立春が過ぎたように暦の上では春となり、
花粉は来ているし、桜もこれから1週間がピークとなりそうです。
ですが、春らしき陽気な日はまだ来ず、肌寒い日が続いています。
関西では2月に1日だけ最高気温19.7℃と20℃近い暖かさになり、このまま春が来るのかと思いきや、肌寒い気温に戻ってしまいました。
あれから1ヶ月の昨日はまた最高気温19.6℃となりましたが、明日からまた寒くなり、木曜日は最低気温1℃、最高気温8℃と真冬のような予報が出ています。
春ってこんなもんだったのか?
と過去10年遡って3月の最高気温を見てみると、上旬は平均して10-15℃くらいで、下旬に向かうにつれて20℃に手が届く気温まで上がっていき、4月に入ると20℃になる。という気温の上がり方でした。
最低気温も上旬に1℃になるほど寒い日は合っても、徐々に上がっていき、下旬の最低気温は10℃まで上がっていました。
春は大体気温差が10℃くらいで、平均最低気温が上がるたびに最高気温が上がります。
日中少し暖かいから夜の冷え込みがマシで、朝方の寒さが少しマシだから、また日中が暖かくなる。天候が変わり寒い日があっても、コツコツと暖かくなっていく。そんな風な気温の変化だったのですが、今年の3月は上がったら下がるの乱高下を繰り返していて、暖かくなりそうでならない日々が続いています。
そして面白いことに、毎年3月中旬から下旬に向かうこの時期は一旦暖かくなった後、寒くなっています。とは言え、今年ほど寒い気候にはなっていません。下旬には最低気温が10℃前後になっているように、寒くなっても最低気温が下がらないのが、3月下旬の特徴でした。
もしかしたら木曜日の予報1-8℃はオーバーな予報をしているのかもしれません。
寒くても困るし、急に暖かいのも身体がダルくなります。
これは身体の熱のコントロールによるものですので、服装は重ね着で、寒くても暖かくても外出してから調節出来る服装にしておくことで、体調管理になりますので、重ね着や薄手のストールを巻いて体温調節することをオススメします。
気温が下がる時は、雨が降るか風が強いかです。
雨は降っているときは気温が下がりませんが、雨が上がって以降は気温が下がります。風が強いと空気中の熱をかっさらってしまいます。空気も乾燥します。特にこの時期に「寒いな。」と感じる日は強い北風であることが多いですので、外出する時は天気だけでなく、風の強さと風向きも見ておくと、服装の選択ミスを防ぐ事ができます。
思えば、年々秋の季節が減っているなあと感じていました。
残暑がダラダラ続き、10月になってもまだ暑い日々が続くと思ったら、急に寒くなってきて、秋の過ごしやすい気候は2,3週間で終わり、冬が始まっていました。
今年はいつまでも冬が終わらずに、春が来ているのか判断しがたい天気が続いています。
このまま春も秋も減っていってしまうのでしょうか。
冬、残冬、夏、残暑、という四季ならぬ二季になってしまいそうです。
少なくとも秋の季節はもう殆どなくなっています。
今は南西の風ですが、太陽が隠れているので少し肌寒いです。気温が安定せず、空気中に暖かさが維持されないと、すぐ寒くなりますね。明日は風が強く気温も3-10℃の予報になっていることから、北風であると推測しています。
月曜日に北風、火曜日曇りで水曜日に雨予報と、今週は下がった気温が上がらない天候ですが、来週は10-18℃まで一気に気温が上がる予報が出ています。
10-25℃くらいが季節の変わり目であり、過ごしやすい気温なのですが、今年はその時期が短いかもしれません。既にこの1ヶ月は2-15℃くらいの気候であったように、まだ心地よい気候が始まっていません。
さて、春は来るのでしょうか?
春の季節はちゃんとあるのでしょうか?
今年は春はめちゃくちゃ短く、秋のように急に暖かくなっていくかもしれません。
化粧品研究者こまっきー
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