化粧品研究者こまっきーの語り部屋

化粧品研究者こまっきーが普段考えていることを書き留める、日記のようなもの。

睡眠不足からくる冷え


今日明日明後日、関西地方では10年ぶりの寒波が来る。
最近の天気予報はコロコロ変わる。
今日も90%雨だと言っていたのに、午前中に雨はやんでしまった。
その調子で明日明後日も寒くならなければいいのに。

寒くなると、寝付きが悪くなる。途中で起きてしまう。
いつから不眠症なのか?と考えたことがあるが、
小学生の頃に毎日寝れずに布団の中で右向いたり、左向いたり、隣の母を覗いたりしていたことを思い出した。
僕の不眠症は小学生の頃からなのか?
そもそも小学生に不眠症ってあるのか。。。

日中寒くて厚着をしても部屋を暖めても、なんだか寒い場合は、自分に身体を暖める力がない可能性がある。
生まれたての赤ちゃんは陽の気、熱が盛んで、成長していくたびに熱のコントロールする力、主に陰の気、冷やす力をつけていく。気温の変化や運動などによってその力は養われ、この冷やす力がしっかりしていると、アトピーや花粉症などのアレルギーのトラブルは防ぐ事ができる。
歳を取っていくと、今度は陽の気が減っていく。新陳代謝が落ちていき、身体に熱を作る力が弱まるので、活発に動けなかったり、寒さに弱くなったりする。肉を食べる高齢者が元気なのは、新陳代謝が落ちた分、肌の筋肉や脂肪で体温を保温しているのだろう。

歳を取らなくても、若くても冷え症という言葉がある。
冷え症には、循環不足と気不足があり、循環不足は巡りが悪いので手足の先まで熱がいかず、しもやけなどになるタイプ、気不足は陽の気である熱を作る力が弱いので、身体全体が冷えているタイプで、主にお腹から冷えている。

冷え症というワードで色々調べるとこういう情報はすぐに出てくる。
しかし、冷えにはもう1つ、睡眠不足がある。
夜は陰の気を養う時間である。寝ているときは深部の熱を放出し、活発に動いた日中の陽の気とのバランスを取る。しかし、睡眠不足が続くと、陰の気を養う事ができず、その減った陰に合わせてバランスを取っていくので、陽の気も減っていく。そして、身体全体に元気のない、冷えにも熱にも弱い身体になってしまう。

今でもまだ寝れていないが、本当に夜中アトピーがひどくて痒くて寝れない日々が続いたとき、朝から身体はだるいし、すごく寒かった。
冬なんかは暖房をいくら焚いても、家でダウンジャケットを着て、マフラーを巻いても寒かった。
身体の熱が小さすぎて、今にも消えてしまいそうな、そんな体調だった。

そんなときは動かずに休むしかない。
動けば疲れて余計に身体が回復しない。
リラックスするようなアロマ焚いたり、ストレッチしたり、は健康で元気な人がするもので、
こういうときは何もせず、動かずが、効果的である。

そして体力が回復していくと、また寝れるようになり、日中も動けるようになる。
僕たちは起きてる時間がメインで、寝ている時間がサブだと思いがちだが、もしかすると逆かもしれない。

今年の冬は寒い。本当に寒い。
その寒さで寝れない日々が続いているなら、毎週通っている習いごとや友達と遊ぶことをキャンセルして、まずはゆっくり休んで身体に陽の気を取り戻すべきだ。

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