こんにちは。
化粧品研究者のこまっきーです。
音楽が好きで、いい音で聴きたくて、高校の頃からいろんなイヤホンを買ってました。
初めて買ったのはオーディオ・テクニカの1万ちょっとのイヤホン。
その後はSONY、フィリップスやSHUREなどを買いました。
2016年、Bluetoothのイヤホンが出始めた頃、流行りにのるようにBluetoothイヤホンを買い、
それ以降はずっと「時代はBluetooth。有線よりも無線。」と思っていて、
新しい有線のイヤホンが出ると「なんでそのデザインでBluetoothだしてくれへんねん。」
と思っていました。
それから4年。
Bluetoothイヤホンどころか、完全ワイヤレスイヤホンが流行ろうとしている今このときに
僕は有線イヤホンに戻りました。
きっかけは去年にSHUREのSE535を買ったとき有線がついていたこと。
そのまえに使っていたSE215より更にいい音が聴きたい。というのと、
SE215のBluetoothを買ったときのコードの音質がイマイチで、
新しいBluetoothコートは“有線と相違ない”という口コミがあったので、
SEシリーズ、AONICシリーズを聴き比べて、SE535を購入しました。
そのときもまだBluetooth推しで数万だしてでも、完全ワイヤレスイヤホンを探していて、
「この金額でこの音質払うのは嫌やな。」と思ったので、
それだったらBluetoothイヤホンのSE535 BT2を選びました。
最初はBluetoothコードを使っていたんですが、ふとした時に、
「なんで有線付属してるんやろう。」と思って有線に切り替えて、音楽を聞いたら、
音がめちゃくちゃ良くてビックリしました。
同じイヤホンでBluetoothコードと有線コードで聴こえる音の幅が全然違う。
「なにが、相違ないや。ぜんぜん違うやんけ。」
Bluetoothイヤホンが発売されてから、5年以上が経って、完全ワイヤレスイヤホンも出ていますが、結局のところ、音は有線が一番良いのだなと正直感動しました。
新しいものが出て、良いものに見えても、それは便利になっているだけで、
そのものの質としてはアップグレードどころかダウングレードしている。
5000円の有線イヤホンのほうが、2万円の完全ワイヤレスイヤホンより音が良かったりします。
じゃあこの差は?
音を捨て、1万5千円と便利を取る。
これってどうなんだろうと。
長々と全然関係ないイヤホンの話をしましたが、
これはイヤホンに限ったことじゃないなと思います。
便利とお金を取って、質を抜く。
便利は工夫で解決できても、質は後からはどうにもなりません。
皆さんの身の回りにも、そういうものがたくさんあるんじゃないでしょうか。
「便利なほうがいいからこれでいい」と思っている方も、
ぜひ一度有線イヤホンで音楽を聴いてみてはいかがでしょうか。
音の広がりが変わり、プラスされる質というものを実感する。
便利と質。
改めていま、考えてみると面白いですよ。
こまっきー