1月の正月に続き、2月のバレンタイン、3月はひな祭りに卒業にホワイトデー、4月は入社入学で、5月はGW。
そんな中、6月7月は大きなイベントのないゆったりした時間が過ごせる。
8月はお盆があるし、10月~12月はハロウィンとクリスマスに年末があるので、
6,7月以外にゆったりした時間は9月しか無い。
その9月も、もしかしたら学祭とか仕事のイベントの準備があるので、10月に向けた準備期間となり、7月もそのような意味合いになるのであれば、
1年で一番ゆっくり出来るのは、6月かもしれない。
梅雨で思うように動くことが出来ず、イベントをしても雨で中止になるかもしれないのであまり大きなイベントが無いのかもしれない。
6月という1年の半分でやっとゆっくりとした時間が過ごせる。
大きなイベントに参加するのは自由なので、参加しなければいいだけの話だが、大きなイベントがあると働く側は興味が無くても忙しくなり、街は騒がしくなる。
“稼ぎ時”とは企業側の考えであって、その分の頑張りが働き手に来ることはあまりない。
細かくは繁忙期と閑散期があるので、繁忙期がすぐに給料に反映されることはないのだけれど、それが原因で頑張った分が評価されていないと感じて人は不満に思うのだろう。
頑張って残業して、いっぱい作ってイベントに臨んだものの、“生産数より売上数が低かった”ことが原因で給料に反映されず、廃棄だけが増えていく。なんてこともあるだろう。
1年の折返しということで、振り返ってみてどうだろう。
1~5月のような忙しかった方が良いという方もいるのかもしれないが、6月の全体的にゆったりとした時間は1年に1回で良いのだろうか。
今の高校生や大学生、社会人数年目くらいの人はこれが当たり前のように思うかもしれないが、バレンタインの友チョコもホワイトデーの盛り上がりも、ハロウィンも最初は無かった。
正月の後は3月のひな祭りまで何もないし、その後はGWまで無い。
少し前よりイベントが多く、繁忙期が多いはずなのに、生活は豊かにならない。不思議である。
4月の花見は大きなイベントに入るだろうか。
花見とバレンタインを比べると、花見はゆったりしていて、バレンタインは騒がしい。
他のイベントを比べてみると、日本由来のイベントと海外由来のイベントも同じように思う。
まあ、だから騒がしくて楽しい海外由来のイベントが盛り上がる訳で、どんどん増えていったのだが、今ひとつ、見直してみても良いんじゃないだろうか。
「やりたい人だけやればいい」とはいえ、働き手にも影響し、結局社会全体を巻き込むことになるだろう。
子供の頃、お盆の地域の地蔵盆が好きだった。
大人は準備に何日も前から動いてくれていたが、いざ始まると、みんなゆったりしていた。
イベントが始まったら、みんなでゆったりする。
子供が元気に動き、若い大人が相手して、それをゆったり見守る地域の祖父母たち。
6月のゆったりした時間は6月だけにしなくてもいい。
化粧品研究者こまっきー
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