化粧品研究者こまっきーの語り部屋

化粧品研究者こまっきーが普段考えていることを書き留める、日記のようなもの。

今年も雨上がりは風が強い。

ここ関西では去年の春から、雨上がりは必ずと言っていいほど風が強い傾向があります。
雨が降ると空気中に水分が多くなるので湿度が上がります。
気温が低くても、湿度が高いと体感温度が上がります。
なので、雨の日は太陽が照っていないので寒く感じますが、次の日は晴れると太陽もあり湿気もありで、暖かく感じます。

ところが風が強いと、その湿気を風が持っていってしまいます。
雨の日やその前後は最低気温が高いのですが、雨上がりに風が強いことで、湿気だけではなく気温も持っていってしまいます。
体感温度が上がる湿度も、そもそもの気温も持っていってしまうので、風が強いと急激に寒くなります。

ちなみに、先日の“10年に一度の最強寒波”と言われた1週間の前の土日は2日続けて雨が降っていました。その後、風が強くなって、急激に気温が下がっていきました。
そして、今日から“最強寒波再び”と言われています。
「今回は雨が降ったっけ?」と思うかも知れませんが、日曜日の夜中に雨が降っていました。
そして月曜日は朝から風が強かったです。

雨が上がりに強い風が吹くことには、気をつけないといけません。
気温が下がるだけではなく、湿度も下がるので、思ってる以上に寒くなります。
“病は気から”と言われますが、それは強気でいることではなく、「思ってた以上に寒い。」という感覚のギャップから来るのだと思います。

体は僕たちの言うことを聞かずに勝手に動いています。
ニキビができて「治れ!」と願ってもニキビは一定の周期通りにしか治っていかないし、肌荒れも、発熱も、いくら命令しても体は言うことを聞きません。
しかし、僕たちの行動や心境は影響するようです。
聞かないのに、影響するとは勝手な気がしますが、体は僕たちの命令は聞かないのに、僕たちの行動や心境には影響されて、体調を崩します。

体のことは言っても聞いてくれないのですから、体に任せるしかないのですが、体に影響しないように生活することで、体調管理に繋がります。
例えば、雨上がりに風が強くなるときは気を付ける。
そう意識しておくだけで、自然と服装に気を使うようになります。
不思議なもので、いつもよりちょっと厚着をするだけで、駅のホームで待っている時に体が冷えるのを少し防げたりします。反対に何も考えていないと、とりあえず着た服がいつもよりちょっと薄手で、その日は風が強く、電車が遅れていて、待っている間に体が冷えて、仕事をしているとなんだか体がダルくなってきた。なんてことになります。
僕は“病は気から”とはこう言うことだと考えています。

なので天気が変わる時は注意しています。
特に晴れる日が続く時よりも、雨の日です。
晴れの日に気をつけるのは1年中同じで、動きすぎないことでしょう。
春や秋の季節の変わり目の晴れの日は気持ちのいい気温なので、ついつい活発になってしまいますが、空気が乾燥していたり、朝晩と日中で気温差が大きいので、疲れると体調を崩してしまいます。
夏は熱中症に気をつけないといけませんし、冬は晴れていてもそこまで活発にならないので心配いらないかもしれません。
そういう意味では晴れの日は、動いて疲れすぎないことだけを気にしていればいいのです。

しかし、雨の日はその後の気温や湿度が大きく変わることがあります。
僕たちは季節の変わり目で体調を崩しやすいように、気温や湿度が変わる時は気をつけないといけません。
去年の春から、雨上がりは急に風が強くなる傾向があり、そのたびに気候が大きく変わります。
もちろん、そうじゃない日もあります。
なので僕は「こうなる。」と決めつけるのではなく、「こうなるかもしれない。」と悪い方の可能性を考えています。そして雨上がりにどうなるかを気にしておいて、次の日に晴れても、晴れた日が続くまでは気候の変化、とくに風に注意をしています。

大人になると、家から会社の往復で、外にいるのは家から駅、駅から会社の10分ずつくらいだから、あまり外の影響を受けないと思うかもしれません。
しかし、日によって暖房の効きが悪いように、日によって室内の空気が乾燥しているように、室内にいても外の気候の影響は受けています。

また今年に入ってから晴れている日に、外に出ると結構暖かく感じることがあると思います。
僕はなんとなく、太陽が冬なのにギラついている感じがします。
それゆえに、太陽に当たっていると暖かく、晴れた日と雨上がりの日の気温のギャップが激しいように思います。
それも雨上がりに風が強いと、気温が風に持っていかれるので、「晴れてるのになんか寒い。」と感じます。

今年は風が強いことに加えて、太陽のギラつきもあって「思った以上に暖かい。」「思った以上に寒い。」という感覚のギャップが起こりやすいのかもしれません。
今回の風が強かったことを覚えておいて、「思ったより」を少なくしていけば、体調不良になりにくくなるでしょう。
僕は数年前からこれを意識していて、体調を崩すことが随分減ったなと感じています。

化粧品研究者こまっきー

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