こんにちは。
化粧品研究者のこまっきーです。
僕が大学に入った頃、iPhoneが誕生し、サムスンなどからもスマホが発売されました。
当時、Apple製品というと、イケイケの人が使ってるイメージがあって、
それが嫌で僕の初代スマホはギャラクシー(サムスン)でした。
すぐに電池が切れるし、メール打ってるのにフリーズしてアプリが強制終了してしまうし、
本当にイライラするようなスマホでした。笑
2年後、iPhoneに変えてサクサク動くのをすごく感動した記憶があります。
それからBluetoothイヤホンが普及され始めの頃で、
僕は「これからはワイヤレスでiPhone1つで何でもやる時代だ。」
そう思って、イヤホンはBluetooth、ウォークマンをやめて、
音楽も手帳も本もカメラも、みーんなiPhoneにまとめていました。
「おお、これ1つで全部出来るやん。後は財布だけやん。」と。
それから1年位して、Amazonでkindle paperwhiteなるものを買いました。
iPhoneでは目がつかれるし、他のことも出来るので集中出来ない。
夜ベットで読むのに、本だと明かりが消せないので、kindleはいいかも。
そう思って買ったら、これがすごく良くて、kindleは本を読むことしか出来ないので
他の事に気を取られることもなく、明かりが消せるのでそのまま寝落ち出来る。
なかなかのアイテムで、今も活用しています。
それからまた1年が経ち、カメラを買いました。
「一緒に一眼レフを買おう」と誘われて買ったカメラですが、
初めての一眼はほんと感動するものがあり、
「iPhoneのカメラと全然違うやん。こんなん一緒に出来ひんわ。」
と思いました。
これだけiPhoneのカメラ技術が普及しても、一眼レフにはかなわないです。
数年前にカメラは新調しましたが、カメラもkindleのときと同じように
カメラのほうが集中出来るんです。
Bluetoothイヤホンは去年、有線に戻しました。
ここでも書きましたが、高いお金払って、便利をとって質を落としている。
と言うことに気づき、僕は質をとったのです。
そして今、音楽をウォークマンなどのDAPに戻そうとしています。
今のiPhoneにはイヤホンジャックがなく、それだけで音質は悪くなるし、
iPhone自体の音質が良くないことに気が付きました。
音質、「私には分からない」という方でも、色んな音が聴こえると、音の広がりや立体感が出ると、それだけで音楽を聴いていることが楽しくなります。
僕だってそんなに詳しいわけじゃないです。
そして、ウォークマンだった頃は音楽に集中したり、BGMで流しながら勉強していましたが、
iPhoneで音楽を聞いているときはインスタやツイッターやと色んなアプリを対して真面目にむるわけでもなく、ながら見で、音楽に集中していなければ、SNSにも、なーんも集中せず、
“何をしているのか分からない、時間の浪費”であることに気づいたんです。
読書もカメラも音楽も同じでした。
1つにまとめた結果、持ち歩く量、1つでなんでも出来る便利さという2つが残り、
それらの質と、なにより集中力が無くなりました。
iPhoneに残ったのは、新しく追加された機能、財布と手帳くらいでしょうか。
本も音楽もカメラも。
僕はまた1つずつ分けていき、
便利な世の中に、便利であるがゆえに消えてしまっている部分に気づき、
自分で便利と質を選んで行こうと思います。
こまっきー