試してみた睡眠のあれこれ
枕編、ベッド編と続き、次は掛ふとんです。
掛ふとんといえば、羽毛布団、毛布、タオルケットなどがあります。
タオルケットは夏に使うものなので、今回は羽毛布団と毛布の話と掛ふとんカバーの話をしたいと思います。
まずは羽毛布団から。
・羽毛布団
羽毛布団を選ぶとき、みるべきところは3つ、
どこ産のなんの羽毛か、生地の種類、縫製です。
羽毛はダウン、グース、マザーグースの3つにわかれ、小さい羽毛がダウンで大きい羽毛がマザーグースです。
羽毛は大きいほうが、ふんわりと空気を含むことが出来るため、保温性が高くなります。
羽毛が大きい方が値段も高いため、
お店に行くと、「気密性の高いマンションだとそんなに良い布団は必要ないですよ。」と言われ、「寒い場合は毛布を」と勧められますが、僕は毛布反対派なので、少し高くても冬布団はマザーグースの羽毛ふとんを選ぶべきです。
そして、産地についてもポーランドやハンガリーが有名で、ポーランド産のコウダ種から取れる羽毛はグースで十分温かいので、コウダ種グースはポーランド産のマザーグースよりも高価になります。
次は生地の種類です。
綿やポリエステルがありますが、生地は綿にするべきです。
また、羽毛はふんわりすることで、空気を含んで温かいので、細く長い綿を選び、軽い綿の80サテン生地や140番手単糸を選ぶのがオススメです。
最後に縫製です。
通常は均等に網目状に塗ってありますが、各メーカーごとに立体構造というものがあります。
布団の上と下で縫製を変えて、包み込むような形にすることで、寝返りを打ったときに布団が身体から離れないようにします。
とはいえ、羽毛や生地に比べると優先順位は低いです。
羽毛布団は羽毛、生地、縫製の3つのそれぞれのグレードから値段が決まります。
経験上、羽毛と生地を優先し、縫製は余裕があればでいいと思います。
一応、僕が使っている羽毛ふとんのリンクを貼っておきます。
これは京都の老舗寝具メーカーの布団です。
大手メーカーだと同じ値段で羽毛の種類や生地が異なっていたので、これを選びました。
築30年の角部屋で窓のそばにベッドがありますが、毛布なしで十分暖かいです。
羽毛、生地、縫製の3つを基準に色々調べてみてください。
実家や祖母に聞くと「冬布団は10万円くらいださなあかんで」ということだったので、
10万円を目安に羽毛や生地、縫製の良いものを探しました。
確かに、冬布団は10万円が目安だなと思いました。
・毛布
毛布は綿、ポリエステル、ウールの3つがあります。
綿やウールは身体と羽毛布団の間に入れて身体を温める毛布、ポリエステルは羽毛布団の外に入れて外気が入ってこないようにする毛布です。
しかし、僕は毛布をオススメしません。
掛ふとんなどは、出来るだけ軽いほうが良いです。
寝転んだとき、ぐっとなにかに押されるよりは、何も方がリラックスできると思いますが、それと同じように、掛ふとんはできるだけ軽いほうが、圧迫感なく、リラックスすることが出来ます。
また、綿毛布は厚みがあるので羽毛布団の暖かさを感じにくく、ウール毛布はチクチクする可能性があり、ポリエステル毛布は羽毛布団の上にかけるので羽毛布団の保温性である、ふんわりが減ってしまいます。
毛布でも数千円から数万円くらいするので、冬でも毛布が必要ないくらい温かい羽毛ふとんを選んだほうが良いです。
・掛ふとんカバー
最後にかけ布団カバーですが、素材は綿がいいです。パジャマを着ていても、かいた汗を吸ったり、通気性を良くして乾かしたりするのに、綿はもってこいです。
また、羽毛布団は“ふんわり感”が保温性を左右するので、掛ふとんカバーは薄くて軽いものがオススメです。
以前は肌あたりはしっとり気持ちいいガーゼを選んでいたんですが、ガーゼは重たいのでふんわり感が減り、寝ていても圧迫感を感じます。
ガーゼのカバーを付けていたときは気づかなかったんですが、軽い綿の素材に変えて、圧迫感があったこと、ふんわり感が損なわれていたことに気づきました。
一応、これも僕が掛ふとんや敷ふとん、枕カバーに使っているものを貼っておきます。
ガーゼが重い、綿が軽いではなく、ガーゼや綿も色々な素材があるので、綿は番手などをみたり、ガーゼは何重なのか、どういうガーゼなのかをみて選んでみてください。
ベッドに引き続き、布団関係も上を見れば結構お金がかかります。
それでも布団も20年もつと言われていますので、あまり妥協しないほうがいいです。
今回は布団やカバーで値段と品質が気に入っていて、実際に僕が使っているものも紹介してみました。
良かったら参考にしてみてください。
次回はパジャマについて、お話していきたいと思います。
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