化粧品研究者こまっきーの語り部屋

化粧品研究者こまっきーが普段考えていることを書き留める、日記のようなもの。

休むというスイッチを押す


11月は過ごしやすく、色んなところで出かけたり、友達とご飯を食べに行ったなんて話がよくありました。それが11月も後半になってくると、話は体調不良が増えていきました。
毎年11月は大きなイベントはなくても、過ごしやすいのでアクティブに行動する月な気がします。
そしてその後、年末になる前のこの1,2週間は出来るだけゆっくり休む期間だと思います。

僕なんかそうですが、そもそも休むというのが日本人は苦手な気がします。
「いつまでもゴロゴロしてんと、手伝いせえ!」だの、「休むのは怠け者」であるというのを子供のころから言われていました。僕の親も同じだそうで、祖母は今でも1日中動いています。
有給を取らないとか、長期休暇を取らないとか、日本人は働き者であると言われているあたり、休むの苦手な人、多いんじゃないでしょうか。

休むのが苦手な僕ですが、数年前から休むことの意味を勘違いしていることに気づきました。
休むとは、“スイッチを全てオフにすること”だと思っていたんです。
スイッチを全てオフにして、ソファに寝転んで、iPadで映画を観る、本を読む、寝る。
ところが、スイッチを全てオフにするということは、身体の働きを止めることなので、それって死ぬことじゃないかと気づきました。
休んでいても、身体は動いているし、呼吸もしている。なにか考え事もしています。
休むってなんだろうと考えました。

そこで考えついたのが、“休むというスイッチを押す”ことでした。

働くことや家事をすることの反対語として使われる休むですが、働くことも、家事をすることも、休むことも、全て行動のひとつなんです。
働くときは、働くスイッチを押す。仕事が終わったら働くスイッチをオフにして帰路につき、家事のスイッチをオンにして晩ごはんを作る。お風呂や明日の準備をして家事のスイッチをオフにしたら、休むというスイッチをオンにして、ゆっくりしてから、睡眠のスイッチをオンにする。
自分の中には色んなスイッチがあって、そのスイッチを押して切り替えていました。
休むもそのスイッチの一つで、全てをオフにして休むのではなく、休むスイッチをオンにすればいいんです。

“休むのは怠け者”の先入観は捨てきれそうにないです。
ゆっくりしていると、「ダラダラしてたら、あかんのちゃうか。」と今でも時々そう思います。
その先入観を上手く利用し、屁理屈をこねてこねくり回し、“休むというスイッチを押す”ことにしました。

休むことは大切なことです。
休まないと疲れが取れませんし、いいアイデアも浮かびません。前向きに考えることも出来ないので、ネガティブなら休むべきです。
どんな病も休むこと以上に強力なことはありません。薬を飲んでも休まないと、その場しのぎなだけで悪化していきます。

それでも僕みたいに休むのは苦手な人は、
仕事をする、家事をすることと同じところに休むスイッチを作り、
休むときは休むスイッチを押してみてはいかがでしょうか。

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