化粧品研究者こまっきーの語り部屋

化粧品研究者こまっきーが普段考えていることを書き留める、日記のようなもの。

今年、もし壁にぶち当たったら

占いみたいな話ですが、今年もし、思わぬことで壁にぶち当たるようなことがあれば、
立ち止まらずに考えて、正しいと思う方を選択して下さい。

人は思わぬことが起こると、楽な方を選択してしまいがちです。
それが悪いことであっても「仕方ない。」と自分に言い聞かせて、分かっていながら悪い選択をすることがあります。それ以外の選択肢が無いと思っている場合もあるでしょう。
そして、それが何年何十年と時が過ぎていくうちに悪い選択をしたことを忘れて、その選択が当たり前のようになってしまう。なんてことがあると思います。

去年の暮れに発覚したダイハツの問題はまさにそれです。
バブル真っ只中からずっと不正をしていたわけで、最初はバブルによる経済の循環に会社がついていけず、上からの圧に耐えられずに誤魔化したのかもしれませんが、バブル崩壊後は余計にそこに時間をかける余裕がなくなり、結果的にそれが34年も続いていたことが分かりました。

自民党の裏金問題もそうです。
当たり前のように行っていたので、それがオカシイと誰も思わなかった。新人はオカシイと思っても「こういう社会だ。」と言われると、そう思うしかなく、いつしかオカシイという感覚も忘れて、部下が出来たら「こういう社会だ。」と言うようになる。こんな感じじゃないでしょうか。
深夜まで残業するのが当たり前の会社では、労働基準法に違反していても、社員の殆どがオカシイと思っていても「そういうもんだ。」と思って働く。そういうのと近いと思います。

つまり、この2つの問題は自分達のごく身近なところで起こっている“オカシイこと”と仕組みは同じだと言うことです。仕組みが同じなら、その“オカシイこと”が発覚した場合に会社が傾く可能性があります。

また、これだけ大きな組織の問題が露わになったということは、バブルを含む平成時代の誤魔化しが、もう通用しないということです。
誤魔化して楽しちゃダメだということです。

それでもバブル崩壊のときのように、立ち止まっちゃダメです。
立ち止まることは悪い選択です。
よく考えて、ダメだと思う選択肢は捨てて、正しいと思う選択をしていく必要があります。
それが例えすぐ結果に出るようなことではなくても、ちょっとでも良い傾向にあるなら続けてみる。正しいと思う選択を選択して、実行することを繰り返す。
正しいか正しくないかで判断しないといけません。
正しい選択をしているときは、自分自身の気持ちがすごく楽になっていることでしょう。

当たり前過ぎて気づいてなかった事から問題になることもあるでしょう。
その時も自分で気づいて、自覚して、考えて正しい選択をしていけば、なんとかなるでしょう。

去年の最後の3ヶ月の大きなニュース達を見ていて、
今年に“正しい選択をすれば未来が切り開かれる”。
そんな年になるのではないかと思いました。

僕自身も楽と誤魔化しに釣られないように気をつけます。

化粧品研究者こまっきー

↓こちらもどうぞ↓

www.komacky.com