春になると、「冬よりも水分を多く取っていきましょう。」という記事を定期的に書いています。
先日、知り合いがGWで旅行に行った時に「今までは夜ホテルに泊まる時は、いつも頭痛がしていたけれど、水分をこまめに、多く摂るようにしていたら頭痛が無かった!」と報告がありました。
知り合いは旅行の度に夜は頭痛が起こることが多く、「ホテルとか旅館が合えへんのかな。やっぱり家が一番や。」と思っていたそうです。
普段は頭痛が起こらないのに、旅行に行ったときだけ起こるとなると、滞在先のホテルや旅館の環境が原因と考えてしまいます。
しかし、普段との差はそこだけではないのです。
仕事をしている時は、魔法瓶にお茶を入れて持っていっていき、こまめにお茶を飲むようにしているそうです。仕事は毎日のことですから、お茶をこまめに飲むことに気をつけていたら、いつの間にか習慣化して、意識せずとも水分を摂るようになります。
それが旅行など、普段と違ったことをすると、いつもの習慣を忘れてしまいます。
日中は旅行を楽しみ、こまめに水分補給することを忘れ、夜になると水分補給不足のツケが回ってきます。
仕事がデスクワークの人からすると、旅行はいつも以上に動き回るので、いつも以上に水分を失います。いつも以上に水分を摂らないといけないのに、いつもよりも少なくては頭痛が起こってもおかしくないです。
水分補給だけでなく、いつもより動くのであれば肉体的な疲労が原因で何か症状が出ることもありますので、普段は頭痛はないのに旅行に行けば頭痛になるからといって、滞在先の環境が原因と決めつけてはいけません。
頭痛が起こった時の環境や場所だけではなく、1日を通して普段との違いを考えて、その違いの中から原因を探っていくと「水分足りてないかも。」と気づくことができるでしょう。
水分不足によって起こることは頭痛だけではないです。
水分が不足すると、身体の巡りが悪くなりますので、巡りに関係するトラブルが起こります。
むくみは分かりやすい水分不足の症状です。
立ち仕事や座り仕事など、同じ姿勢が長く続くとむくみにつながると言われています。
そのせいか、ストレッチをしたり、着圧ソックスを履いて血流を流せばいいという考えがありますが、それでは改善しないでしょう。
いくらストレッチなどをしても、流れるものが無くては巡りは改善できません。
川に水が十分にあると、水は流れていきます。
枯渇すると、流れも悪くなり、やがて水溜りになります。
水溜りになると、いくら川が斜面になっていても流れずに停滞します。
むくみとは、この水溜りのような状態であることが多いです。
同じ姿勢によって、巡りが悪くなり水溜りができただけではなく、水分不足によって水溜りができます。
ストレッチの効果は、水分が満たされていることが大前提となります。
他にも巡りのトラブルですから、顔に熱が集まる、手足が冷えるなども挙げられます。
これらは熱のトラブルでもあるので、他にも原因がありますが、水分補給が少ないのであれば、いつもより水分を多く摂れば、症状が軽くなることがあります。
これから増えていく水分不足のトラブルが熱中症です。
熱中症を引き起こす原因は気温や湿度などの環境と、野外活動などの行動、体調不良などの身体の大きく分けて3つの原因があると言われています。
身体は体温の調節で日常的に肌から水分を蒸発させて熱を放出しています。つまり、熱の放出に水分を使います。
熱中症は身体から熱が逃げずに篭ってしまうことで起こります。
予防には涼しい服装や日陰の利用や水分補給などが挙げられますが、一番忘れがちなのは水分補給でしょう。
水分がなくては、身体から熱が逃げていきません。
体温と一緒に汗として出ていく水分は水だけではなく、塩分なども含みます。
水よりもお茶の方がミネラルだけで無くビタミンやポリフェノールなども含まれているので、僕はミネラルウォーターよりもお茶を飲んでいます。
日常的に飲むお茶は緑茶ではなく、やかんで大量に沸かせるほうじ茶やプーアル茶がおすすめです。
プーアル茶は麹菌で発酵していますが、発酵年数によっては土の味がするイマイチなものが多いので、もしご興味ある方は和知商店のプーアル茶を飲んでみてください。
和知商店TEL: 09019019839
関西の百貨店に出店していたり、電話で受け付けているので、気になる方は電話してみてください。一番賢く買うと、2Lで63円で飲める美味しいプーアル茶です。
ネット販売は行なっておらず、楽天市場にある和知商店は偽物ですのでご注意ください。
ほうじ茶はお近くの百貨店などで催しに来ている茶園の方から買うのがおすすめです。
ほうじ茶は茎茶であることが多いので、お手頃価格で購入できます。
大体150gで648円が相場です。
ほうじ茶は2Lあたり茶葉は10−15g入れるので、2Lで43-65円となります。
常温もしくは、温めて飲んでください。
冷たい飲み物を飲むには、時期がまだ早すぎますし、冷たい飲み物は緑茶のようにポイントで飲むべきです。
水分をしっかり摂って、お手洗いに行って、また水分を摂る。
巡らせるには、出ていくまでが1つの流れです。
水分を摂るだけではなく、出ていくから巡ります。
ぜひこの、摂って出すまでを意識してみてください。
この時期のダルい身体も解消されるかもしれません。
化粧品研究者こまっきー
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