えているので、リラックスするために深呼吸してみようとしたこともあります。
youtubeの動画で深呼吸を10分。
「はい吸ってーーーーーー、ゆっくり、はいてーーー」
言われた通りにやってみようとしても、深く吸ってゆっくり吐くのがシンドかったです。
そして「本当にダメな人に深呼吸は無理だ。」と気づきました。
それからもう少し元気になってきた時に、深呼吸を試してみると、以前よりできるようになりました。気づけば普段の呼吸も前よりは深くなっていることに気づきました。
どうやら深呼吸ができるかどうかは、体調に大きく影響するみたいです。
リラックスするために深呼吸をする、自律神経を整え心身を健やかに保つためにする深呼吸は、健康のためにランニングをするのと同じような位置付けであるようです。
健康のためのランニングは自分が健康でないと出来ません。
慢性疾患で激しい運動をすると症状が悪化するなら、ランニングはダメです。
アトピーで汗かくと痒くなったり、汗をかくことで体力が消耗されて症状が悪化するほど弱っている場合は、ランニングをすると体はさらに弱くなります。
ランニングをして健康になるのは、心身ともに健康であることが最低条件なのです。
深呼吸はランニングよりもハードルが低いです。
しかし僕のように、その低いハードルである深呼吸すらもシンドい場合は要注意です。
そんな時はまずは休むしかありません。
とにかく体を動かなさいようにする。
すると、忘れていた疲労に気づいたかのように疲れがドッと押し寄せることもあります。
休むことは、良くないことであるイメージがありますが、休むことは行動の1つです。
全てのスイッチをオフにして休むのではなく、休むというスイッチをオンにしています。
深呼吸ができない人は、休む時間が足りてないと考えられます。
ですので、まずは休んで休んで休んで、体を健康に戻さないといけません。
そのとき、体を出来るだけ動かさないほうがいいですが、食事はしっかり摂らないといけません。
食事をしないと、エネルギーも体の部品も足りなくて、回復しようとしても出来ないです。
そうして休んで、身体を回復させて、再び深呼吸してみてください。
元気になっていたら深呼吸することが苦でないし、ダメだったらまだ疲れは取れていないということです。
このとき、自分のペースは体調次第でブレるので、YouTubeなどの動画で動画のペースを基準に深呼吸したほうが体調の変化が分かりやすいです。
深呼吸はよく推奨されていますが、リラックスするためにというだけではなく、自分の体調を測るためにもなります。
深呼吸出来る人は健康の証です。
疲れは忙しいと忘れがちです。
そんな日が続くと、疲れているのが当たり前の状態で、疲れている状態に慣れてしまいます。
すると、悪い意味で疲れ知らずで動き続けてしまいます。
そんなことをしていると、気づいた時にはどうしようもないくらいの慢性疾患を患っている体になってしまいます。
疲れの判断方法は色々ありますが、今の生活は忙しないので自分で気付けないことが多いです。気づかないまま動き続けて、体調を崩すことはよくあると思います。
そこで深呼吸を1つの判断基準としてみると、
「ああ、今日は全然ダメや。休もう。」と健康な人は疲れに気づけて、体調管理や肌荒れ予防になると思いますので、深呼吸はリラックス目的だけではなく、疲れの判断基準としてやってみるのも良いと思います。
化粧品研究者こまっきー
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