自分で仕事をしていることもあって、政治や経済の情報収集を毎日行っていて、いくつかのメディアやアナリストの記事を読んでいます。
記事は基本的に、今までその人が書いたことを読んでいることが前提というか、ある程度知っていることが前提で書かれていることが多いので、分からない部分は調べながら情報収集しています。
世界情勢などに必要となる基礎知識を勉強すればいいのですが、今は生命科学など、他のジャンルの勉強をしているので、それが終わってからになりそうです。
今やっている情報収集は、読んで「ああ怖い。」とか「酷い。」などの感想を述べれるようにするものでなく、「これからどうなるのか?」や「これは何の意図があるのか?」と自分なりに考えて、自分が普段感じていることや、身の回りの変化と照らし合わせています。
専門知識なくては難しいかもしれませんが、専門知識はあればあるほど視野が狭くなりがちです。知識不足の僕は日常的な出来事を参考に、情報を読み解くようにしています。
政治や経済の話となると難しく思われますし、僕も難しいと感じていますが、それらと身の回りの出来事の違いはことの大小だけだと考えています。
もはや昔の出来事のように思える宝塚歌劇団の問題は僕たちの幼少期の頃にあった学校内での出来事となんら変わりはありませんし、自民党の裏金問題も僕たちが子供の頃に見ていたズルい大人と同じです。
正直、自分が大人になって、大人が作る社会がこんなにも欲にまみれているのかと、その社会に出来るだけ足を踏み入れたくないと思いました。それでも社会は回っているので、避けても避けてもぶち当たるわけですが、自分が何も出来なくとも、認識して覚えておくことはかなり大切だと思っています。
大人になると多少の悪巧みもすんなり受け入れてしまう方が多いので、子供の頃を思い出してメディアを見てみるといいかもしれません。
ド素人なりに、政治や世界経済の情報を収集して考えていますが、最近、変わったことがありました。
イスラエルとイランの問題です。
情報というのは発信する側の立場で言葉が変わります。なので、発信者がどういった考えを普段から持っているのかは知ってから時事問題の記事を読む必要があります。
イスラエルとイランの問題のときは、何だが皆、ハッキリしない発言ばかりでした。
少し遅れて出てきた記事には「何回も書き直した。」と書いてあったくらいです。
イスラエルとイランといえば中東です。
中東といえば石油です。
石油といえばオイルダラーです。
オイルダラーといえばアメリカです。
つまり、中東はアメリカが牛耳っていると言っても過言ではなく、何か大きな問題があればアメリカ絡みと言っていいでしょう。アメリカがどう考えているかは今までの歴史上で判断出来るので、アナリストたちは過去の出来事から分析し、自分の考えを発言出来ていたのではないでしょうか。今回皆の発言がハッキリしてしないのは、アメリカが絡めていないからではないか?と考えています。
今回のイランの攻撃は予め何処にどう攻撃するのか言ってから攻撃しています。
僕にはこれは、本当に攻撃して破壊したいのではなく、誰かに見せる為にやったように見えます。
何を?と言えばイランの軍事力で、誰に?と言えばアメリカであり、アメリカがコントロール出来ていないことを世界中に見せているのではないかと考えています。
アメリカがイスラエルとイランの問題を把握できていないから、メディアではパッとしない意見が目立つ。
アメリカが把握できていないということは、アメリカの中東での力は弱くなってると考えられます。それを世界にみせるために起こした出来事であれば、1回で終わるでしょうか。
そう考えると、一応は一段落つきそうなイスラエルとイランの問題は大きな問題にならなくとも、続くと考えられます。
イスラエルとイランのみならず、中東では読めない出来事が色々起こってくるかもしれません。
良く分からない難しいこの問題をなぜ話題に上げたのかと言うと、アナリストが分析しにくい、予測しにくい出来事であるからです。
分析しにくいということは、今まで通りではないという事です。
今まで通りではないということは、覇権が崩れているということです。
戦後から続いた世界の仕組みが変わろうとしているということであり、それが知れ渡る時期に入ったということでしょう。
ここでアメリカが弱くなっていることが知れ渡ると、一気にドル安となりそうですし、それを世界に気づかせるために中東でのいざこざが続くのであれば、原油価格が高騰はしなくとも、上がり続けるか、もしくは下がらないでしょう。
化粧品研究者こまっきー
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