化粧品研究者こまっきーの語り部屋

化粧品研究者こまっきーが普段考えていることを書き留める、日記のようなもの。

バブルの残り香


ここ数年、建築業界が盛り上がっているそうです。
こんな時代に?と思ったのですが、色々聞いているとリフォームや建て替え、建て替えに近い新築で、今のうちにやってしまって次の世代に引き継ごうというものが多いそうです。

つい最近ではキッチンやリビングの案件や提案が多く、子供を見張りながら料理が出来るような子育てしやすいような間取りだったり、ダイニングキッチンの空間作りがリフォームのメインになっていたのが、寝室へのアプローチに変わっていくそうです。

日本人は睡眠時間が短いとか、5人に1人が不眠症だとか言う話があるので寝室への拘りというのは良いのかもしれません。まあ、自分もその5人に1人のうちで数年前から枕変えたり、マットレス変えたり、良いパジャマにしたり、向きを変えたり、アロマ焚いたり、音楽聴いたり、色々しましたが、そうやって気にしてる時点で寝れるはずがないことに気が付きました。「今回のこれはどうやろう?寝れるかな?」なんて思いながら寝ようとすると、いつまでも気になり思考がオフにならず、頭が冴えて寝れたもんじゃないです。僕は早寝ですが、夜遅くまで起きてるなら、そもそもそれを改善しないと睡眠時間が長くなるわけもなく、睡眠とは“病は気から”と“生活習慣”の2つの改善でかなり変わると体感しています。

その上で寝れない方は、ほてりや汗だったりの症状の場合、パジャマやシーツを変えたり、漢方で改善したほうが良いかもしれません。寝具は基本、綿であれば問題ないと思います。汗を吸って、汗を籠もらせないこと。それが身体を冷やさないことに繋がるので、肌着や衣服と同じような考え方です。
パジャマや布団カバーは肌着や服、羽毛布団はダウンジャケットのようなアウターですが布団カバーは汗を吸うために綿なので、羽毛布団で寒いときはその上に合成繊維の毛布をかけて風が入らないようにする。綿毛布の人は厚みのある服という感覚なので羽毛布団の中です。

布団やまくらなどはさておき、“病は気から”や“生活習慣”がかなり大事な睡眠ですが、リフォームして、寝室をいい雰囲気にすることは大切だと思います。自分の好きな雰囲気、落ち着く雰囲気だと、変に気が張ってしまった仕事の後でも自然とリラックス出来たりします。身体の慣れを上手く利用し、「この部屋はリラックスする部屋だ」と習慣づけによるリラックススイッチが押せると、割とどんなときでも寝やすくなります。結局、“病は気から”なのかもしれません。

リビングダイニング、寝室と次の世代の為のリフォームが盛んに行われていると聞いて、
「ああ、バブルの残り香だな。」と感じました。
仕事をしていても、元気があるのはバブル経験者が多いです。もう年齢は50,60,70代なのに
僕らよりも活発的かもしれません。今の建築業界の盛り上がりはそういう人たちがサポートしてくれているときと、同じように感じました。元気なうちに出来ることを次の世代にしてあげたい。そういう気持ちを仕事のときに感じます。

バブルは弾けたと言っても、なんだかんだで今まで色んな業界でバブルの残り香があって、それで経済が盛り上がったり、ある業界が盛り上がったりしたんじゃないでしょうか。
どの業界を経由してきたのかはわかりませんが、バブル世代の年齢、今の投資先が家となると、そろそろバブルの残り香が消えていくのではないか。

これが最後の残り香ではないか。

この先どうなるのだろうか。と、いまが時代の変わり目と勝手に決めつけています。

-化粧品研究者こまっきー

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