今年の冬は結構寒い冬になりました。関西でもここ数年は雪が降ってもパラパラくらいだったのが、2月に2回も関西では大雪と言ってもいいくらいの雪が降りました。
冬が例年よりも寒かったので、春が来るのは遅くなるのかと思いきや、関西では3月上旬に急に最高気温が18℃まで上がりました。
そしてその後は最高気温が10℃前後を維持して、中旬にまた18℃まで上がる日が数日あり、22日には20℃を超えて、それ以降、雨が降って気温が下がるときはありましたが、基本的に最高気温20℃前後を維持しながら、最低気温が6℃、8℃、10℃と上がっていき、最近は最低気温も15-17℃と20℃近い気温となっています。
ちなみ、去年はいつまでも気温が上がらなかったんです。
去年の3月は中旬に最高気温19.6℃まで上がった日があり、その前後は気温が上がりましたが、ずっと最高気温10℃前後の日々が続いていました。大阪では21日に“晴れ時々雪”だったと記録されているくらいです。
そして27日あたりから気温が上がり始め、29日には最高気温が20℃を超えました。
3月1日に最高気温18℃まで上がった今年とはえらい違いです。
そういえば、GWは毎年暑くなるのに、去年はいつまでも気温が上がらなかったので「今年のGWは気温が上がらないのだろうか?」と思っていました。
日本は細かく言えば気候が1ヶ月ごとに変わるので、去年の3月のことなんか記憶にはないかもしれませんが、体は意外と覚えています。
なので、持病があると、毎年同じような時期に悪化するわけですが、去年と気候の変化が違うと余計に体は調子が狂います。
3月は最高気温10℃前後の月だと思っていたのに、急に18℃まで上がるとビックリします。
それも、2週間前は大雪で寒かったのですから、たった2週間で雪から18℃まで気候が変化すれば、去年との違いと合わせて体は調子を狂わせます。
なので3月上旬に体調を崩したり、急に肌が荒れたり、持病が悪化した人は多かったのではないかと思います。
僕もそのタイミングで悪化して、あれこれしてみたのですがあまり変化がありませんでした。最近やっと落ち着いてきたのですが、気づけば気候も安定していて、「気候に勝る治療はないものだな。」と思いました。自分が気候の変化に大きく左右されなければ、治療は気候に勝るのでしょうけど、それよりも体力がない人には気候の変化に対する治療をするよりも、安静しておく方が吉となりそうです。
思いっきり雪が降り、冬は満足感を得たのか、早々に引っ込んで春が来ました。
僕は毎年春はどうなるのか読めないので“寒い、暖かい、暑い”の3つの気候に対応できる服装をしておくべきだと考えていますが、今年は少し前から“寒い”季節は過ぎ去ったと考えています。
まだ太陽が出ていないときは“肌寒さ”を感じるときもありますし、家にいると少し肌寒いときもありますが、外に出て歩いていれば暑くなってきますので、“寒い”季節は過ぎ去ったと言えます。
ところが、家では肌寒いからか、去年の春の感覚でいるからか、いまだにダウンジャケットを着ている人を見かけます。先日はムートンブーツを履いている人を見かけました。
それでは体温調節機能がおかしくなってしまいますので、そろそろ冬物はおしまいにするべきでしょう。
このように、今年の春は去年とは違います。
まずは去年とは違い暖かくなる日が早く、そして今年は急に気温が上がる日があります。
今年は3月頭に1回18℃まで急に気温が上がり、、そして4月にも1回28℃まで急に気温が上がりました。
このような急な気温の変化は体に負担がかかります。
特に気温が上がると、体は熱を外に出さないといけませんが、急に気温が上がると上手く熱を外に出せずに、体に余分な熱ができてしまいます。
熱は水分を飛ばすので、肌はカサカサしますし、熱は上に上がるので、顔まわりのトラブルは起こりやすくなります。また気管支喘息なども起こりやすくなります。
自分や周りで体調不良が多くなったのも、3月上旬や4月中旬だったはずです。
今後どのように気候が変化していくのかは分かりませんが、急に気温が上がる時は、いつもよりペースを落とすなり、無理に頑張ろうとしないようにした方が、体調不良を防げるのではないかと思います。
化粧品研究者こまっきー
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