化粧品研究者こまっきーの語り部屋

化粧品研究者こまっきーが普段考えていることを書き留める、日記のようなもの。

デカイ支援が無くなれば、大きな組織はどれだけ縮小するのか。

地方の選挙で自民党が勝てないという事例が続いています。
地方だけではなく東京15区の補欠選挙でも、小池知事が推薦した乙武さんは、なんと5位という結果で、これはもう大敗といいかと思います。
地方選挙でも同じく大敗となっています。

乙武さんは「自民党へ推薦を出さない。」と言っていましたので、「これは自民党と関係ないのでは。」と思うかもしれませんが、小池知事は自民党二階派だと言われています。
こちらも推薦している党の名前が違うだけで、自民党が大敗する一例といえます。

各地で自民党が勝てない原因に創価学会の動きがあるようです。
どうやら創価学会は、今後公明党を支持しないそうです。
すると自公連立で創価学会から得ていた票が失われ、その結果が今の選挙結果になっていると言われています。

この出来事から、大きな組織は組織自体が成長して大きくなっているわけではなく、他のところからの支援によって大きくなっていると考えることができます。

大企業を見てみると、みんな一斉にSDGsと言い始めました。
大手が言い始めると、下請けなどの中小も足並み揃えなくてはいけないので、前へ倣えする企業が多く、SDGsという言葉は瞬く間に広がりました。

僕はこれを不思議に思ってみていました。
環境問題は昔からどの企業もそれぞれで取り組んでいることです。
SDGsと17個の目標を掲げて、どの企業も同じ目標を目指すというのは変です。
ぞれぞれ業種違いから、会社から考えて出来ることをやるべきなのに、全ての大企業が同じ方向へ向いたのがSDGsです。

どっかの大企業の社長が「うちはこの取り組みの内容には賛成できないから、参加しない。」と言ってもいいはずなのに、誰も反対しません。
「こういう項目がいるのではないか」という声も特にありません。

「会社は株主のものである。」という言葉があります。
株は会社の権利を小分けしているようなものなので、株主のものであるというのは、そのとおりなのかもしれません。
日本の大企業の株は30%が外資の投資家が持っていると言われています。

30%がどれくらいの力があるのでしょうか。
昨年12月の東芝上場廃止が参考になると思います。
東芝は海外投資ファンドを排除し、経営を安定化させるといって、上場廃止となりました。
そして4000人の人員削減に、本社移転、東芝未来科学館の一般公開終了となりました。
海外投資家の影響力はかなり大きいと考えられます。

また反対に、会社は株主のものですから、海外投資家がいなくなった東芝が今後どういう動きをするのか、出来るようになるのかは、注目するべきことだと思います。

まるで大きな組織は風船のようです。
風船はあんなに小さいのに、息を吹き込めばデッカくなります。
息を吹き込む人、大量の息を吹き込める人がいればいるほど、大きな風船を作ることができます。
「誰かが息を吹き込んでいたから大きな組織になっていたのではないか。」と考えてしまうくらい、息を吹き込む人がいなくなくなれば、ビックリするほど選挙では勝てなくなり、企業は小さくなるようです。

さて、この動きはどれくらい広がっていくのでしょうか。
大きな組織と支援の関係を見ていくと、支援側に共通点があることもあるでしょう。

化粧品研究者こまっきー

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