化粧品研究者こまっきーの語り部屋

化粧品研究者こまっきーが普段考えていることを書き留める、日記のようなもの。

そろそろ加湿器を検討する季節かも


大きな台風が過ぎ、なんだか空気が乾燥してきた。
今はまだ窓を開けて、一日中気持ちいい風を家に入れたい気分だが、もうそろそろすると、更に乾燥し、気温も下がり、加湿器が欲しくなってくるだろう。
見た目などではなく、価格や電気代、手入れという実用的な部分で
加湿器を購入しようと思ったときに調べたことや、実際に使ってみてどうだったかの話をしよう。

・超音波型
比較的低価格であるのが、超音波型。サイズも持ち運び式の魔法瓶くらいのものもある。
見た目も可愛いのが多いが、手入れが一番面倒なのが超音波型。
水を超音波でミストに変えているのだが、水に雑菌が湧きやすく、手入れがこまめに必要。
2週間に1回、もしくは1週間に1回は掃除し、オフィスなどに置く場合は毎日水を捨てて帰ったほうが良い。
電気代は安いが加湿力が全然ない。
アロマオイルを入れれるというメリットもあるが、そのために加湿器を選ぶよりは、香りを楽しむのなら他の方法を取ったほうが良い。
USBで動くものもあるので、魔法瓶くらいの小型の超音波加湿器を新幹線などで使うのは良いかもしれない。

・スチーム型
ティファールが沸騰すると湯気が出る。それがまさにスチーム式だ。水を沸騰させて湯気を部屋に送り込むので、加湿力は一番高い。
スチーム型の掃除はものによる。
この次に紹介する気化式と同じように、水のタンクから本体に水が流れ込み、流れ込んだ水を沸騰させてスチームにしているものは、手入れが大変だ。水が流れ込む部分が洗いにくく、水垢が取れない。他の商品でもそうだが、買うときは水の部分が洗いやすい、凸凹していない、シンプルなシンクや受け皿がいい。
スチーム式にも筒型で、電気ポットのような形がある。あれは中が筒型で入れた水を全部沸騰させ、洗うときもその筒の中を洗うだけでいいので手入れが簡単でいい。
だが、電気代が一番高いので、どうしてもこれじゃないと湿度が上げれないときの最終手段のような気がする。
オフィスなどで大きい部屋の場合は、スチーム型じゃないとなかなか湿度が上がらない。

・気化式
受け皿にためた水をファンを当てて、送る風に少し水分をプラスする。
超音波型よりも電気代が安く、加湿力もあるので、一番オススメされていることが多いかもしれない。手入れも楽だし、雑菌が湧きにくい。
しかし、せっかく気化式を買うなら、ハイブリット式を選んだほうが良いんじゃないのと思う。
値段も加湿力もハイブリット式の方が優れているからだ。

・ハイブリット式
気化式の方法に、風を温風にして送り込むのがハイブリット式。水に温風を当てることで水分を蒸発させやすく、より効率よく加湿出来る。
電気代は気化式よりも高いが、加湿力を考えたときに、ハイブリット式くらいのパワーはいると思う。
僕は研究所で気化式とスチーム式を、家ではハイブリット式を使っていた。
気化式はなかなか加湿できず、それでスチーム式を買った。
電気代は安いが冬暖房で乾燥することを考えると力不足のような気がする。
また本体代が気化式とハイブリット式だと、メーカーにもよるがハイブリット式のほうが安い。
そして空気清浄のような余計なものがついているなら、無い方を選んだ方が良い。

超音波式はまず試してみたくて買ったが加湿力が低く、手入れが面倒だった。
スチーム式は、筒状タイプであれば、ハイブリット式でも加湿力が足りないときに試すと良い。
気化式は加湿力が弱い。
なので僕は本体代、電気代、加湿力の一番バランスの良いハイブリット式をオススメする。
温風のおかげか、他よりも部屋もちょっと暖かくなる。

また、買うときは洗いやすさを見るべきだ。
どのタイプでも水を扱う以上、水垢が生じる。手の届きにくい構造をしていると、そこに水垢が貯まる。
気化式やハイブリット式には受け皿にフィルターを入れる。そのフィルターも全然水に浸からないものもあり、それだとフィルターの意味がないので、フィルターの位置も確認すると良い。

冬、乾燥で喉がやられると風邪などの体調不良にも繋がるし、話すってなかなか減らすことの出来ない行動なので、喉がやられると治りづらく、話すときも黙ってるときも辛い。
鼻から、喉から、熱から。
僕はなによりも喉からは死守したいので、加湿器を色々試し、ハイブリット式にたどり着いた。

1回買うと4,5年は使えるので、値段にこだわらず、電気代と加湿力のバランスで考えるといいだろう。

-化粧品研究者こまっきー

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