化粧品研究者こまっきーの語り部屋

化粧品研究者こまっきーが普段考えていることを書き留める、日記のようなもの。

冷水を浴びて、美容にお肌に健康に。

こんにちは。
化粧品研究者のこまっきーです。

前回、アレルギー対策ということで医学的な面から「冷水を浴びる効果」を紹介しました。

 

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 今回は美容や健康といった日常面での「冷水を浴びる効果」を紹介します。

1.湯冷めしない
お風呂に浸かって身体を温めたあと、冷水シャワーを浴びると湯冷めしません。皮膚の“暑いときには熱を外に出し、寒いときには熱が外に出ないようにする。”働きを利用して、身体を温めたあと冷水シャワーを浴びると熱を外に逃さないようにするため、湯冷めしにくくなります。これからの暑い時期でも、エアコンの部屋で生活をおくる僕らに身体を温めることは必須、唯一身体の芯まで温まれるお風呂の効果を逃さないためにも冷水シャワーはおすすめです。これで冷え症やむくみの解消出来そう。

2.乾燥しない
これは僕がやってて感じることですが、温まったままお風呂を上がると、温まっていることによって身体の水分がどんどん蒸発していって身体が乾燥します。まあ、だから「早く保湿しようね。」って話がよくあるのですが、そんなに焦らなくても冷水シャワーを浴びると身体の表面は冷えて熱を逃さないようになるので、身体の水分の蒸発を防いでくれます。温まっている状態でケアしても水分は蒸発するので、風呂上がりの保湿効果を高めるには冷水シャワー浴びておくのは結構効果的です。

3.自律神経が整う
ストレス、自律神経、副交換神経、リラックス、と近年ひつこいぐらいによく聞くワードです。僕はそこまで気にしなくていいと思います。というか、気にするとリラックス出来てないので。しかし大事なのは大事であまり気にせず副交感神経を優位にさせる方法に冷水シャワーがあります。これは前回の記事含めて、冷水シャワーつまり寒冷刺激によって自律神経を整え、副交感神経を優位にした結果、身体のステロイドホルモンが活発になるので、アレルギー対策になる。という話に繋がります。昔の人がやっていた完封摩擦というはまさに自律神経を整えてステロイドホルモンの活発にし、身体を丈夫にする素晴らしい方法だったのです。
細かい余談話ですが、脳の間脳の視床下部という場所が自律神経や体温などを調節していて、そこからステロイドホルモン分泌の司令を送って副腎皮質という場所からいざと言うときにステロイドホルモンを分泌する、というのが身体の働きです。

※注意事項
肌が弱い、乾燥している人はぬるめのお風呂に浸かること。
いきなり心臓に冷水を当てないこと。
ちょっとお風呂に浸かってちょっと冷水は逆に身体の温度差管理が大変になります。

風呂上がりに冷水シャワーを浴びることで、身体が温まるけど表面が冷えているので熱が逃げずに乾燥しない、そして冷水の刺激で自律神経が整う。
これからは暑い季節なので、今から始めると体調を崩したりすることなく、肌がキレイになったりする、かも?です。

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こまっきー

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