化粧品研究者こまっきーの語り部屋

化粧品研究者こまっきーが普段考えていることを書き留める、日記のようなもの。

エッセイ

読めない出来事。

自分で仕事をしていることもあって、政治や経済の情報収集を毎日行っていて、いくつかのメディアやアナリストの記事を読んでいます。記事は基本的に、今までその人が書いたことを読んでいることが前提というか、ある程度知っていることが前提で書かれている…

社員の健康なくして成長なし。

自身の慢性疾患が悪化して、仕事を休まざるを得ない状態になって、“身体は資本”という言葉を身にしみて感じました。 動けなきゃ、何も出来ないです。仕事をしてお金を稼ぐこともできないし、酷いときは1週間くらい1日中ベッドの上で、ご飯を作ることすら出来…

考える余裕さえあれば。

考える余裕、または考える時間とも言いましょうか、そういう余裕があれば、選択を間違えることは少なくなるのではないでしょうか。 新たに悩み事ができた時、最初は「どうしよう?」と悩むと思います。それが何日も経ったり、何回も起こることで「まあいいか…

子供も大人も1日に同じことを繰り返している。

高校生の頃から塾に通うということに抵抗がありました。思えば小学校4年生のときに、特に成績が悪かったわけでもないのに塾に通い始めた辺りから塾がキライだったのかもしれません。「なんで放課後まで勉強しなアカンねん。友達と遊びたいわ。」と塾だけでは…

おしゃれはそんなに必要か?

僕は服が好きです。小学校4年生の頃から、服を買いに行くときは母に任せるのではなく、一緒に行って服を選んでいました。キクチタケオ、ポール・スミス、サンローランにヨウジヤマモトと、今まで好きなったブランドのジャンルは様々で、その時の自分がしたい…

人手不足は能力不足。

もうずっと、人手不足とか人がすぐ辞めていく問題があります。最初は「若い子がすぐ辞めていく。」だったのが、「中間管理職が安定せず、若い子と役職クラスの年齢差が大きく、コミュニケーションの取り方が分からない。」に変わり、最近は理由もわからず「…

習慣を作ろうとしない。

4月に入ると新学期、新入社員と“新しい”が付く言葉が多く、「私も何か新しいことを始めようかな?」と考える方は多いことでしょう。 そんな中、「前から気になっていたあれ、やってみようかな?」と思いついても結局やらないまま終わってしまうことも多々あ…

“〜みたいな感じ”からの脱却。

「〜みたいな感じ」を語尾につけてしまいます。「こないださ、誰々の話し方が〜みたいな感じやってん。」みたいな感じ。 最初は例えの語尾につけていたのですが、「〜みたいな感じのやつ探してるねんけど。」や「〜みたいな感じやねん。」という風に、例えを…

授業の存在意義。

最近大学の時に学んだことを復習していますが、分からない部分があればAIに聞いています。これが結構分かりやすく、学生の頃にあまり理解できなかった化学の酸化数を前よりは理解が深まりました。 www.komackyblog.com 「勉強はAIとしたらいい。」というのは…

AIと勉強タイム。

今年に入ってから大学の時に学んだことを勉強し直しています。化粧品の研究職に就くために、身体のことを学ぼうと生物学を専攻しました。細胞生物学や代謝学、免疫学など身体に関する授業を沢山聴いてきたはずなんですが、さわりしか記憶に残っていません。 …

神社は願うところじゃない。

化粧品の研究をしながら、自身の慢性疾患を治すために色々な勉強をしているのですが、改めて大学の時に学んだ生物学や生命科学の必要性を感じて復習しています。 そして化粧品の研究、慢性疾患の治療、基礎知識、とそれらを学んでいく中で、どの分野でも行き…

今は平成のツケの清算時期。

時代が変わるということは、物事にも変化があるということです。 昭和から平成の変化といえば、日本ではバブル崩壊です。戦後の復興が進み、高度経済成長期に入って1つの成長の山に達したようにバブルが崩壊しました。世界ではソ連が、そしてベルリンの壁が…

時代は終わらないと始まらない。

歴史を勉強すると、時代はまるでリレーのバトンを渡すかのように時代が変わっていくように感じる。織田信長が亡くなったから豊臣秀吉になり、徳川慶喜が大政奉還したから明治時代が始まったと連鎖しているように感じてしまう。織田信長は「次は豊臣秀吉ね。…

小説で学ぶ表現力。

1つ前のブログで、英語より国語力を磨くべきであるということを書きました。 www.komackyblog.com そう感じたのは、洋画を観ていると同じ言葉がしょっちゅう出てきたり、日本でも色々な表現を“ヤバい”で一纏めにしてしまっているところが、自分の感情を表現…

英語より国語力。

日本語より英語。と言わんばかりに英語が重要視されてきました。僕らが子供の頃は中学校に入ったら英語を学ぶ程度で、わざわざ英会話スクールに通う子は少なかったのですが、英会話スクールに通う子供が増えたようです。 2020年から小学校5年生になると英語…

羽毛布団をしまう前に。

4月に入ると最高気温は20℃前後になると予想されています。4月中には冬の羽毛布団から、春夏用へと衣替えをする方が多いのではないかと思います。 街を歩いていると、晴れの日には羽毛ふとんが干されているのを良く見ますが、寝具メーカーに教わった羽毛布団…

勉強に適した年齢はいつか。

幼稚園はさて置き、小学校の頃から本格的に勉強というものが始まります。国語に算数、理科に社会とジャンルごとに授業があって、ジャンルごとに学びます。中学校、高校と上がるたびに、算数は数学に数学はⅠとA、ⅡとB、ⅢとCのように、国語は現代国語と古文と…

文字を書く練習。

年明けから毎日、字を書く練習をしています。小学校の通知簿にある“文字を丁寧に書く”は6年間ずっと“がんばろう”でした。文字をキレイに書こうと意識しても、キレイに書けそうな時とそうでない時があったのを覚えています。当時は何故なのかわかりませんでし…

限定のテンプレート化

「日本人は“限定”が好きだから。」とコンサルの人が言います。だから限定感を出して商品を売ると。「そんなん。なんでもかんでも限定にすりゃあ良いってもんじゃあ。」と思っていたら、友達と梅田に出かけて、帰りにデパ地下に寄ると「あ、これ1日100個限定…

桃太郎は誰だ。

改めて言うまでもないのですが、桃太郎とはイヌとサルとキジにきびだんごをあげて家来にして、鬼退治に行くという話です。鬼退治して、鬼が他の国から奪った宝物を奪いに行く話です。 現在を桃太郎に例えると、結構複雑で分かりにくいです。一体誰が桃太郎で…

過去に切り替え時期を経験した人は今からが出番になる。

過去にこんな経験をした人はいないでしょうか。小学校6年生の頃、修学旅行先は毎年広島と決まっていたのですが、一個上と二個上の学年が修学旅行中にトラブルを起こして、僕の年は行ける場所が少なくなりました。広島ですから、原爆ドームなどの主要な場所は…

褒めない教育

平成後期から“褒めて伸ばす教育”というのが主流になりました。その背景にはモンスターペアレント対策であったり、体罰問題であったり、大人の事情がかなり関与しているように思うのですが、当時は「褒めれば子供はぐんぐん伸びる。」と言われていました。 僕…

なぜ国民が政治に興味を持たないといけないのか

「国民はもっと政治に興味を持つべきです!」そう強く発言して国民から指示を得ようとする政治家のこの言葉に違和感を覚えます。 例えば自分が学校の先生をやっていたとする。好きで教師になって子供のことをちゃんと考えて教育に携わってたとします。そこで…

これからは全員が頑張らないといけないだろう

平成は“長いものに巻かれていれば安泰”の時代だったので、みんなそんなに頑張らなくとも安定していたと思います。むしろ変に頑張ってしまったほうが不安定になったことでしょう。 権力あるものに右へ倣えで、仕事をしていても「今流行っているこれと同じもの…

スケープゴート・マシンガン

スケープゴートとは、「ある集団に属する人がその集団の正当性と力を維持するために、特定の人を悪者に仕立てあげて攻撃する現象」という意味です。 松本人志こと、まっちゃんの問題で女性の方が名乗りを挙げて話題になりました。すると数日後に、その女性の…

習慣は結果論。

1日の習慣といえば沢山あります。朝は紅茶とパンで、日中はプーアル茶、おやつにコーヒー、晩ごはんに緑茶と、好きだからですが飲み物1つとっても1日の習慣というのがあります。 これは「習慣にしよう!」と思ってこうなったのではありません。お茶もコーヒ…

 自分の軸は意図してずらす。

“自分らしさ”だとか“自分の考え”という、自分の軸について考えるときに、意見がコロコロ変わる自分に「自分には軸がない。」と思ったことがあるのではないでしょうか。 “自分らしさ”とは“ありのままの自分”とも言われているので、「ありのままの自分がコロコ…

都の終焉

化粧品の下請け工場の研究所で働いていた時、最初は“同じ”ものの依頼が結構あった。今流行っている商品を持ってきて、「これを作りたい。」という依頼が1シーズンに数社は同じものだった。他にも少し前に流行った商品を持ってくるパターンも多く、研究側とし…

感情を復習して、整理する。

少し前に“我慢はいずれ爆発する”記事を書きました。 www.komackyblog.com 平成の規制によって、感情を抑え込まなければいけなくなくなりました。そこで改めて規制の中で消えていったものは何か?感情の拠り所はどこか?そういったことを考え直す必要があるの…

我慢はいずれ爆発する。

社会とは人との繋がりであるので、考えや行動が異なるのは当然で、その中で円滑に進めるためにルールがあります。「このときはこうしましょう。」とルールを決めて、行動を同じにすることでスムーズになることは沢山あります。電車に乗る時の改札口では切符…