化粧品研究者こまっきーの語り部屋

化粧品研究者こまっきーが普段考えていることを書き留める、日記のようなもの。

2023-01-01から1年間の記事一覧

将来が不安なら、自分の出来ることを考える。

将来を考えるとたいてい不安になります。「このままでいいのだろうか。」「この会社にずっといて良いのだろうか。」明るい未来を描くことは難しいですが、吹っ切れることは出来ます。 将来が不安になる場合、大抵は自分に出来ないことで不安になっています。…

部屋着と普段着にお金をかけない

学生の頃から、服に美容に音楽に山登りと多趣味だったので、「バイトで稼いだお金をどういう割り振りで使うか。」というのは非常に考えたものです。夜どうしで無理矢理働いて、自分の趣味が満たされるくらいのお金を作るという選択肢は最初から無く、できる…

他力本願な日本人

先日、喫茶店でコーヒーを飲んでいると、こんな会話が聞こえました。「積立NISAってあるやん。あんなんもっと早く教えてくれたら、もっと早く投資始めたのにさ、詐欺やと思うやん、普通。」と。ああ、なんて他力本願な人なんだろうと興味深くて、耳を傾けて…

病気を治す為に必要なのは、欲望を無くすこと

例えば肌が荒れたら、化粧品を変えたり病院に行って軟膏をもらって、塗りながら「早く治れ〜!」と心の中で叫ぶと思います。 肌荒れだけじゃなく、慢性疾患での治療でも、薬を変えた時などに症状が良くなってきたら「おっ?これは治るかも。」と期待すること…

10年ごとに自分が変わり、時代が変わった。

携帯電話が普及したのは90年代後半でしょうか。小学生の頃に父が当時はまだ折りたたみでなかった携帯電話を持っていました。それも何年も持っていて、後ろのカバーが外れそうなのか、針金で止めていた記憶があります。それくらい高価なものだけど、携帯電話…

しっくりくる多極化世界

世界は多極化に向かっている。と聞いてしっくりくるのは僕だけでしょうか。思えば子供の頃から、同級生とは多極化した関係を目指していたように思います。 僕らが学生の頃は“ニコイチ”とか“ズッ友”という言葉がありました。“ニコイチ”は仲の良い2人組でいつ…

リラックスとは現実逃避のことだった

リラックスするとはなにか?23歳のときに所謂大人アトピーが発症し、治療しながら自分で調べた情報に沢山出てきた、この言葉。“リラックス”「自律神経が乱れているから交感神経優位になって、痒くなるんだ。だから、リラックスしろ。」そして「リラックス出…

勉強したら、自分の身の回りと照らし合わせる

本を読んだりYou Tubeを観て勉強した後、「なるほどな」で終わってはいけません。 新しく学ぶことの大半は自分の今まで経験してきたことに似ていると思います。例えば、最近オートファジーという言葉を耳にしますが、いわゆるリサイクルです。身体の中で不要…

宝塚歌劇団から考える、変えてはいけない軸と反省点

今年は色んな大きいものが崩れた年でした。まだ1ヶ月あるので、他にも出てくるかもしれません。こういうニュースや情報を見ていると「時代の変化」というワードが出てきます。BRICsのようにこれから多極化の社会になり、独裁社会は終わりで横の繋がりが大切…

「急に寒くなった。」と驚いてはいけない

季節の変わり目である秋は夏から冬にかけて気温が下がっていきます。それは皆さん理解しているのですが、寒くなると毎回「急に寒くなった。」と言う方がいます。気温は確かに下がっているのですが、「急に寒くなった」と驚いてはいけません。ちゃんと気温が…

肌トラブルが気になるなら、まずは色んなものを食べるべし。

化粧品の研究、そして自社ブランドの販売をしていると研究者ということもあり、肌トラブルの相談をいただくことがあります。自分自身がアトピーで通院していても中々治らないので自分で論文を読んで勉強し、研究のように試してデータを取っていった事もあっ…

病気は1年単位で見よ

病気の治療を始めて数日や数週間で治っても、また再発することってよくあると思います。治療をやめたら数日とか数週間、数ヶ月後に再発する場合は、根本的に治っていないということです。または1年経って同じ時期に再発すると、やはりまだ治っていないという…

日常は“同じ”でないと変化には気づけない。

毎日が同じことの繰り返しで、マンネリ化してくると僕たちは不満に思います。「退屈だ。」とか「面白くない。」とか「つまらない。」と感じる人もいるでしょう。 特に働き始めてから、そのように感じる人が多いと思います。学生の頃は授業があり、1時間単位…

大きな出来事と身近な出来事のやり口は同じ

宝塚歌劇団の事件の調査結果が出て、いじめや上下関係が取り上げられていました。それを見て思うのは「大きな出来事も身近な出来事も同じじゃないか。」ということです。 学生の頃の部活動を思い返してみれば、今の宝塚歌劇団での出来事に近い行動はよくあり…

天使のフリした悪魔

刑事ものの推理小説を読んでいると、汚職事件がテーマの小説があります。実は殺害したのは警察官僚の息子で、父の地位を守るために息子を無罪にし、適当に事件を片付けるがバレてしまう。とか、殺人犯と警察官がグルで、警察官は誰が犯人かわかっているの上…

喜怒哀楽を大切に

2010年以降、行動だけではなく発言にもセクハラやパワハラと規制がかかりました。最初は良かったように思いましたが、あれダメこれダメの社会では思うように口に出来ず、自分の気持ちをどこで発散すればいいのか?と悩んだ方は多いと思います。もしくは知ら…

秋のセンチメンタル対策に赤川次郎

読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋。と、秋といえば気温も下がって過ごしやすくなり、活発的になれる印象があります。しかし一方で、秋はセンチメンタルな気分になると言われています。 センチメンタルな気分になる原因には気温が関係します。日中温かくても…

楽するために生きてるわけじゃない

最近のお金の使われ方を見ていると、楽するためにお金を使っているような気がします。インスタの広告や投稿でも“知らなきゃ損!◯◯な便利アイテム”とか“時短”とか、いかに楽できるかが最重要事項であるかのように、様々なジャンルから楽することのアプローチ…

なぜ国民が政治に興味を持たないといけないのか。

昨今、政治が不安定で、どの政治家もダメで何も信用にならなくて、「国民はもっと政治に興味を持たないとダメだ」という風潮が出来ました。「国民が政治に興味を持たないからこの国はダメになるんだ」という人までいます。僕自身は会社を作って仕事している…

平成のミスは今のうちに

「30年間給料が上がっていない!」ということが公になるくらい、平成の30年は変化がありませんでした。バブル崩壊後、何も変化がなかったということです。大抵、なにかに失敗した場合は軌道修正して立て直しをするものです。スポーツをしたことがある方は分…

未来を誰かに決めてもらう時代は終わった

ゆとり世代の僕らは最後の“長いものに巻かれろ”世代だっただろう。とにかく普通を求められ、勉強もどれかが特別出来ていても、どれかが全然出来ていなかったらダメで、どの教科も平均点以上を求められる。「国語は5段階で4やけど、英語がギリギリの2やなあ。…

日本はアースカラーが得意

キャンプなどアウトドアが人気になったこともあって、車が再注目されて、キャンプに行く若者が欲しくなるような車を考えたのか、ベージュなどのアースカラーの車が増えました。最初はジムニーとかアウトドアっぽい車種にベージュ色の車が多かったのですが、…

日本語は精神安定剤

洋画を観ていると、嫌というほど2つの言葉を耳にします。「FUCK」と「son of a bitch(サノヴァビッチ)」です。登場人物が慌てたり、嫌なことがあったり、言われたりすると必ずこの言葉が出ます。映画というのは起承転結、トラブルが付き物ですから、注意し…

気にするのは自分でなんとか出来ることだけ

情報過多になり、知れば気になる。気になれば、なんとかしたくなる。するとお金の負担が増えたり、そのことに時間を費やしたりしてしまう。そしてふと考える。「はて、こんなことのために働いて、休日はこれに時間を費やしていいのだろうか。」と。辞めよう…

今年の秋の乾燥肌は、いつもとちょっと違う

雨が降れば涼しくなります。風が強いと湿度が下がります。湿度が下がると涼しくなります。 今、涼しくなっているのも雨と風の影響です。 www.komackyblog.com 少し前に“残暑は喉に注意”という話をしました。今年は湿度が高かったため、身体から熱が放出され…

“ねじれた次元”と僕たちとの関わり

中学で (x, y, z)を習ったとき、家に帰り自分の部屋でじっと考えたことがある。それは“ねじれ”についてだった。 3次元で2つの直線が同一平面上にないときの状態を“ねじれ”という。例えば大通りと歩道橋。大通りが南北に、歩道橋が東西に通っているとき、これ…

喋る紅茶と黙るコーヒー

飲み物でスイッチのオンオフをするのはよくある。「朝はパンとコーヒー」という人が多いように、紅茶ではなくコーヒーだったり、夜は仕事終わりの一杯目はビールと決まっていたり。あまりにも日常過ぎて気づいていないかもしれないが、「自分がなぜその飲み…

すぐ感情を表に出す人ほど肌がキレイ

肌がキレイな人とそうでない人の違いはどこにあるのだろうか。食事、運動、睡眠、スキンケアなど行動の部分ばかりが注目されているが、肌は身体の一部であり、身体は心と繋がっているので、心の部分も無視できないだろう。 肌がキレイな人とそうでない人。人…

昔から現実の画質は変わらない

昔の写真を見ると画質の悪さから昔らしさを感じます。昔のドラマや映画を観ても同じように感じます。なんとなく僕たちは画質の悪さから懐かしさを感じているのではないでしょうか。 最近ふと思ったのです。写真を見て懐かしいとは思うけど、その時も現在も現…

働けば、ご褒美が欲しくなる

共働きって本当に良かったんでしょうか?「男女平等や!」って言うて、女性の社会進出を活発化させました。専業主婦メインやった女性も仕事に行くようになりました。そしたら家庭では、男性か女性かどっちかが働いて、そっちかが家にいる。という当たり前の…