化粧品研究者こまっきーの語り部屋

化粧品研究者こまっきーが普段考えていることを書き留める、日記のようなもの。

エッセイ

家の主(あるじ)は親から子へ。

SNSで友達の投稿を見たり、芸人のラジオを聴いていると、家の環境も僕が子供の頃とは大きく変わってきているなあと感じます。 僕が子供の頃の家の主(あるじ)は間違いなく親でした。一家の主人(あるじ)と書きますので、僕のさらに上の世代なら、お父さん…

口コミから検索の時代へ。

物を買う時、誰かのオススメを買ってみたことがあると思います。いわゆる口コミというものです。CMなどの宣伝よりも信じれる気がするので、口コミを参考に選ぼうと、買う前に必ず口コミをチェックする人もいるでしょう。 口コミはAmazonなどのECモールで商品…

映画から読み取るアメリカのディール(取引)。

昨日、“ニューヨーク1997”という映画を観ました。本か何かで取り上げられていた映画ですが、“メタルギア”というゲームの元ネタになっているそうです。大枠のネタバレはありませんが、一部興味深かったシーンをピックアップします。 まずはどこにでも書いてあ…

“行きつけ”を見つける。

学生の頃は、“行きつけ”の良さが分かりませんでした。いつも同じレストランへ食べに行くよりは、行ったことがないお店に行ってみたいと思っていました。夏休みになると、毎年家族で同じ場所へ旅行に出かける友達がいて、いったいそれの何が楽しいのか分かり…

便利は選べる。

便利なものはその名の通り、役立つものであり、最近だと“あると楽なもの”も便利なものに入っています。社会の発展とは便利なものを発明することだと言っても過言ではないくらい、便利なものは社会を変化させてきました。 今ほとんどの人が持っているスマホも…

楽しみながら節約する。

2022年の6月から、食費の家計簿をつけています。毎年1年が終わってから振り返るようにしていますが、2022年と比べて2024年は毎月1000円ほど高くなりましたが、色々値上がりしている中で、結構うまくやりくりできているんじゃないかと思っています。 僕は食費…

XになっていくInstagram。

アメリカの時期大統領がトランプになり、側近にイーロンマスクがいることで、SNSが変わろうとしています。Xは2022年10月にイーロンマスクが買収をして、そこからさまざまな改革を行いましたが、主な改革は、言論の自由を守ることでした。当時、Twitterの収入…

行き過ぎた便利が文化を壊す。

先日、行きつけの接骨院の院長と、初詣の時に出店している屋台が少なくなっていることと、値段が高くなっていて楽しめないという話をしていました。「フランクフルトが500円やで。」と少し前までは300円だったフランクフルトが500円になり、ジャンボフランク…

ロックになっていくお笑い芸人。

年末年始といえば、笑点、THE MANZAIにドリーム東西ネタ合戦、新春お笑い芸人寄席、爆笑ヒットパレードなど沢山の漫才の番組があります。お笑いが好きな僕はTVerで観たり、親戚の家に行けばテレビがずっと付いているので、ダラダラしながら漫才を観ていまし…

大人は子供を、人として見ているか。

正月の親戚の集まりで、今年小学校に上がった姪っ子の話になりました。すると、今はあだ名は禁止で名前で呼ぶのも禁止で、苗字で呼ばないといけないらしく、苗字の後は“ちゃん”でも“くん”でもなく、“さん”で呼ばないといけないという決まりになっているそう…

「拡がり」志向に付き合う必要はあるのか。

年末年始に李御寧(イー・オリョン)さんの“「縮み」志向の日本人”という本を読みました。李御寧(イー・オリョン)さんは韓国人で、“「縮み」志向の日本人”は韓国人から見た日本人の特徴について書いてある本です。 李御寧(イー・オリョン)さんは、よく言…

ちょっと、政治を見る姿勢を変えてみる。

長い間、色んな政治があったと思います。政党が変わる時だけではなく、首相になる人の派閥が変われば政治の舵取りも変わると言われており、自民党総裁選は派閥の覇権争いなんて言われています。 マスメディアやSNSで「国民の不満はこれです!」と発信するか…

今年は、決して投げやりになってはいけない。

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 冷めた考えもしれませんが、僕はあまり年が変わったことによる心境の変化は昔からありませんでした。むしろ12月31日23時59分59秒から1月1日0時0分0秒に変わる1秒は、他と比べてなぜこんなに大…

“人間性”の判断を忘れていないか。

今年は選挙イヤーと言われていて、世界各国で選挙がたくさんありました。1月には台湾の総統選挙、2月インドネシアの大統領選挙、3月はロシアの大統領選挙、4月は韓国総選挙、5月はインドで6月がメキシコ、6月はEUの議会選挙もありました。7月からは11月のア…

個人の時代は個人風の時代。

先日SNSで屋台で活躍する若者が取り上げられているのを目にしました。その人は自分で発信もしていて、新商品の案内だったり、日常を投稿していました。屋台で新商品が出るというのは、新しいなと思いながら見ていました。 ところがよく見てみると、プロフィ…

昭和脳をやめなければ、人手不足は解消しない。

“失われた30年”という言葉をよく耳にするようになってから、給料が上がっていないことに注目が集まりました。30年前と今を比べて、給料だけではなく、給料と物価のバランスなども取り上げて、こんなに生活が苦しくなっているという画像がSNSで広がりました。…

頼りに出来ない大人たち。

11月に広島大学と同志社大学で講演予定だったエマニュエル・トッドさんが来日できなくなったので、佐藤優さんがエマニュエル・トッドさんの新刊“西洋の敗北-日本と世界に何が起きるのか”に触れた基調講演が行われていました。YouTubeでおすすめ動画にあがっ…

テレビからSNSに移動しただけ。

人々が観るものが、テレビなどのマスメディアからSNSに変わっていくと、時代が変わった気がします。時代が変わった気がするので、SNSは今までとは違うもののように考えてしまいます。しかし僕は、マスメディアもSNSも同じようなものだと思います。 テレビや…

最近観て、面白かったアニメ8選。

数年前から僕が学生の頃に有名だったアニメを観ています。学生の頃はテレビを見る習慣もなく、中学生にもなれば、アニメを観ている=ヲタクだと思われそうでしたし、親からの視線も気になっていたので、アニメを見ることはありませんでした。小学校の頃に観…

大学の授業は実習だけでいいのでは。

今年一年は勉強の年にしようと、まずは復習から始めることにしました。僕は大学では細胞生物学を先攻していたので、遺伝子やオートファジーなどの細胞の働きについて学んでいました。当時は興味のある分野しか真面目に聞いていなかったので、ほんの一部の基…

国内政治は世界政治予選。

これは政治に詳しくない僕が、ニュースを見ていて率直に思うことです。 11月から与党過半数割れの新しい体制が始まりました。僕は世界に先駆けて、国内多極化政治が始まったと考えています。 選挙の結果もあって、11月以降は国民民主党の動きが立憲民主党や…

日本語は自律神経を整える。

うつ病によって世界で1兆ドルの損失が出ているというニュースが出ていました。世界の労働人口は50億人強なので、1人当たり年間で2日以上はメンタルの不調で仕事を休んでいる計算になるそうです。 こういう時に、数字の大きさがわからなければ、過去のデータ…

SNSの軸はマスメディア。

今年は選挙でSNSの動向が反映されたこともあって、今まで以上に「マスメディアは終わりだ!」という意見に同調する人が増えました。僕は元々ちゃんと新聞を見ていたわけでも、テレビのニュースを見ていたわけでもありませんので、「マスメディアはもう終わり…

社会のヒントは教室にある。

僕は何かニュースをみたり情報収集した時には、自分が経験してきたことの中で似ているものを探して、それをイメージしながら考えてみるようにします。 例えば体の中を勉強していると、まるで工場の流れ作業のようだと感じます。代謝経路を見てみると、食べた…

お金持ちになることが、夢があるということなのか。

サッカー選手のクリスティアーノ・ロナウドさんが新しいビジネスジェット機を購入したというニュースがあり、僕がみたニュースサイトのサブタイトルは「サッカー選手には夢があると子供達には伝えたい。」でした。 同じような話を以前も聞いたことがあります…

大人になり過ぎた大人。

子供は結構感情的になりやすいです。赤ちゃんはとりあえず何かあれば泣きます。転んだら泣きます。泣く以外の感情表現の仕方を覚えると、笑うようになり、怒るようになり、自分の感情を体で表す術を身につけていきます。 赤ちゃんが最初にできる表現が泣くこ…

今年読んで面白かった本15選。-うち小説8冊-

www.komackyblog.com 前回の勉強本の続きで、今回は残りの小説8冊を紹介したいと思います。小説なので、ネタバレはせずに感想を中心に紹介したいと思います。 1作目は森村誠一さんの“人間の証明”です。この本は赤川次郎さんが好きだった母からもらった沢山の…

今年読んで面白かった本15選。-うち勉強の本7冊-

今年は勉強の年を決めて、今まで以上に色んなジャンルの本を読みました。小説と勉強の本合わせて50冊くらい読みましたが、その中で特に面白かった15冊の本を紹介したいと思います。本の内容の紹介というよりも感想がメインになっています。 まずは、勉強の本…

今の政権が悪く見えれば見えるほど、その流れに注意する。

1992年で早生まれの僕が二十歳になった2012年にはすでに政治家批判が始まっていました。ちょうど民主党政権のときです。それ以降、自民党に戻ってアベノミクスが始まったとき、最初はアベノミクスで日本は立ち直ると前向きな話が多かったです。アベノミクス…

これからくる不況に若者は耐えられるか。

街を歩いていると、大通り沿いや駅近くの綺麗なマンションから出てくるのは若者が多いことに気づきました。僕は今32歳ですので、32歳の僕が若者と思うということは、20代なのでしょう。 そういえば、今年の4月には社宅が汚過ぎて新入社員が入社を辞退すると…