化粧品研究者こまっきーの語り部屋

化粧品研究者こまっきーが普段考えていることを書き留める、日記のようなもの。

スーパーと僕


スーパーに行くと、よく話しかけられます。
少し前、どっちの豆腐にしようかと悩んで、安くなってる男前豆腐を手にすると、
「やっぱり?そっち?」と話かけられました。
「いま、こっちのほうが安いんですよ」と言うと、値段を見てなかったみたいで、
「あ、ホンマや。ほな絶対こっちやな。ありがとう。」と言って、安くなってる男前豆腐を手にとって離れていきました。

つい先日、筑前煮にちくわでも入れようかと、スーパーの練り物コーナーを見ていたら、別寅のちくわが安くなっていて、(お〜グッドタイミング!)と思っていたら、
「わたしもちくわしよ。」という声が聞こえたので、振り返ると女性の方がいたので、
「どうぞ。」と一歩右へズレると
「これな、安いときに買って、冷凍しとくねん。ほんでな、おでんに入れるねん。こないだもおでんしてんけど、安いときに買っといて冷凍しといたらええねんで。」と、ちくわ冷凍説を聞いて、(確かにいつも使うときにしか買わへんなあ。)と思ったので、
「あー、そうか。冷凍しといたらええんかあ。」と返事をすると、
「そうやで。冷凍しといたらええねん。別寅のちくわは美味しいからなあ。ありがとうなあ。」と言って、安くなった別寅のちくわを手に離れていきました。

こんな具合で、2ヶ月に1回は話かけれれてる気がします。
そして最後に「ありがとう」と言われる。いや、別になにもしてないし、値段は見たらわかるし、ちくわ冷凍説はその後スーパーに行くたびに練り物コーナーに立ち寄り、安くなってるかをチェックしてるくらい、僕のほうが役に立った話なのですが。
ちなみに大体年齢は50歳以上であると思います。
お喋り不足なのでしょうか。

面白いもんで、30代40代は全然ないんです。
30代40代で話したほうが献立のアイデア交換になると思うんですが、みんなスーパーは買うもの買って帰るだけのようです。

どうやら、母もよく話かけられるそうで、
「それ、どうやって料理するん?」と、こちらはレシピ相談があったそうです。

遺伝なんでしょうか。スーパーでよく声をかけられる遺伝子。
別にいらん遺伝子を受け継いでしまいました。
ちなみにこの話を友達にすると、「そんなに声かけにくそうやのに、ありえへん。」と言われます。
確かに、声をかけやすいような柔らかい雰囲気は持ってないです。

それでもスーパーでもちょっとした会話は嫌いじゃないです。
日常にちょっとした新しい出来事が生まれます。
他の家庭の小技を知れたりします。

なんて思ってるから、今月もまた誰かに話かけられるんでしょうか。

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