化粧品研究者こまっきーの語り部屋

化粧品研究者こまっきーが普段考えていることを書き留める、日記のようなもの。

10年ごとに自分が変わり、時代が変わった。

携帯電話が普及したのは90年代後半でしょうか。
小学生の頃に父が当時はまだ折りたたみでなかった携帯電話を持っていました。
それも何年も持っていて、後ろのカバーが外れそうなのか、針金で止めていた記憶があります。それくらい高価なものだけど、携帯電話無くしては仕事にならない時代に入ったということでしょうか。

それから数年が経ち2000年代に入ると折りたたみ携帯が普及しました。
ここからは僕も携帯電話を持っていたので記憶があります。携帯電話ではメールや電話だけでなく、簡単なインターネットのサイトが観られるようになりました。個人でもブログを書いたり、携帯小説が流行ったのもこの時期だったと思います。仲良しの友達とか付き合ったカップルでHPを作ったりもしていました。僕は完全に相手任せでしたが、今思うと中高生がHP作ってブログ書いたり、写真載せたり、HPに鍵をつけたりするというのは凄いなと思います。ノーコードだったのかもしれませんが、まるで分からない機械の世界にチャレンジする意欲は僕にはありませんでした。HPを作っていたのは特に女子が多かったはずですが、いざプログラマーを見ると男性ばかりなので、何か失敗してる感じがあります。

そして10年後の2010年、スマホは普及しました。iPhoneはその前からありましたが、日本でスマホが普及したのは2010年以降だと思います。僕の最初のスマホはギャラクシーでしたが、買って半年で電源が急に落ちたり、メール打っている最中にフリーズしたりして、めちゃくちゃ腹が立ったのを覚えています。ちょっとした携帯電話のネット環境も変化して、パソコンと同じサイトが見れるようになりました。HPからmixiという閉鎖的なSNSが流行し、もっと気軽に個人がサイトを持ち、日記や写真、つぶやきなどを上げることが出来るようになりました。掲示板もmixiにあり、バンド募集や趣味同士の繋がりも生まれて、パソコンでしか出来なかったことが誰でも出来るようになりました。

そして現在、日本のスマホ普及率は96.3%です。
イヤホンをしながら喋っている人を不思議に思うことはなくなり、有料だったテレビ通話も無料で(通信は必要だけど)出来るようになり、mixiからFacebook、InstagramやTwitterへと変わり、閉鎖的なSNSからオープンなSNSへと変わっていきました。

携帯電話1つみても、10年単位で変化していることがわかります。
そしてこの30年は携帯電話の変化が時代を、社会を変化させていった感じています。
振り返ると「時代は変わった」「社会は変わった」と言ってしまいそうですが、変わったのは自分も同じです。
自分が携帯電話をもって、HPを作ったりして、スマホを持ち始めて、SNSを始めた。そういう人が増えたからこそ、時代は変わったのです。
自分が変わり、時代も変わりました。
自分も時代を変化させた者のうちの一人です。

そういう風に考えると、次の時代を作るのは自分自身で、多くの自分自身の選択によって時代が作られていくのであれば、大事な節目のときは「これでいいのか?」と、よくよく考えなければいけない。
新しいものを取り入れて、失ったものは何か?
失って良かったものなのか?
失ったデメリットは何か?
過去の体験から、次どう選択すればいいのか判断しないといけない。
一度、過去の振り返ってみないといけない。
そう思う次第であります。

化粧品研究者こまっきー

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