化粧品研究者こまっきーの語り部屋

化粧品研究者こまっきーが普段考えていることを書き留める、日記のようなもの。

5月病は気温差が原因。

5月病といえば、4月の新しい生活に一段落してGWで休んだら、急に学校に行きたくなくなったとか、会社に行くのが嫌になったなどの症状が挙げられるので、なんとなく精神疾患であるように考えてしまいます。

まあそれも一理あるのですが、それだけではなく、新しい生活環境に対する精神的な疲れに、春の気温差が後押ししています。

少し前に“乱高下のない気候”という記事を書きました。春といえば今日暖かくても明日は寒く、明後日にはまた暖かくなるというような、毎日の気温が安定しない傾向があります。毎日の気温差による体調不良が起こりやすいのですが、今年はそういった気温差がなく、非常に安定していました。
3月は寒かったとは言え、気温は徐々に上がっていき、4月に入って急に気温が上がっても、急に下がることはなく、また徐々に上がっていきました。
急に気温が上がる時はあっても、それ以外の日は安定していました。

これは今年の春は体調管理がしやすいかも?と思っていましたが、春にはもう一つの気温差がありました。
1日の中での気温差です。

関西では1日の気温差は10℃くらいで、これは夏でも冬でも気温差はあまり変わりません。冬は0-10℃くらい、夏は28-35℃くらいです。春や秋も同じく10-20℃と10度くらいの気温差なのですが、同じ気温差10℃でも、春の気温差は特別です。
冬の0-10℃は0℃も10℃も寒いので、身体は寒さに対応します。
夏の28-35℃は28℃でも暑いので、身体は暑さに対応します。

春や秋の10-20℃は別です。
10℃は冬の日中の気温ですので、春の夜は肌寒く、20℃を超えると暖かく暑くなるので、身体は日中は夏よりの気温調節をし、夜は冬よりの気温調節をします。
1日の中で、身体の調節が大きく変わるのです。

そしてGWは毎年、気温が一旦グッと上がる傾向があります。
今年も4月中に最高気温25℃になる時はありましたが、GWに入ると更に上がって27℃と30℃近い気温の日がありました。
最高気温が上がると共に、最低気温も15℃くらいまで上がっていました。
15℃まで上がると、冬の肌寒さからは脱出したなとは思っていたのですが、GW中は朝起きる時身体が少しダルかったです。
やはり15-25℃の気候になっても、15℃と25℃では身体の体温調節はまだ違うようで、朝晩んの寒暖差で身体がダルくなっていたようです。

そして今日と明日。
乱高下なく安定して気温が上がっていましたが、ここに来て急降下です。
昨日から強い北風が吹いていました。
今日は10-19℃で明日は8-24℃と、3月下旬のような気温となるようです。

GWの遊び疲れに重なって、このタイミングで体調を崩す人が増えるかもしれません。
「なんか身体がダルいな。」と思ったら、無理をせず休むことです。
この時期の気温差への対処方法は、動ける時は動き、調子が悪い時は無理をせず休むことです。それしかありません。
無理をして、風邪薬を飲んでその場を誤魔化しても、後回しになるだけです。
後に回すと蓄積されていくので、同じ風邪でも治りにくくなります。

栄養のあるものを取れば良いとか考えても無理です。栄養のある、バランスの良い食事はその時だけすればいいわけではありません。食事の影響は積み重ねで良し悪しが決まります。

原因は気候です。
気候は僕たちにはコントロール出来るものではないので、僕たちが気候に合わせて生活しなくてはいけません。

気温差によって、朝起きて身体がダルいと、学校や会社に行きたくなくなります。
この時期の精神疾患の悪化は、ストレスとか精神的な部分よりも気温差を考慮するべきです。

ここ2日、夜は肌寒くなっているので、布団はしっかりかぶって寝ましょう。
最近、布団が暑いなら、パジャマを薄くするといいです。布団を変えてしまうと、寒い日に対応できなくなるので、布団はそのままにパジャマを夏用に変えましょう。
それでも暑いなら、足からお腹まで布団をかぶせれば、身体を冷やすことなく寝れるので、朝身体がダルくなりにくくなると思います。
窓を開けるなどして、夜の空気を部屋に入れてしまうと、寝ている間に部屋の気温が下がって、身体がダルくなってしまいます。日中の暑さで部屋がムワッとしているなら、窓を開けるのは寝る前までにしておきましょう。
隙間風は夜の空気の入れ替えに丁度いいので、気にしなくていいです。

この2日を超えたら、気温はまた安定して上がっていくようです。
来週には最低気温は15℃くらいとなり、それに合わせて最高気温も25℃超えるような気候となってくると予測されています。
身体がダルいまま、気温が上がっていくと、身体に熱が籠もってダルさが抜けなくなります。
調子が悪い方はこの週末はゆっくりして、身体の調子を整えておきましょう。

化粧品研究者こまっきー

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