今週のお題が生活の知恵だったので、今回は僕の生活の知恵を話そうと思います。
自分には知恵と言うほどのことではないと思っているのですが、周りから「すごい。よくそんなん思いつくな。」と言われたことを紹介したいと思います。
色々ありますが今回はは料理関係にします。
料理関係でよく言われるのは、野菜の捨てる部分の活用方法です。
例えば、玉ねぎの皮は捨てずにザルの上に置いて、乾かしています。
野菜や果物の皮ってすごいと思います。
あんなに薄い皮がなくてはすぐに中身は変色してしまいます。
今の時期だと、りんごが分かりやすいです。りんごを切って皿に置いておくとすぐに変色してしまいます。あの薄い皮がなかったら、あんなにすぐに変色してしまうのです。
ということは実の部分にはない皮特有の成分があると考えられます。
実際に皮には実よりもポリフェノールが豊富に含まれています。
これを捨てるのは勿体ないです。
ですので、玉ねぎの皮は味噌汁やカレーに入れます。
味噌汁なら味噌を入れるまで、上に玉ねぎの皮をちょこんと乗せて蓋をします。
カレーもルーを入れるまで、上に玉ねぎの皮をちょこんと乗せて蓋をします。
味噌やルーを入れる頃には、透明だった出汁が茶色くなっていますので、皮の成分を抽出できています。
僕は野菜に栄養が無くなったのではなく、野菜の皮を食べなくなったことで摂取する栄養が無くなったのではないかと考えているので、人参も大根も蓮根も皮を剥かずに料理します。
なので活用できる皮といえば、玉ねぎの皮と、後はみかんの皮です。
みかんの皮は乾かして2年以上乾燥させ続ければ、変色して陳皮という生薬になります。
2年も放置しておく場所がないので、僕は1年で使用をしていますが、陳皮という生薬は胃腸を整える効果があります。
陳皮にお湯をかけて飲むと、かなり不味いことが分かりますが、この味は味噌汁には合わないので、味噌汁には入れず、味の濃いカレーに入れています。
陳皮にお湯をかけるだけでは不味いのですが、ここにレモンを入れると急に美味しくなります。
陳皮1枚にレモン半分を500ml入る入れ物に入れます。
熱湯を入れるので、コーヒーのドリップポットがメモリも測れて使いやすいです。
レモン半分は絞ってレモン汁は別の器に保管します。
最初は陳皮1枚と絞った後のレモン半分を入れて、熱湯を500ml注ぎます。
最初はレモンの皮の苦味で陳皮の味が隠れて、レモンのほろ苦味ジュースになります。
2杯目は別の器に保管しておいたレモン汁を半分入れて、熱湯を500ml注ぎます。
すると苦味がなくなり、酸味と甘味のあるレモンジュースになります。
3杯目残ったレモン汁を入れて、熱湯を500ml注ぎます。
2杯目よりも味は薄くなりますが、レモンジュースになります。
3杯目は陳皮もレモンの本体もほとんど味が出てこないので、2杯目に入れるレモン汁は半分よりも少なめの方がいいかもしれません。
陳皮1枚とレモン半分で1.5Lのレモンジュースが出来上がります。
レモンの皮には花粉の時期に推奨されているサプリメント青みかんに含まれている、ヘスペリジンやナリルチンが含まれています。今から飲み続けておけば、花粉の時期が楽になるかもしれません。
みかんの皮は元々捨てるものですのでタダです。
レモン1個買ってくるだけで1.5Lのジュースを2回分で3Lのジュースが出来上がります。
ジュースといってもさっぱりしてますので、風呂上がりに飲むと美味しいです。
レモンはこれから国産のレモンが出てきます。
1個100円くらいですので、100円で3Lのジュースが飲めると考えると、経済的で健康的です。
野菜の捨てる部分の活用は、皮以外に芯があります。
キャベツの芯には甘味があります。味噌汁に入れると甘さが出ていつもとは違う味噌汁になります。味噌汁の具と同じサイズに切れば、食べることもできます。
玉ねぎの皮のようにカレーに入れてもいいですし、炒めもののときに塊のまま入れて一緒に炒めたりします。
これから安くなってくるであろうブロッコリーも、芯は食べれます。
外側を少し取り除いて、野菜炒めの時の野菜と同じくらいのサイズに切ります。
焼き肉炒めやオイスター炒めのときに入れると、玉ねぎや人参とは違う食感で、タレにあまり絡まずにあっさりしているので、炒め物の具材の中で箸休め的な役割をします。
その他、小松菜の下の部分は土がついていなければ味噌汁に玉ねぎの皮と同じように入れます。
実はこれは僕が大学生の頃に働いていた王将でやっていたことでした。
お店ですので、人参などの皮は全て処理します。
すると結構野菜の捨てる部分が出来上がるのですが、それを鶏ガラスープの鍋に入れて一緒に煮ていました。
玉ねぎの皮など色に影響が出るものや入れすぎるとスープが不味くなるものは、量を加減して入れていました。
野菜と鶏ガラで作るので、チキンブイヨンのようになります。
働いていた王将はフランチャイズでしたので、他の王将が同じようなことをしているのかは分かりませんが、僕は働いていた王将の真似をしています。
たまねぎの皮は入れすぎるとスープが不味くなってしまうので、量は適当に加減してみてください。
他も入れすぎると、味が前に出てきてしまいます。
あくまで出汁であり、旨みの部分ですので、目立たないくらいが丁度いいです。
目立つものではありませんが、入れると味の広がりが感じられます。
いつも捨てているもので、美味しくて健康的ですので、良ければやってみてください。
化粧品研究者こまっきー
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今週のお題「生活の知恵」