化粧品研究者こまっきーの語り部屋

化粧品研究者こまっきーが普段考えていることを書き留める、日記のようなもの。

春は重ね着の季節。

去年の春から雨上がりは風が強くなるので、注意する必要があります。
雨が降ると、湿度が上がり、体感温度も上がります。
晴れていないと太陽の暖かさを感じないので寒く感じますが、太陽が左右しない場所だと湿度の差は結構感じることができます。部屋で加湿器をつけて湿度を上げれば、気温は変わっていないのに暖かいです。
雨の日は太陽が出ていないので寒く感じますが、湿度が高い分、空気的にはちょっと暖かいのです。

ところが、風が吹くと一気に変わります。
雨によって上がった湿度は風に吹き飛ばされ、次の日晴れたとしても、太陽の暖かさも吹き飛ばされ、雨上がりで晴れているなら湿度もあって暖かく感じるはずなのに、結構寒くなります。
冬は寒い季節ですが、気温差が少なく安定して寒いので、次第に体は慣れていきます。
しかし、去年の春から起こっている雨上がりに風が強くなることが冬でも起こったので、急激に寒くなる日がありました。
この冬は何回か“最強寒波”と言われていましたが、その前には雨が降り、その後風が強くなって、寒くなっていました。

なので冬の時期にも雨上がりは風が強いので、体調に気をつけるというブログを書いていましたが、これからの春はもっとややこしくなります。

まず、春は雨上がり関係なく、風が強いです。
ですので、空気はずっと乾燥しています。
僕は部屋に温度湿度計を置くことをおすすめしています。
僕たちは普段の生活でいっぱいいっぱいなので、「ちょっと空気が乾燥しているから、気をつけよう。」なんて思っている余裕がありません。気にしないといけないというブログを過去に書いたことがありますが、癖づけれない限り難しいです。
天気予報は晴れか雨かくらいしか見ませんし、晴れていたら「気にすることは特になし。」と思ってしまう節があります。

そこで、温度湿度計を部屋に置いて、時計のそばにでも置いて、定期的に目に入るようにしてチェックするようになれば、少しは空気の変化に気づいて、体調管理できるのではないかと考えています。
「あ、今日は湿度低い。」と時計を見るついでに目が入って確認できれば、仕事中に喉が気になれば、いつもより水分を多く取ろうと考えることができます。
「喉が気になったなら、水分取るなり、のど飴を舐めるなり、なんかするやろ。」と思うかもしれませんが、意外とそうじゃないんです。
意外とそうじゃないから、気づいた時には体調を崩しているんです。
仕事をしていると、空気のことも自分の体調のことも意識しなくなるので、ちょっとした変化に気づきにくくなっています。しかし、湿度が下がっていることを目視できるものがあれば、朝家を出る前に確認していけば、少しは意識するようになって、「喉が乾燥するからお茶を飲もう。」といつもより早く喉の変化に気づくことができます。
温度湿度計は家だけではなく、会社のデスクに置いておけるなら会社のデスクでもいいですが、会社は基本乾燥していると思います。
知り合いはデスクの上に加湿器を置いているみたいです。

季節の変わり目は気温差が激しいように、温度湿度計でチェックしてお茶を飲んだりとその場で対応ができるものもありますが、朝次第ではその場でパッと対応できないものがあります。
それが服装です。

冬は外は寒く、部屋は暖房下で暖かいので、それを見越して服装を選びます。
安定して寒く、そこまで気温差がないので、とりあえず暖かい服装をしておけば間違いないのが冬です。

しかし気温差の激しい春は、見越すことが難しいです。
関西でもまだ朝は4℃と肌寒いので、通勤の時にはまだダウンジャケットが必要だと考える人は多いでしょう。しかし、日中にダウンは暑く、ダウンを着ながら歩いていると汗ばんできます。ダウンはそれだけで暖かいので、ダウンを着ている時は薄手になりがちです。
暑くてダウンを脱いで歩けるくらいの薄手ならいいんですが、カットソー1枚とか、いくら暑いからといってもダウンを脱いで歩くには薄手すぎる場合は脱ぎたくても脱げません。

「3月に入ったし、ダウンはもう終わりや。」と思って、春のコートに切り替える方は、コートが薄手な分、インナーが厚手だったりします。そうしないと朝晩は寒いですから、コートで春の雰囲気を出して、インナーは厚手のままです。しかしその場合も、日中に歩いていて暑くなってきた時に対処することができません。コートを脱ぐと、厚手のインナーでも風が強いと寒くて、コートは着ていないといけなかったりします。

春は気温が上がるごとに体に熱がこもり、その熱が上にあがって顔周りのトラブルが多くなります。花粉症、目周りのトラブル、肌荒れ、むくみ、火照り、のぼせ、と春に起こりやすいトラブルは顔周りが多いです。
体に余分な熱があることが問題なので、歩いていて暑くなってくれば、その熱は外に出してあげた方がいいんですが、服装を失敗すると、脱ぎたくても脱げずに、汗ばむくらいに体を温めてしまいます。

汗をかいてしまうと、時間が経った時に体が冷えます。
強い風は急激に体を冷やすので、歩いて汗ばんで、その後寒くなってきて、夜には悪寒がしてくるのが、春の体調不良あるあるです。

そうならないためにも、春は重ね着をするのがおすすめです。
春のコートやライダースに、薄手のニットと、ちょっとした羽織もの。
男性ならカッターシャツの上に着ているニットを薄手にしたりベストにしたり、男女問わず肌着を暖かい長袖から普通の長袖に変えるのもいいです。
こうしておくと、暑くなれば、ちょっとした羽織ものを脱げばいいんです。
ちょっとした羽織ものを脱ぐだけでは暑いなら、ライダースを脱いで、ちょっとした羽織ものと薄手のニットです。
全部着る、ちょっとした羽織ものを脱ぐ、ライダースを脱ぐの、気温によって3パターンの調節ができます。

さらにストールがあると尚いいです。
流石にマフラーはもう暑いですが、首に何か巻いているだけも結構暖かいので、アウターを脱いだ時でも、体を冷やすことを防ぐことができます。

冬は、雨上がりに風が強いことに注意しておけばよかったのですが、春はいつも風が強く、朝晩は寒く日中は暖かいように、それも日によって大きく変わるように気温の予測がしずらいです。
昨日は日中17℃まで上がるくらい暖かかったのですが、夜に日中以上に強い風が吹いて、今日は朝から曇りで、肌寒いです。この後は雨が降る予定ですが、このように春はいつも風が強いので、雨が降る前でも風が強く、肌寒くなる可能性があります。

朝は肌寒かったのに、日中は暖かい。
昨日はそうだったから少し薄手にしたのに、今日は寒い。
かと思ったら、今日はまた暑い。

このように毎日違うのが春ですので、服装を間違えることは結構体調に影響します。
なので、どんな気候でも対応できるように、重ね着しておくことをおすすめします。
アウターと厚手のインナーの季節は過ぎ去り、これからはアウターとちょっとした羽織ものと薄手のインナーの季節です。
この週末にクローゼットから春物の服を出して、重ね着のコーデを考えてみてはいかがでしょうか。

化粧品研究者こまっきー

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